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僕が美術部に入った訳

 さて、ただいま歩き始めて20分程。

 いつになったら着くのだろうか。


「大体、優斗は絵は苦手じゃないか。なのになんで誘われたからってそんな簡単に美術部に入ったんだ」


 そろそろ歩くことだけに飽きてきたのか悠里が話しかけてきた。

 悠里は、僕が描いた絵をここ1ヶ月程見てもう分かってるようだ。別に絵が好きでもないし、下手というほどでもないが(むしろ上手い方だと思っている)、何となく苦手なのだ。


「苦手だからこそだろう?別に嫌いってわけでもないし、ただ、いつもなら断るんだけど。あの雪野先輩に会ったら分かるだろうけど、あの人が誘わなかったら入ってないと思う」

「じゃあ何?雪野先輩?は、なんか変な電波でも流してんの?」

「かもな。だって元々は部活に入る気すらなかったからね」


そんな僕達の会話を聞いていたのか、先輩二人が会話に入ってきた。


「そうだぞ。司に会ったら気をつけたほうがいいぞwwなんたってあいつは変な能力持ってるんじゃねえかってくらい話に頭がもっていかれるからな」

「そうだね、一時期洗脳されかけたよね、神波は」

「確かに...って、お前なぁ。俺だけが変な奴みたいじゃないか」

「実際そうだったろ?」

「クソッ」


何やってんだこの人たち。まあとりあえず僕がこの部活に入る原因になった雪野司先輩とやらがすごいことがわかった。

遅くなりました。これからも不定期更新ですが、よろしくお願いします。

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