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今日の出来事

作者: たいやき
掲載日:2025/10/19

何もやらなくていい時間が生きていると遭遇することがあり、そのような時間があることは必然のように思えてしまう。その時間は自分の理性とは関係無しに訪れ自分の人生の邪魔をしてくる。この時間がじゃまになっているという感覚はこの時間を体験しないとわからない。そして次の日には記憶からなくなってしまう。ということは私は今日、この時間を体験したということだ。この体験をこの小説に書けることが奇跡のようにも感じられる。今日起こったことは電車で二駅だけ乗っているときの時間はやろうと思えば何かしらできるわけだが、その時間だけは自分でも不思議なくらいに何もせずに突っ立っていた。この時間こそ私がこの小説の冒頭で言っている時間である。この感覚は私だけのものであり他人と共有はできないものである。たとえこの中で話をしても真の意味でこの感覚を持てるのは私だけなのである。

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