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!?
わたしは、家に帰った。
部屋に入ってベッドに転がった。
ーーーなんで、頷いたんだろう
つーか、わたしのどこがいいのだろう?
友達いないし
人懐っこくないし
どうして...
ダメダメ!!
沙乃のことなんか考えちゃっ
アイツの思うツボだし
♪〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜
電話が鳴った。
ーーー誰?
沙乃だ。
「はい?」
『舞ちゃん、俺のコト考えてた?』
ーーーげっ
「考えてないけど」
『ぜってぇ、考えてたっしょ(笑)』
ーーーうっ
「沙乃と話すと調子狂う」
『それって、俺のコト考えてるってことだよね♪』
「バーカ」
『(笑)』
「もういい、切る」
『あっ、ちょっと待って!』
「何?」
『明日から家迎えに行っから』