其之後 よろず屋四人衆 之巻
又善児 極楽国土 有七宝池 八功徳水 充満其中 池底純以 金沙布地。
四辺皆道 金銀瑠璃 玻璃合成 上有楼閣 亦以金銀瑠璃 玻璃蝦蛄 赤珠瑪瑙 而厳飾之。
池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙香潔 善児 極楽国土 成就如是 功徳荘厳。
|又《う《</ruby> 善児 彼仏国土 常作天楽 黄金為地 昼夜六時 而雨曼荼羅華。
復次 善児 彼国常有 種種奇妙 雑色之鳥 白鵠孔雀 鸚鵡舎利 迦陵頻伽 共命之鳥 是諸衆鳥 昼夜六時 出和雅音。
善児 彼仏国土 成就如是 功徳荘厳 又善児 極楽国土 衆生生者 皆是阿鞞跋致 其中多有 一生補処。
===
「うわあああっ!」
パンッ、と、硬い音がし、どすんと尻餅を付いた。小さな少年の手を握って助け起こし、豪快に笑うと、少年も釣られて笑った。
「ははは……。やはり千手さまには敵いません。私のような弱輩者では」
「よせやい、あんときゃ偶々でえ」
「守るべきものがあるだけで、これ程までに武士というものは違いが出る。実に良い鍛錬を積ませて頂きました。有難うございます」
「あー、あー、あー。そういう堅苦しいのは無しにしようぜ、なんだかんだで俺達の都合でお前ら待たせてる訳だし……。なあ?」
そう言って様子を見ていた二人の武士は、顔を見合わせて微笑んだ。
「何を仰る。今我々がこうして、息子と再び見え剰え貴方方と道を共にできるなど、これ程僥倖な事はない。愚息も世話になった貴方だ。我等は貴方方の恩義に報いたい」
「そうですとも。あの時の御恩を忘れたことはございません」
照れ隠しの種も無くなり、ぷいっと背中を向けた所に、子供らが何人か集まって来た。どうやら喧嘩をしたらしい。
「千手さまぁ! 酷いんじゃ酷いんじゃ! 兜跋さまがワーのべごもち食べた!」
「兜跋さまがお怒りじゃあ、わあああーん!」
「違うよ! 先においらの団子食べたのはそっちだもん!」
「あれは帝母さまのだご汁に使う大事な団子じゃった! じゃから――」
「じゃあ何で皆で全部食べちゃったのさ! ひとっつも残って――あいた!」
ごつん、と、千手の拳が兜跋の頭を抑えるように唸った。おうう、と、兜跋は悶絶する。
「こんなところまで来て意地汚え喧嘩なんかしてんじゃねえよ。あっちはあっちで、大変なんだから、そんな時位皆で協力して――。……なんだよ」
その時、兜跋はじいいっと千手の顔を覗き込んだ。その眼は欺瞞を見抜く目だった。
「…………。口から甘い匂いするんだけど」
「何ッ!」
「どの口が意地汚えなんて言うんだー! おかしいと思ったんだよこんなチビっちゃいの達だけであれだけの団子食べ切れる訳ないんだよお前嫁さんの食べ物食べるなんて一遍地獄見てこい!」
「いたたたた! うっせー! 俺もお前も一度は地獄見ただろ! 文字通り!」
濡れ衣を着せられたと分かり、他の子供達も千手に群がる。武士二人は、まるで大勢の我が子と戯れているかのような千手を微笑ましく見つめるだけで、何もしてこない。
その時、千手の頭に巨大な岩石が投げつけられた。首が変な方向に折れる。
「千手殿! 兜跋殿! 何をしておられる! もう始まりましたつじー、さあ急いで!」
「マジか! ありがとよ猿!」
「わー! 急げ急げ! あ、若、仲直りは後でね!」
首をコキコキ鳴らしながら、二人は一直線に岩石を投げつけた田力がやって来た方向へ走る。まるで子供のように無邪気で純粋で、その姿は少し前の悪鬼羅刹の如き勇猛果敢な姿とはかけ離れている。同じことを、その場にいた菩薩たちが全員思っていた。
「全く、あの方々には敵いませんな」
「当たり前です。何せこの老骨をお救い下さる為に黄泉路まで来てくださった方ですよ」
「こら。父親とそんなに変わらない見かけで老骨なんて言うんじゃない」
「あはは、これは失礼しました、父上」
嬉しそうに笑う少年は、そう言いつつ、若い武士の手を握って擦り寄った。まるで幼き日を思い起こすかのように寄りかかり、美しい空を見上げる。
「どちらかと言うと他人事なのに、私達も心が躍りますね。そうは思いませんか、田力殿?」
すると田力はくるりと背中を見せた。女のするようなおんぶ紐の中に、背中合わせになった赤子が、先程の岩石投げなどものともせず、すやすやと眠っている。
「おいはあんまり……。おいの子も結構、凄まじかったから」
「それは同感だ。先にこちらに来た者としては、お前の生き様の方が凄まじくて、とてもじゃないが縁薄い者には余り関心がない」
先程稽古に負けた少年は、うんと背伸びをして言った。
「兄上! これはまた……」
「はっはは、止してくれ弟よ。私はこの通り七つのままだが、お前はもう十八の上に跡継ぎまでいるじゃないか」
「跡継ぎ……。帝母さま、上手く行くでしょうか?」
「行くよ!」
その時、兜跋と喧嘩をしていた菩薩が、一際大きく叫んだ。
「――だって、ワーより凄いお人のおんじサのらんだもん!」
「…………そうですね。あの方の御子息として、もう一度『生まれ直す』のですから」
「ここに来ていいと分かれば、てげすぐ出て来なるじー」
「では、一つここは我々からも呼びかけてみますか?」
「いいですね、兄上」
四辺皆道 金銀瑠璃 玻璃合成 上有楼閣 亦以金銀瑠璃 玻璃蝦蛄 赤珠瑪瑙 而厳飾之。
池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙香潔 善児 極楽国土 成就如是 功徳荘厳。
|又《う《</ruby> 善児 彼仏国土 常作天楽 黄金為地 昼夜六時 而雨曼荼羅華。
復次 善児 彼国常有 種種奇妙 雑色之鳥 白鵠孔雀 鸚鵡舎利 迦陵頻伽 共命之鳥 是諸衆鳥 昼夜六時 出和雅音。
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部屋の戸を開けようとすると、物凄い叫び声に驚いて尻餅を付いた。それに怯まず、千手は戸を外す勢いで中に飛び込む。兜跋も起き上がり、中に飛び込んだ。中では、大量の絹の如き手拭いと水差しが散らかり、逞しい蜘蛛の糸の力綱を握りしめた帝母が汗を流していた。引き攣った両足の間に、袖を結んだ姫が直々に手を入れている。帝母は千手と兜跋に気付くと、開口一番、怒凄声を上げた。
「おっそいわボケナスがぁああああ! こちとらもう一刻はねばっとるんじゃぞ何晒しとったこの――わああああああッ!」
大きく力綱が引っ張られる。その度に、ふわふわと力綱の細かな線が飛び散った。千手が力綱を握る手を包み励ましに行けば、兜跋は生まれてくる筈の弟を直ぐにでも見ようと、自ら引き寄せようと、産婆の手元に顔を突っ込んだ。
「あああーっ! う――っ! だああああああ! でねえええええ! こねえええええ! なにさらしとんじゃぼけえええええええ! でろおおおおおお! わあああああ!」
「焦るな焦るな、『あいつ』はちょっと引っ込み思案だったろ。今回もそうだろうから、あんまりきばんな」
「いっでええええええっ! はー、はー、はー、くそったれ! うおおおおおあああっ!」
汗で冷えたのか、血の気が引いたのか、自分の手の中にある筈なのに、その指が、甲が、手首が冷たい。歯はガタガタと鳴り、眼は時折後ろの正面を見る。
「おい! こっちもうそろそろ限界だぞ! そっちまだか? 出て来てねえのか!」
千手が兜跋に呼びかけるが、兜跋は兜跋で、呼び出すのに必死だった。千手は見かねて、震えて苦しむ帝母を片腕に強く抱きしめ、唇で呼吸を整える。少しだけ安心したのか、帝母の手綱を握る片手が、千手のそれを握る。
「あ……っあ、いったああああああ! まだかああああ! まだこんのかあああああっ!」
「全然見えてない! 開いてるけど!」
「このドあほー! バカむすこー! おやふこーものー! わあああああいてええええ!」
「落ち着け! 俺がここにいるから! 大丈夫だから!」
「あああああちくしょおおおおおでねええええでねえええよおおおおおおおお!」
悶えて苦しむ様を代われたらと千手が祈る様に力を込めた時だった。
四辺皆道 金銀瑠璃 玻璃合成 上有楼閣 亦以金銀瑠璃 玻璃蝦蛄 赤珠瑪瑙 而厳飾之。
池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙香潔 善児 極楽国土 成就如是 功徳荘厳。
|又《う《</ruby> 善児 彼仏国土 常作天楽 黄金為地 昼夜六時 而雨曼荼羅華。
復次 善児 彼国常有 種種奇妙 雑色之鳥 白鵠孔雀 鸚鵡舎利 迦陵頻伽 共命之鳥 是諸衆鳥 昼夜六時 出和雅音。
道端の砂が、水の中の花が、空を飛ぶ鳥が、そして数多の菩薩が、歌い出したのだ。皆帝母から生まれ直す新しい存在を歓迎していると、歌い出したのだ。その歌声に、帝母の様子が変わったのを、兜跋は見た。
「うわ! なんか赤いの出てきた! じゃばじゃばしてるのも!」
「御子ですわ! 帝母さま、始まりました、どうぞ力いっぱいいきんでくださいませ!」
「おらあああああああきこえるかばかむすこおおおおおおおさっさとでてこおおおおい!」
帝母の、地を割るかのような悲鳴にも負けず、砂が、花が、鳥が、菩薩が、そしてそよぐ雨風すらも、歌を朗々と歌い続けた。帝母は最早力綱に頼らず、千手の手と胸を両手で掴み、苦痛に泣きながら叫び続ける。悪態を吐く暇もなくなる程に呼吸が乱れると、千手が整え、背中の布団の間から背中を擦った。
「おいら達待ってるんだよ、ずっと待ってるの。根無し草だけど、ずっとココにいるんだよ。旅立てないんだよ! 早く戻って来て!」
「あんまり俺の嫁苦しませてんじゃねえぞ! さっさと出てけ! 待ってんだから!」
「はよでろー! はよー! はよー! ――わあああああああ――――ーーッ!」
びくん、と、帝母の身体が引き攣り、ぐったりと千手の膝の上に沈み込む。どくん、と、その場の三人の心の臓が音を立て、時が止まる。息が苦しい。胸が苦しい。どうなったんだ。一体何が起きたんだ。
だが、その次の瞬間、余りに長く感じた時間は、ゆっくりと動き出した。
――んぎゃあ、んぎゃあ、んぎゃあ………。
「帝母さま! お生まれですよ! 仰ったとおり、男の子です!」
「ふぁ……っ?」
ぼんやりとしている帝母の元へ、産婆をやっていた姫が産湯で嬰児を清め、乱れた着物の素肌に抱かせる。その身体は小さくて、けれども大きくて。思わず千手は涙を流し、帝母の手を握っていた手を離して二人ごと抱きしめた。帝母はまだ朦朧としているが、胸の温もりは確かに感じるらしく、いきんで破裂しそうになった腕で、裸の嬰児を撫でる。
「ありがとう……! ありがとう、本当にありがとう! 俺、今最高に幸せだ。これ以上ないくらいに極楽に行った気分だ! 最高!」
すると帝母は儚く笑い、そっと千手の唇に触れた。まだ浅い胸を、大きく膨らませる。
「はは……。何言っとんのけ。この子が来るまで、極楽には行かんと、皆で決めたじゃろ」
「ねえ! おいらにも抱かせて! おいらのおんじなんでしょ? 抱かせてよ!」
姫が帝母の下半身の処理をし始めたので、兜跋は帝母の頭に寄って来た。薄らと開いた眼が、まだ生まれて半寸もしていないのにも関わらず、しっかりと兜跋を見ている。
「おいらが分かるよね? おいら、これからおあんこちゃんになるんだよ。今度こそ、おいらがずっとずっと護ってあげるからね」
「ほにゃ、ほにゃあ……」
それは言葉だったのか、それとも呼吸だったのか、分かる筈もなかったが、三人は、それが答えだと分かった。
三人にしか、否、四人にしか分からない世界がそこには確かにあって、そこに入ろうとする野暮な菩薩はいなかった。ただ、この地において、斯様な苦しみを得ても尚、取り戻そうとした四人の硬い絆に、感動することはあったとしても、そこに自分などが入れるとは思ってはいない。
とはいえ、生まれたばかりの子供には、必要なものがある。着物だ。もうその手足は、丸くなっているものから、少しずつ伸びてきている。帝母の胸も重く苦しくなってきた。そこに、慌てた様子で、別の女が駆け込んでくる。背中には帝母よりも先に産んだらしい子供、そしてその手には、作った、というよりも、再現した、と言った具合のもの。
「生まれやろ? 頼まれた着物、出来たじ!」
この地の空程ではないものの、美しい天色の隅取見頃と、深縹の一つ身。少し形は変わってしまったが、やはりこの子はこの色でなくては。千手が萌え出ずる織部色、兜跋が空を駆ける鳶色、帝母が鮮やかな猩々緋ならば、この子はやはり、空の色。天より木々の息吹を見守り、自由な鷹の空の舞を楽しみ、そして地を彩る鮮やかな花の為に雨と光を与える。
こんな小さな体で、随分思い物を背負わせてしまっていたんだね。でももう大丈夫だよ。
着物を着せると、嬰児は何だか不安そうに辺りをきょろきょろと見回した。千手が指を差し出すと、その指をぎゅっと握りしめる。心成しか怯えているようだった。
「千手殿ー! 兜跋殿ー! 帝母殿ー! お生まれになったか? 拝みに行っても?」
「大丈夫そうか?」
「おらは平気じゃが、こん子は少し不安そうじゃ……。まだ前の事考えとんのかねえ」
「それなら尚更来てもらおうよ。……いーよ、来てー! おいらのおんじ! 生まれたよ!」
真っ先に飛び込んできたのは、兜跋と喧嘩をしていた菩薩だった。そこから武士の双子の兄、その弟、息子、最後に猿と呼ばれた菩薩が続く。子供を持った経験のある菩薩は、祝福を千手に先ず述べに行ったが、そうでない菩薩たちは、帝母が態々浄土に止まり苦しんでまで手に入れた存在――善児の方が気になっていた。
「むぐむぐ動いてら! なしてなして?」
「元のお姿に戻ろうとしているのでは?」
「そう急いて大きゅうなられましても、帝母さまのお乳を飲まなくては――」
「あー! ふぎゃっ! あーあー!」
「あはっ! おっぱい要らないってさ!」
「兜跋さま、ワーも抱っ――あいてっ」
「若、それにこの愚息。善児さまの御岳父にご挨拶もしないで何をしている」
「これは失礼いたしました。改めまして、おめでとうございます。そしてご母堂様も、お疲れ様でございました。早々押しかけましたご無礼をお赦し下さい」
「かんに。……うわ、善児さま、もう立ってら! 凄い! 早い!」
「なー、なー、あー、むー……」
善児はぺたぺたと兜跋の顔を触り、抱かれていた腕からころりと降りると、怯えるように、帝母でも千手でもなく、兜跋ですらなく、若率いる無数の子供らの中に隠れた。隠れたと言っても、鮮やかなその着物はすっかり身体に馴染んで、良く映える。
「…………なんで、ぼくを、ここに」
喋った! と、菩薩たちは驚いていた。
「『なんで』だって? そりゃお前がお前だからだよ。それ以外に理由なんかあるか?」
「…………ぼくは、ひとじゃ、ない。こんな、こと、したら、ごくらく、いけない」
「行けないなら目指して歩けばいいじゃん」
「…………ぼくは、きみたちと、ちが――」
「じゃかっしいわこの引っ込みバカ息子!」
未だ痛む身体を捩り、夫である千手の力を借りて、帝母が善児に近づく。善児が顔を下に向けているので、両手で顔を包んで上を向かせる。それでも視線は外していた。まるで、聖なるものを見ないようにしているかのよう。
「おめえはおらの息子じゃ! そりゃな、種子島が兄御になって捻くれる気持ちは分かりゃあでもねが、おらがギャアギャア喚いてひりだしたんは、おめえがよう知っとろが!」
「そりゃもう、ガックガクのブルッブルだった。俺、こいつここでも死ぬんじゃねえかと思ったわ。もうあんな思いは勘弁だ……」
「おいらがおあんこちゃんなの、嫌?」
「…………そういう、もんだい、じゃ――」
「だー! うるせえ!」
会話の間にもむくむく大きくなっていった善児の頭を、千手が腕の一本で頭をぐりぐりと撫で、もう二本で抱き上げ、片手を腰に当てると、ビシッと鼻先に指を突き付けた。
「そういう問題なの! よろず屋は誰一人欠けちゃいけねえの! 俺! 日向! 種子島! そしてお前がいなきゃ意味ねえの!」
「そーそー! 武蔵の言う通り! その為に、みーんな、待っててくれたんだよ?」
そう言われて、善児は、漸く自分の石で顔を上げ、辺りを見回した。周囲には、自分の存在を歓び、感謝する菩薩たちしかいない。
「そんじゃまあ、お前にゃ悪いが、早速旅を始めようかねえ。……立てるか? 背負う?」
「なあに、かかあが息子よりだらける訳にゃいけね。自力でおめえも這い出て来たんじゃ。もうおめえも歩けるじゃろ? ほな行こか」
「おいら達は、根無し草のよろず屋だい!」
――さあ行こう、出雲。
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あらゆる道には、沢山の美しく光る砂が敷き詰められ、その上の楼閣は種々色々の宝石に彩られております。池には、車輪の如く大きな、蓮の花が其々に自分の色で輝いて、それはそれは言葉に表せない程見事であります。これらの極楽は、衆生を極楽に導いた故にあるのでございます。
善児さま。
この仏国土には、常に優れた歌が流れ、黄金の大地に、昼と夜に曼荼羅の華が降るのです。
また、善児さま。
この国には常に、様々な鳥がおりまして、これら諸々の鳥達もまた、朝と夕に雅な声で鳴くのでございます。
善児さま。
かの極楽には皆、このような仏になる事に定まった菩薩がおりまして、彼等は貴方が衆生を極楽に導いた故にあるのでございます。
『よろず屋』 <了>




