6話
アッシュがギルドに向かってる間にガインとリーネとキルで盗賊達を縛りあげたがほとんどの者が痛みからか気を失っていた。
「キルは一人でこいつらをやってしまうとは凄いな!
キル・クライアと言われても納得できてしまうかもな」
ガインは俺を災厄じゃないかと疑ってるみたいだな。
流石はリーダーといったところだがバレて面倒事に巻き込まれたくはないからな。
「俺はただのキルだ。
盗賊達をやったのは俺のスキルを使ったがスキルの詮索はやめてくれよ?」
「確かにスキルを無理矢理聞いたりするのは良くないからね!」
リーネはうんうんと頷いていた。
ガインは釈然としない様子だがこれ以上は深く聞いてこないようだ。
「ところでさっきからちょくちょく出てきてる冒険者のランクは何が一番なんだ?
世間知らずでな冒険者って仕事は知っててもランクがいまいちなんだ」
キルは気になっていた事を聞いた。
「冒険者はSランクからEランクがありSが一番上でEが一番下で登録した時は基本Eから始まる。
俺等のAランクってのは上から2番目だな」
「なるほどな。
じゃあガイン達って強いんだな?」
その後もガイン達と話しているとアッシュが荷馬車に乗って戻ってきた。
「お待たせ!
さて盗賊達を乗せて町に戻ろう!」
気絶してる盗賊共を乗せるのは少し面倒だったが全員を荷馬車に乗せ町に向け出発した。