絶望
お待たせしてスミマセン!!
お楽しみください…
――ガラガラ
「お、あいつが来たぜ。」
「お前、よく来られたな。よしよし、いい子だぜぇww」
「今日も苛められに来たのか~。いい度胸じゃねぇか、楽しみに待ってろよ」
アハハハハ!! ウケる~ww
今日も、うるさい。耳障りだ。まぁ、あと少しの辛抱…。
もうすぐあいつらは、地獄行きだ、地獄行き……
地獄行き? そうか、地獄行きかぁ。でもそれじゃあ、物足りないなぁ
あいつらには、もっと苦しんでもらわないと。
どうしようか? まだ、時間があるとは言え、早く決めないと。お獄釈様がどっかに行ってしまうかも。そうなったら手遅れだ。さぁ、どうしよう…
★ ★ ★ ★ ★
「おい、早くこっち来いよ」
「苛められに来たんだろ~?」
「はぁ、勝手にしてくれ」
「あぁ!? なんだその言い方は? てめぇ、俺たちをバカにしてんのかぁ??」
「ほらぁ、顔あげろぉぉ!!」
――ボコッ! ボコッ!
グシャァ グジャ!
「オラ、オラァ!! お望みどおり、やってやったぜぇ?? ほら、感謝しろよぉ!? ありがとうございます、も言えねぇのかぁ!?」
「う、うぅ。もう、辞めてくれ…。」
――正直言って、ここまでやられたのは初めてだ。なにかしたか?俺は??
お願いだ。もう、やめてくれ…
「辞めてくれ、だとぉ!? なんだその口の聞き方は?? そんな口は必要ねぇなぁ??? あぁ!?」
そういってカッターを取り出し、俺の口の中に入れようとした。
ああ、もうダメだ…。俺は、このまま……
――生きている意味がなくなる――