4章登場人物まとめ
ウィルフリート・フォン・アーチェディア
トレーラントの契約者。アストルム国王。
エミールの蘇生を目指して今日も元気に人を絶望させている。
王としての評価はまずまずで、人々からもいろんな意味で好かれている。
魔道具やゴーレムの作成はそれなりにこなせるが、本業には敵わないので今章からはほぼジークに任せきりになる予定。魔法薬は二人とも本業ではないので、力を合わせてエミールの身体を再生させる薬を作っている。
最近はトレーラントが頭の上に頻繁に乗ってくるため、首が凝っている。
トレーラント
ウィルフリートの契約者。自他共に認める優秀な悪魔。
最近は黒猫の姿になってウィルフリートの頭に乗るのが趣味。自分では絶対に認めないが、割と悪戯好き。
灰色の小さい鳥を追い回したり、ゴーレムと契約したり、復讐を目論む青年を演じて情報を流して誘導してみたりと二章ほどではないが暗躍している。
スロウス・フォン・アーチェディア
悪魔。ヴェッキオ枢機卿の又甥でヴェンディミアにあるアーチェディア子爵家の三男。
普段は気楽な貴族の三男として世界を巡っている……という設定。
トレーラントの先輩で悪魔としての名前は「クラージュ」。
三百年前にジークと交わした契約を果たすためにウィルフリートに近づいた。
ジークと契約してアーチェディアの家名と爵位を手に入れたあと、養子に家を継がせて人間の世界で長く使える地位と貴族の身分を得ることに成功した。
ジーク
ウィルフリートの先祖であるジークフリートの魂……ではなく、思考と人格を封じた魔石を核に作られたゴーレム。
基本的にはスロウスと契約した時のジークフリートと同じ性格・思考をしているがジークフリートとは別人。
魔道具作りを得意としており、この世界の人間の中でも一、二を争うほど腕がいい。
スロウスに渡した爵位は、聖堂騎士団に入った弟が異世界の勇者を庇って殉職した時に得たもの。
不死鳥
炎の高位精霊。
のんびりと世界を巡っていたら突然黒猫に追い回されて大変な目に遭った。
人間に動かされる悪魔という面白いものを見られたので、満足している。
人間が再生薬を作るのは難しいとは知っていたが、ウィルフリートなら可能だろうと判断して教えた。今でももちろん期待している。
再生薬の材料である「不死鳥の遺灰」を渡すため、毎回死んでいる。
アルナルド・ディ・ヴェッキオ
ヴェンディミアの第一枢機卿であり、アストルムの宰相。
権力への欲求は結構強い方で、自分の目標を叶えるためなら多少強引で汚いやり方も取ってきたが、神への信仰心と実力は本物。
枢機卿として最年長の為、他の枢機卿からも一目置かれている。今の教皇とは過去にいろいろあってあまり仲が良くない。
ウィルフリートのことは敬愛しているが、彼に政治を任せようとは思っていない。不向きなことは分かっているので。ぜひ今のまま象徴の王でいて欲しい。
又甥のスロウスを目に入れてもいたくないほど可愛がっている。
マクシミリアン・グレゴール・エアトベーレ
エアトベーレ国王。通称「魔法王」。
若くして王位を継いだ為、当初は侮られることが多かったがその魔力と政治能力で半ば強引に認めさせたすごい人。それ故、自分だけで抱え込もうとする癖がある。
最初から自分を侮らなかったウィルフリートのことは、その魔力や魔法の腕前も含めて尊敬している。
攻撃魔法が得意で、二百年間続いていたエルフとの戦争に勝利することで決着をつけた。
リディオ・アンティオコ・ディ・フィアスコ
聖堂騎士兼ウィルフリートの護衛。今は一応、聖堂騎士団から出向している身。
年は若いが、アストルムの騎士団の中では最も腕が立つ。
人当たりがいいので、迷宮の視察時には必ず連れていかれている。
護衛の中では唯一ウィルフリートから名前を覚えられている騎士でもある。
現在婚約者募集中。




