3章登場人物まとめ
ウィルフリート・フォン・アーチェディア
親友であるエミールを蘇らせるためにトレーラントと契約した。
前章で伯爵位を剥奪されてブレンネン公爵を継いだ。
しかし、炎の精霊王の怒りを恐れたヴェンディミアによって公爵家が取り潰されたこと、伯爵位の剥奪は不当だったと判断されて剥奪自体が取り消されたことから身分は伯爵に据え置き。
その後、ヴェンディミアの侯爵位と第八枢機卿の地位を授かったのちアストルム国王となった。
攻撃魔法は苦手だが、下位の悪魔くらいなら容易に殺せる。
運動神経はもちろん悪い。体術も子供相手ならなんとか通用する程度。
トレーラント
ウィルフリートと契約した悪魔。変化の魔法を得意とする。
普段は青年の姿だが、別人に成りすます時は女性になることが多い。
見た目は女性の方が好みだが、普段使いの姿は男性の方が便利だという判断の結果。
記憶力がよく、一度見聞きしたことは大体覚えている。
矜持が高いため、誰かに弱みを見せることが苦手。
レーベン・リーパー
死神。普段は教皇侍医「ヴィータ・グリム」として働いている。
ローザという恋人を蘇らせるため、トレーラントに協力している。
勝手に「レーベン」と呼ばれることはあまり快く思っていない。
しかし、ローザから「レーベン」と呼ばれるのは愛称として快く受け入れている。
例外はあるものの、基本的には死神以外の全ての種族が嫌い。
アヴァール・イグナウス・フォン・ハープギーリヒ
悪魔。ヴェンディミア唯一の侯爵にして教皇の相談役を務めている。
ヴェンディミアに公爵は存在しないため、実質最高位の貴族。政治的影響力が強い。
人間を担当する悪魔の中では特に強い力を持つ。悪魔としての名は「サジェス」。
面倒見がよく、スロウスのことは特に可愛がっている。レーベンとも仲がいい。
カンネリーノ
ヴェンディミアの第七枢機卿にして教皇侍従。
面倒見がよく、料理が趣味。特に彼が作る栗の粉のパンケーキは絶品。
枢機卿の中では若輩者の為発言力はなく、本人もそれを気にしている。
レーベンもといヴィータとは仲が悪く、しょっちゅう叱られている。
実は姪がおり、とても可愛がっている。
陛下
この物語のすべての……とまではいかなくとも、八割くらいの元凶。
彼がいなければウィルフリートは生まれなかったが、たぶん多くの人はしあわせだった。
本来はウィルフリートを養子として引き取るか、彼に冤罪が着せられたあと国王権限で死罪「だけは」回避させてやって、その代わりに隷属の首輪を嵌める予定だった。
周囲のせいで計画が狂ったので、人生はままならないと黄昏ている。
ウィルフリートさえいれば国は安泰だと思っているので、実は今の状況も大して苦ではない。トレーラントの存在だけが不満。




