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#1→#2 人物・設定紹介

※これはあくまで設定・人物紹介であり、本編ではありません。また、前作のネタバレを含みますので、ご注意ください。

◆登場人物


竜胆司りんどう つかさ

 主人公。

 虚弱体質で家事が得意なこと以外はごく普通の少年であったが、『眠り病』の魔禍に巻き込まれたことにより、魔女会議サバトとの関係を持つこととなる。

 彼自身は魔法的資質を持っていないが、彼の中に内包されているツカサの魂が彼に力を貸すことで、魔法を行使できるらしい。


三嶋愛音みしま あいね

 司の隣りに住む少女で、幼馴染の関係にある。銀髪に碧の瞳という、異国の外見を持つ。

 母が魔女会議サバトに所属していた魔女であり、彼女自身も魔女。かつて幼い頃に司を死に至らしめる事態を招いたことがあり、その贖罪のために彼を救うべく『眠り病』の魔禍の発端を開いてしまう。

 魔女会議には母を失った思い出があるため悪印象があり、エイルやシグムドたちには敵意を抱いている。


・エイル・フォースミリア

 魔女会議サバトに所属する魔術師ソーサレスト。金髪淑女の外見。

 上層部から『眠り病』の魔禍の調査を命じられ来日、魔禍の最中に司と愛音に出会う。

 常に眠たげな様子だが、魔術師としての実力は折り紙つき。従者サーヴァントとしてシグムドを従えている。


・シグムド

 エイルの従者サーヴァント

 粗野な顔立ちの青年だが、主人ミストレスのエイルに対しては兄貴的・父親的関係で接している。

 魔宝具アーティファクトとして、グレイプニルを所持している。


朝槻玲あさつき れい

 司たちが通う学校の保健教諭だが、その正体は魔女。

 愛音に協力し、司を助けるため『眠り病』の魔禍を引き起こすが、実際は自らの目的のために二人を利用しようとした狡猾な人物。

 本名はイドゥン・アークダイルで、エイルとは旧知の仲であったらしい。


水無月由紀乃みなづき ゆきの

 司と愛音のクラスメイト。

 丁寧な物腰の女子で、司に好意をもっているらしい素振りがある。

 ごく普通の一般人だったが、不幸にも『眠り病』の魔禍の被害に遭ってしまう。


・議長

 魔女会議サバトの最高責任者である議長。

 幼女に近い外見であるが、言葉の端々からは老練な性格を窺わせている。

 魔宝具アーティファクト・パンドラの瞳を用いて世界中の魔禍を監視する能力をもっている。

 名前は「ミーミル・アッシュ」


・ヴェオフル

 議長の従者サーヴァント

 紳士然とした言動が目立つ男性。


・司の父

 商社の中間管理職を勤めており、多忙なためなかなかに家に帰ってこれない。

 親バカを自認している変態であり、色々な意味で息子のことを愛している様子。


・愛音の父

 かつて魔女会議の諜報員エージェントを勤めていた経験がある。

 愛音の母となる彼の妻も魔女会議の魔術師ソーサレストであったが、彼女が行方不明になってからは生まれ故郷である日本へ愛音を伴って帰国しており、愛音を避けるかのように家にほとんど戻っていない。





◆設定・用語


・魔女

 世界のことわりを魔力で操ることができる力を得た、人でありながら人ならざるものとなった存在。

 だが、魔女という存在を『新たな種』とするか、『既存の人間と同一』と見なすかは各々の考えによって異なっている。


魔女会議サバト

 多くの魔女を擁する互助協会。自らの力を危惧する者たちが自然と集まり、現在の形となっている。

 主に世のことわりを故意に捻じ曲げようとする異端者グノーシスの駆逐や、魔禍マギによって歪められた地区の浄化などの活動をしている。

『世のことわりと秩序の保全』を主義として掲げているが、それに反発する者たちも多い。

 魔女会議に所属する魔女は『魔術師』と呼ばれている。


魔術師ソーサレスト

 魔女会議サバトに所属する魔女の呼称。特別普通の魔女と違いがあるわけではない。

 当然、魔女会議に属していない魔女は魔術師と呼ばれない。


従者サーヴァント

 魔女を護り、支える者たち。

 例外なく主人ミストレである魔女から力を託されているため、ほぼ魔女と比類するほどの能力を有している。

 従者となるためには、魔女と専用の術式を用いた契約が必要とされている。


異端者グノーシス

 世のことわりを故意に歪める悪しき存在。彼らの駆逐が魔女会議の主な活動のひとつとなっている。

 だが異端者の認定は魔女会議の判断で行なわれるため、自分たちはそうだと思っていない者も多々いる。


魔弾ガント

 魔力を収束した飛翔体。銃弾のようなもので、魔女の基本的な攻撃手段である。


・結魂のけつごんのほう

 魂を魔力のパスで身体と結ぶ魔法。

 蘇生魔法としての役割が強く、死した存在を魔法で蘇らせるため魔女会議からの禁忌の魔法とされている。


・還魂のかんごんのほう

 魂を身体へ還す魔法。

『結魂の法』がパスによる結び付けに対して、こちらは完全に身体へ魂を戻し定着させるため、蘇生魔法としてはこちらのほうが実用性が高い。

 だがこれも『結魂の法』同様、禁忌の魔法とされている。


魔宝具アーティファクト

 魔力により作られた芸術品。主に戦闘に特化した武具であることが多い。


悪魔ルカヴィ

 異界に住まう、意志を持った純粋な魔力の塊。

 そのままの状態ではいずれ拡散し世界へ溶け込んでしまうため、司たちの世界に留まるには肉体が必要となる。


・異界

 司たちが住む世界とは異なる次元。人間や魔女は存在できず、純粋な魔力のみである悪魔が巣食っている。


魔禍マギ

 世のことわりが歪められ、崩落していく事象。

 放置すると世界全体が崩壊する恐れがあり、魔女会議が魔法の濫獲を危惧している理由のひとつとなっている。


魔道具フェティッシュ

 魔法の品。魔宝具が一品物であるのに対し、材料や消耗品などがこれに当たる。魔石ジュエルなど。


造魔アガシオン

 魔女に魔力でもって使役させられている存在。使い魔的とほぼ同義。

前作との矛盾点などありましたら、メッセージなどにこっそり書いてもらえると嬉しいです。

次から、本編が始まります。

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