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「……む。ここは天国……では、ないようじゃな」
どれくらい、気を失っていたのだろうか。
意識が戻って真っ先に思ったことは、自分が情けない気持ちでいっぱい、ということじゃった。
あのような命のやり取りの最中に、気絶してしまうとはのう。
ましてや、ソフィアを護ると息巻いておいて、それを遂行できなかった自分が恨めしいほどだ。
ただ。
どのような幸運が起こったのか、余の命は尽きておらぬようじゃった。
さらには、敵の気配が消失しているようだし、物静かだ。
天国か、と脳裏によぎってしまったのは、外敵のなさもあったのだが。余の後頭部に伝わる、柔らかな感触のせいでもあった。それは驚くほどにしっくりとフィットしており、夢心地のような気にさせられる。お気に入りの枕でも、この快楽は味わわせてくれないだろう。
そんなにも極楽なのじゃから、天に召された、と勘違いしてしまうのも致し方ないところじゃった。
誰かに膝枕してもらっている、と理解したのは、それからすぐのことだ。
身を起こそうとしたのだが、全身が筋肉痛にでも見舞われたかのように、指先一つ動かせない。
しかし、余の鼻先には、よく知っている香りがくすぐっていた。その主を目視で確認できない代わりに、匂いで感じ取れ、と言わんばかりのものである。
「ああ、よかった。フレデリカ様、ご無事で……」
顔を覗き込んできたのは、ソフィアだ。
彼女は心底安堵したように、大きな吐息をついていた。ソフィアの全身は五体満足のようであり、余が気を失っている間に、ヴァルディッシュに襲われた形跡は見当たらなかった。
じゃが、不審に思ったのはそこではなくて、彼女の姿勢だ。
余のことを見つめる態勢は、四つん這いのようなものであり、つまりは、膝枕しているのはソフィアではない証拠。
では、一体誰が?
余は全力を出して、首を上に向けた。
「目覚めたのか。ふふ、久しいのう、フレデリカ。本当に小さくなってしもうて、可愛いやつじゃ」
余は唖然として、開いた口が塞がらなかった。
確かに、よーく知っている匂いがするのは、当然だ。
なぜなら、余を膝に寝かせているのは……。
「あ、姉上!? なぜ、こんなところに!?」
魔界第二位、次期王と名高い最強の魔族、余の姉上こと、ローズマリーだったのだ。
姉上は、余が魔界から旅立った時と、なんら変わらぬ見た目をしていた。
余とは対象的な、艶のある黒髪。それを、簪、というもので一つに纏めた、大人の色香を漂わせる美女である。
服装は、いつ頃からか着物、と呼ばれるものを愛用しており、今日もまた胸元がぱっくり開いたそれを着用していた。そして、裾から覗く太ももは、白皙の美足を誇っている。
美貌と強さを兼ね備えた、余の上に立つことを許された存在、それがローズマリー・ウル・レヴィアンサスだ。
「よい、寝ておれ。しかし、幼いフレデリカはこうも愛らしいとはのう。どうじゃ、妾と魔界に帰らぬか?」
「うっ……これだから、姉上には会いたくなかったんじゃ……」
余はげんなりとして、筋肉痛のせいではない悲嘆の吐息をついた。
姉上は、余ですらドン引きするほどの、特殊性癖の持ち主なのだ。
彼女が愛するのは、幼い女の子限定。つまり、ロリコンなのである。しかも、昔っからシスコンの気もあったしのう。
今の余の姿、姉上に迫られるのではないか、と危惧しており、実家に帰りづらかったのじゃが……。まさか、こんなところで再会するとはのう。
「つれないことを言うのぅ。妾と魔界で結婚式を挙げようぞ、フレデリカ」
姉上は余の頭を抱き、その豊満な胸元に埋められる。彼女のそれは、ソフィアには劣るものの、立派な巨乳だ。小さい頃は、姉上のおっぱいをよくスリスリしていたものじゃが……。
今は、ちと、恥ずかしいの。
「姉妹で、しかも年齢差があるんじゃから、無理な要求じゃ!」
「父上に、法を変えてもらえばよかろう? 血の繋がった姉妹でも結婚できる国を作ればいいことじゃ。蹴りの一つでも入れれば、言うこと聞いてもらえるじゃろ♪」
姉上はかんらかんら、と楽しげに笑う。
よもやこの姉、父上よりも力がありそうじゃな。
無理難題など、姉上には存在しないのかもしれなかった。
「はぁ……。姉上は相変わらずじゃなぁ。余には恋人がいるから、どの道その話は聞けん。それよりも、どうしてここにおるんじゃ、姉上」
姉上はプロポーズを断られたにもかかわらず、笑みを崩さない。余をかき抱くことが、心底幸せなようである。姉妹の愛、にしてはいささか重量を感じるが、こそばゆくもあった。
彼女は、瞳しか動かせない余の頭部を遠慮なしに、扇子でペシペシ、と叩きつけ、機嫌良さそうに双眸を細めている。
「ラウナに呼ばれたんじゃ」
「ラウナ、じゃと?」
「うむ。妾の通信機に、久しぶりに連絡があったと思うたら、ラウナからでのう。それで、フレデリカがピンチと聞かされてな。そこからは、ちょちょい、っとじゃ」
余はなるほど、と胸のつかえがとれた。
ラウナは機転を利かせ、魔界のポータルに入り、姉上に連絡を入れたのだろう。
援軍を呼んでおけ、とは言うたが、まさかそれが姉上とはのう。しかも、余が負けることを見越していたかのような働きぶりじゃな。
まあ、ラウナは万が一、に備えたのじゃろうが。
どこのポータルから姉上を呼んだのかはわからぬが、例えそれが最果ての距離だったとしても。姉上にかかれば、ほんの数分で移動できることじゃろうな。
それくらい規格外なのが、ローズマリーという王女なのである。
「して、恋人とかいうのは、そこの女子か? 確かに、フレデリカの好みそうな顔身体をしておるのう」
姉上が扇子で指し示したのは、ソフィアだ。
ソフィアは、姉上の膝元から余を取り戻したそうに、ウズウズとしていた。
無論、余も今すぐソフィアの匂いを嗅ぎ取りたいが……。
彼女を護り通すことができなかった恥辱と、自責の念によって、面と向かって顔を合わせにくかった。
余はぷい、とソフィアから顔を背け、姉上の膝の間に顔を潜らせた。
「そうじゃ。いずれ父上に報告にあがると思うからの。よろしくしてやってくれ」
ソフィアから顔を背けていると、思考は冷静さを取り戻してくる。ようやく、置かれている状況が把握できそうだった。
今は地下水路の中、この場に居合わせているのは、余たち三人だけのようだ。
どうやら、ヴァルディッシュの掃討が終わってから、間もないようである。
余は姉上の膝に顔を埋めながら、内心は煩悶としていた。
ソフィアとは顔を合わせにくい上に、身内である姉上が同じ空間に存在しているのだ。何をどう会話すればいいのか、混乱気味である。せっかく落ち着いてきた余のクールな脳みそも、たやすく弄ばれてしまう。
威風堂々たる余の心を、こんなにも簡単にかき乱すとは、恐ろしい女たちじゃのう……。
余はなるべく平然とした態度で、口を開いていた。
「にしても、姉上の力さえあれば、ヴァルディッシュなんぞ直接焼き払えたのではないのか?」
「ははは、そんなことはできぬ。妾は、力加減ができぬ故。街もろとも、消滅させてしまうわ」
愉快そうに、ぞっとしないことを口走る姉上。
そういえば、そうじゃったな。余も加減が苦手じゃ。姉妹なのだから、似ていて当然である。
しかも、本気で街を消しかねないのが、姉上の怖いところじゃ。
「じゃあ、ヴァルディッシュの本体は、どうやって始末したんじゃ?」
「お主の恋人じゃ。妾が駆けつけた時には、ほぼ片が付いておったぞ? ま、愛しの姉上である妾が庇っておらんかったら、フレデリカは、少々深い傷を負ったかもしれんがのう。どうじゃ、感謝したか? チューくらいは、くれてもよかろう?」
どこまでが本気で、どこまでが冗談かわからぬ姉上の相手は、ほとほと疲れるわい。
じゃが、結果だけを聞く限り、余はソフィアを護ることには間に合っていたというわけか。
いや、ソフィアの聖歌がすごかっただけ、なのかもしれぬが……。
余は、自分の力を信用できないほど、ネガティブな思考に陥っていた。自信とプライドが修復されるには、かなりの時間を要しそうじゃ。
もしかしたら、それは二度と戻らないことなのかもしれぬな。そう思わずにはいられないほど、余の心はずたずたに打ちのめされていた。
「三人とも、ご無事でしたか」
頭上から、機械のように冷めた声が投げかかってきた。
動かぬ身体にむち打ち、目を向けてみると、そこには地上へと続く穴からこちらを覗いている女がいた。
メイド服をひらひらとさせ、仁王立ちしているのは、褐色の肌に、銀のショートヘアをたなびかせている女性。ラウナだ。
彼女は特に変わった様相もなく、街が完膚なきまでに破壊される危機にあったとは思えないほど、済ました顔をしている。まるで、散歩道に通りがかったような空気を身に纏っていた。
ただし、くまのパンツがちらちらと見え隠れしているのには、気づいていない間抜けのようじゃが。
ラウナは地下道にひらりと飛び降りてくると、余に視線を向けてくる。
余はまたしても姉上の膝の間に隠れて、目だけでこっそりとラウナを窺った。
余と目が合うや否や、彼女の表情はしてやったり、と言いたげな勝ち誇ったものに変化する。ラウナは、普段の精緻に満ち満ちた氷の彫像かと思わせる無表情ではなく、口元には自然な綻びが生じている。
メイドは、さらりと揺れる銀髪を指で弄びながら、笑いを堪えたように目を細めていた。
恐らく、余がヴァルディッシュに負けたと見て、日頃の鬱憤を晴らそうとしているのだろう。
自分の機転のお陰で助かったんだぞ、とラウナの瞳は訴えている。
しかし、余にはぐうの音もでないものであり、反論などできるはずもなかった。辛い。
「おお、ラウナ。ご苦労じゃったな。お主のお陰で、小さいフレデリカを見ることができて満足したわ。狩りの時間を犠牲にした甲斐があったもんじゃ」
「狩りってなんじゃ? まさか、姉上、まだ引きこもっておるのか?」
姉上は、ラウナから余の情報を色々と聞き出していたようだ。
そうでもなければ、姉上は部屋から一歩も出ようとはしないだろう。
なぜならば、魔界第二位の実力を持つローズマリーの実体は、自室に籠もってコンピューターゲームに勤しんでいる体たらくなのだ。
姉上ほどの力があれば、人生に張り合いがないのもわからなくはないが……。実際に余も、ソフィと出会うまでは毎日が退屈じゃったしのう。じゃが、それでも、女の子をナンパすることが生き甲斐だったお陰で、日々に彩りは持てていた。
一方で、変態である姉上が抱く熱情は、ゲームと幼女にだけしか存在しない。そんな偏食家のように好き嫌いが激しい姉上には、父上もほとほと困っており、それが余の一家の隠れざる秘密じゃった。
「最近のゲームはな、すごいんじゃぞ。どれだけ距離が離れている相手と遊んでいても、ラグがないんじゃよ。フレデリカも、今度、一緒に遊ばんか?」
「……いや、遠慮しておく」
「本当につれない妹じゃのう。遊びにもフラれて、プロポーズも断られてしもうたわい。……フレデリカが妾の嫁になってくれん、というのなら、もう帰るとしようかのう。狩りの続きをせねばならんからな。一時間ほども、遅れを取ってしまったわ」
姉上は特にしんみりとした様子も見せないで、余を引き剥がした。そして、身体を動かせない余は、ソフィアに押し付けられる。
余の頭部は、恋人の爆乳が迎えてくれた。
……しかし、手放しで喜べないのは、自分の気持ちに勝負がついていないからだろうか。
余の精神状態など微塵も気にせず、姉上はばさりと着物をマントのように翻して、背を向けた。
「姉上……。もう、帰ってしまうのか。その……助けてくれて、ありがとう」
「なんじゃ、もしかして、妾と離れるのが寂しいのか? くく、礼はラウナと、シスターの恋人にでも言うことじゃな。では、またの」
空気を察してか、ソフィアとラウナがいそいそと姉上に向かって頭を下げ出す。
「あの……フレデリカ様のお姉さま。大変お世話になりましたわ、ありがとうございました」
「ローズマリー様。突然お呼び立てして、申し訳ございませんでした。お気をつけて、お帰りを」
姉上は軽く手を挙げると、重力を無視するかのようにふわりと浮かび上がる。そして、振り返りもせずに、空中を音速で駆け抜けていった。あっという間に、彼女の痕跡は消えてなくなる。
姉上が、つい今しがたまでここにいたことなど、夢のようにさえ感じた。ただ、地下道には、彼女の残り香が事実を訴えるかのように、漂っている。余にとっては郷愁に満ち溢れる、花のような香りだ。
しかし、姉上ときたら。別れすらも惜しまないとは、薄情なのか、本当にシスコンであるのか疑わしくもなるが……。彼女のことだ。きっと、何も考えておらぬのじゃろうな。その頭にあるのは、恐らくゲームのことだけである。
残ったのは、ソフィアとラウナ。
余は気まずさが再発して、ソフィアに抱かれたまま、顔を俯かせていた。
これではまるっきり、遠出をしたものの、早く家に帰りたくってだだをこねているかのような童女だ。
心が抉られている今くらいは、本物の童女にさせておいてほしいところじゃが……。
「フレデリカ様……えっと、わたくしのこと護ってくださって、ありがとうございました。ご立派でしたよ」
ソフィアは、いつものように優しい声色だった。それは心の傷に絆創膏を張ってくれる手付きみたいに、心臓をきゅんと切なくさせられる。
そして頭を撫でられ、体の奥底までじんわりと染み込んでくる、温かい抱擁を受けた。余を、慰めようとしてくれているのじゃろうか。
だけど。そんなにも慈しんでくれるソフィアの対応にもかかわらず。今の余には、傷口に塩を塗られたと感じるほど、堪えるのだった。
ストレートの優しさとは、時に刃よりも鋭く傷心に突き刺さるものなのじゃな……。
なぜなら、この水都での事件。余の力のせいでヴァルディッシュを暴走させ。ソフィアだけでなく、街の人々を危険な目に合わせて、挙げ句、口ばっかりで。大切な恋人を護ってあげることもままならず。そんな三下のような小物っぷりを露呈してしまった余を、ソフィアは全て許して、いつものように迎えてくれる。
彼女から溢れ出る母性の奔流を、一身に受けた余は……。
涙を零してしまっていた。
余は、生まれてはじめて、泣いていた。
最強の王族である余に、弱みなんてないと思っていた。だけど……今だけは、余も普通の女の子、になっていたのかもしれない。
「あの……その……じゃな。反省、しておる。できないことなのに、大口を叩いて、強行しようとして、すまなかった。今回はラウナのお陰で助けられたが……次からは、自分に自惚れないようにするから……」
ソフィアが余の背中をぽんぽん、と叩いてくれたから。余は、後押ししてもらえた気分になれた。だから、想いを全て乗せて、口を開く。
「えっと……ご、ごめん、なさい……」
ようやく、内面を吐露することができた。
嗚咽混じりで、謝ることでさえも、情けなさは拭いきれなかったけれど。自分の弱さを知ることこそが、成長に繋がるはずだから。人間という弱い種族であるはずのソフィアと生活をともにしてきた余だからこそ、"弱さ"を認めることができたのかもしれない。
ソフィアは弱りきってしまった余のことも、全てを受け入れて包んでくれた。今日の嫌なこと、全部を忘れるようにして、恋人と抱きしめ合う。甘やかな匂いが余の鼻腔を支配していた。
じゃが、二人だけのイチャイチャな世界を阻むかの如く、咳払いが飛んでくる。
「わかればいいんですよ。これに懲りたら、今後は私の指示にも従ってくださいね」
ラウナは溜飲が下がったとばかりに、口調も強気なものだ。
彼女の言うことももっともじゃ……。しばらくは、主従関係にひびが入りそうじゃなあ。
「ラウナさん。わたくしも、反省いたしました。自分がどれほど、迷惑なことを言っていたか。ですから、今日のこと、どうかお赦しください。……もし、わたくしのことが気に食わないのでしたら、いくらでも頬を叩いて良いですから」
ソフィアがぺこぺことラウナに頭を下げていた。それはまるで、自分の娘が悪さをしたときに、親の責任として謝っているかのような態度にも見える。余の過失を、ソフィアは背負ってくれようとしているのだ。
それを受けたラウナは、普段の怜悧とした表情はかなぐり捨て、優しげに微笑んでいた。その笑顔は、余にすらもあまり見せない希少なものだ。ナチュラルなメイドがそこにはいた。仕事抜きに、自然体にしておれば可愛いのにのう。大真面目な性格で絶対に損をしておるな、ラウナの奴め。
「いえ、私はソフィア様のこと大好きですよ。あの時、叩いてしまったのは、やりすぎだと思っていました。でも、私の想い、わかってくださったなら嬉しいです。今後とも、よろしくお願いしますね」
「良かった……。嫌われてしまったのかと、不安でしたの。こちらこそ、不束者ですが。よろしくお願いいたしますわ」
なんじゃその、結婚するみたいな挨拶は。余は彼女たちが親睦を深めているのをよそに、ふてくされ、唇を尖らせた。
そんな余を横目に、ソフィアとラウナはくすくすと笑っている。
「さて。街は暫くうるさくなりそうですね。これだけ派手に破壊されてしまったんですから」
「とりあえず、今日はゆっくりと寝たいところじゃのう。……宿に帰るか、ソフィ。ラウナ」
「「はい、フレデリカ様」」
二人は異口同音に、返事をする。
地上へ出ると、水都には活気が戻っていた。
天空を覆っていたヴァルディッシュの傘は見事に消えてなくなり、落日に迫った空がオレンジ色の艶やかな光を描いていた。
その茜色のカーテンが降りるサウレスの惨状は、無数の大穴が穿たれ、建物の殆どが倒壊している。
廃都とも思わせる街に浮かぶ夕陽は、神々の黄昏のようにも感じた。
しかし、人々は嘆くこともなく、街の復興に闘志を燃やしているようだ。まるで、祭りが始まったかのような喧騒である。水都の住人は平和が戻ったことに喜び、涙し、そして明日のために街を再興させよう、と前向きな空気を作り上げていた。
人間の心は、強いの。
しかし、思い返せば、とんだ難事件じゃったな。
まさか、レズ風俗で仕入れた情報から、街が破壊されるほどの事件に結びつくとはのぅ。
さすがに、くたびれたわい……。




