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麻薬エルフ   作者: 銀玉仮面
メキシコ編
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1-1『Refugiados』

一応近未来設定です。宜しくお願いします。

この物語は実際にあった事件等に着想を得ていますが、実在の人物や企業等とは一切関係ありません。



(ゲート)』、それは地球と異世界を繋ぐ次元の裂け目。


  西暦2042年、アメリカ合衆国ネブラスカ州の最大都市、オマハに最初の門が出現。門からは異世界からの難民と魔物が現れ、魔物は人々を襲った。

  すぐに米陸軍が派遣されたが、兵士や警察官含め死者22名の被害が出た。


  これが、門の出現による最初の事件となった。


  その後も門は世界中に何度も現れ、その度に凄まじい被害が出た。

  そこで、世界各国の出資と協力のもと、魔物の討伐と異世界からの難民の保護を目的とした組織、『特区公社』が作られた。


  難民向けの学校や職業訓練施設、法律も世界で作られ、世界はゆっくりと『異世界』に適応していった。


  だが、異世界からの難民とそこからもたらされた魔法や技術は、各地の紛争や犯罪を更に混乱させのだった。


  ☆


  ハイエルフである✕✕✕は父ブリンズと母マイラ、そして兄ユービクと共に門に飲まれた。

  南アメリカ大陸、メキシコに不時着した一家は特区公社の実働部隊に保護され、難民向けの学校で英語とスペイン語を習得。


  ブリンズはメキシコシティで保険の営業職に就き、マイラは専業主婦に、ユービクと✕✕✕は特区公社の学校に通った。

  父の収入は高めで安定しており、元々慎ましい生活だった為、違う世界でも一家は楽しく暮らせていた。


  だが、ブリンズとマイラは『ハイエルフ』という種族の価値、そしてメキシコだけでは無い、この世界の『闇』を知らなかった。


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