表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕の旅の終わり

作者: 傘
掲載日:2025/11/30

死に行く人は・・・・・・何を想うのか・・・・・

川の流れのように、人生は過ぎていく。過ぎて行って、流れていく。



 色々な人々がいた。色々な奴がいるのが、世の中なので、強いやつも、弱いやつも色々なのがいる。その中で、最も強い女と付き合っていこう。なぜなら僕の人生は不穏で、周りも危ないので、強い人でないと、耐えていけないのだ。




第一、ある程度強いやつだと、後で、狙われた時、負けてしまう。だから、もっとも強い女と付き合いたい。それが僕の希望だった。





「これも何かしら意味があることなのかな・・・・・」そう言い、僕は、彼女に鞘を渡す。



 鞘は、鈍色に光っている。古代からの装飾のように、派手ではないが、きれいだ。




「何?これは・・・・・」

「なんでもないよ」

「またなにかのいたずらなの?」

「気分屋だから・・・・・僕は」


 鞘は短刀の鞘なのだが、気に入った人に渡したかった。刀は抜き身だと、危ないのだが、鞘があれば、危険じゃなくなる。




「いい天気だね。」そう言う。

「・・・・・・・」彼女は何も答えない。ただ遠くの方をずっと見ている。




 遠く。僕は彼女の父を連想した。彼女の強い父。きっと頼りになるお父さんだったのだろう・・・・・・





 『会えば、また会いたくなる。会いたくなれば、また好きになる。好きになれば、殺したくなる。そこで殺さなければ、また会える。』そう言われた。





 僕の旅は、ここで終わりらしい。終着点は、何も飾りがなくて、けれどきれいで、すっと通った竹を連想した。



 季節はまた変わる。彼女も・・・・・



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ