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閑話休題 舞台歴史とかスキルとかキャラとかの説明

 閑話休題として、ここに置いておきます。読まなくてもストーリーは分かるので、暇つぶし程度にどうぞ。(一応手直しはしたけど、自分で読む資料として書いた物なので結構誤字脱字があるかも)



舞台:『レフト』という超巨大な惑星。直径は139,820 km(木星と同じサイズ)


歴史:人同士が戦争と進化を繰り返していたある日、突如自らを『シャイン』と名乗る悪魔と魔物が地底より現れた。それ以来、シャインたちは瞬く間にいくつかの国々を滅ぼし、人々を絶望の淵へと追い込んだ。

 しかし、ある日シャインたちは侵略の手を止めた。何故なら、『地獄』に現れた勇者と呼ばれる人の戦士に、『悪魔幹部』の最高位である『デビルシャチョー』が殺されてしまったからだ。普通の武器では死なない筈の悪魔幹部を殺したことから、シャインは畏怖を込めて勇者たちを『適合者』と呼んだ。

 ……今回は数で押し切り、ギリギリのところで魔王に辿り着くのを食い止めることが出来たが、このまま適合者を放って地上の侵略を続ければ、いつまた魔王に迫る勇者が現れるかもわからない。だから、シャインたちは地上の至る所に『ダンジョン』と呼ばれる建造物を作り、本物の地獄への入口を隠して、自分たちの地盤を固めながらも堅実に征服する事にしたのだ。

「こんな状況で、人同士で争っている場合ではない」

 そう言ったのは、レフト統一国初代国王、アウグストゥスだ。彼のこの言葉により、レフトの国々は戦争を止め、レフトを一つに統一して魔王を倒すために協力する事となったのだ。(因みに、統一国に名前は無い。争いの種になりえるから)

 しかし、シャインが一挙に押し寄せなくなり、目に見える恐怖が無くなったことで、一般市民の危機感は次第に薄れて行った。更に、世界を救う意識の低い勇者たちには、国からの援助で贅沢を尽くす者も少なくなく、碌に成果を上げる事も無かった時代が続いた。

 その為、国を統一してからしばらくは手厚かった勇者パーティへの支援も次第に数を減らしていき、第五十四代目の勇者であるシロウのパーティには、遂に月々手取り22万円(悪魔幹部討伐による成果報酬あり)に加えて、各地の防具屋や宿屋で使える割引クーポンしか支給されないこととなってしまったのだった。

 


スキルについて:スキルとは、この世界に存在する特殊な技能の事である。嘗ては魔術、魔法、超能力、念動力など様々な呼び方があったが、国が統一された事によって便宜を図り、呼称をスキルと改める事となった。その為、スキルの固有名称は統一感が無く、似たような効果のモノもある。(同じような理由で統合された名称は多い。例)モンスター、クリーチャー=魔物)

 スキルは、主に攻撃系、防御系、回復系、強化系、幻惑系、特殊系の五つに分類されている。そして、この世界の人間には、生まれ持つ得意なスキルの系統がある。

 レベルが1から5に分けられているが、使い手によってその威力や持続時間は変化する為、絶対の指標にはなりえない。あくまで、効果の平均値を表す値の為、レベル1だからと言って油断は禁物。


攻撃系:対象にダメージを与える目的のスキル。例)フレアシリーズ、バレッドストライク

防御系:対象や自分を守る目的のスキル。例)ブロクシリーズ(未登場)

回復系:対象のダメージを癒す目的のスキル。例)ケアシリーズ

幻惑系:対象を操り惑わす目的のスキル。例)ギャザーボイス

特殊系:上記の四つに分類されないスキル。例)ホワイトミラージュ(珍しいが、基本的には弱いスキルが多い)


宝具:セイバー、ランス、ロッド、ボゥの四つの形を持つ、聖なる退魔の武器。扱いを極める事で、奥義という究極の技を扱う事が出来るようになるが、十代目の勇者以降は技の発動を確認出来ていない。

 実は、宝具は固有のアイテムではなく、ユグドラシルという巨大な樹になる果実の力を宿した、純銀の武器の事を指している。それ故、使用している適合者が死んでも宝具は失われず、またユグドラシルに対応する武器の果実がなるのだ。

 そうなる理由は判明していないが、ユグドラシルには一万年以上前に存在した『ペイルドレーン・ワークス』という国の魔女の失われた魔法の力が作用していると言われている。


適合者:宝具を使う事の出来る才能の持ち主。その数は意外と多いが、今では勇者稼業を強制される時代でなくなっているため、それが活かされないまま寿命を全うする人も多い。

 この適合者でなければ、宝具は持ち上げるのも難しい程に重たくなってしまう上に、退魔の力も発揮できない。



キャラ説明


名前:キータ

性別:男

年齢:23歳

身長:175cm

体重:67kg

髪型:鈍い金色で前髪が垂れるくらい

瞳の色:シャルトルーズイエロー

特技:崖登り、買い物(例えば、売っている薬草の中から一番効果の高い物を見分けられる)

得意スキル系統:強化系

ポジション:サポーター(回復、斥候、強化など全般)

出身:トーコク


紹介:元々、トーコクという国で植木職人として働いていた青年。しかし、センスがあまり見受けられなかったため、植木屋の師匠には都合のいい使いっぱしりとして扱われていた。

 そんなある日、王都へ観葉植物として植木を売りにやって来た時、たまたま出会ったシロウに適合者かどうかを調べられ、自分が魔王を倒す才能を持っている事を知った。

 基本的には物事を悲観的に捉えてしまうが、それ故に冒険の運の部分を最小に抑える努力を怠らない長所でもある。それが彼のパーティの為に不可欠である事を、本人は気が付いていない。

 弓の扱いは、幼少の頃より狩りによって修練を積んでいたためそこそこ。因みに、視力が3.0もあり、遠い場所や暗い場所をよく見通せる。



名前:シロウ

性別:男

年齢:34歳

身長:189cm

体重:93kg

髪型:くすんだ白い短髪

瞳の色:ダークブラウン

特技:チャーハンを作る事、ハッタリ

得意スキル系統:特殊系

ポジション:リベロ(オーダー、回復、攻撃など色々)

出身:タワリ


紹介:筋骨隆々の、嘗ては消防屋で働いていたおじさん。右目の周りと上半身に大きな火傷痕があるが、これは彼の住んでいたタワリという街で起きた未曽有の大災害、ローグ病院の大火事にて受けたモノである。

 実は、18歳の頃にホーリーセイバーに触れて自分が適合者であることを知っていたが、妻と娘が持病によって長生き出来ないと分かっていたためこれを一度拒否。二人が眠るまで人生の全てを捧げた後に、世界を救うために立ち上がった。因みに、キータへ声を掛けたのは、彼が「なんか人生つまらなそうな顔をしていた」から。

  昔、魔物よりも強い野生の巨大クマを素手で殴り殺したことがある。毎日、報告書を兼ねた日記を書いている。



名前:アオヤ

性別:男

年齢:18歳

身長:177cm

体重:66kg

髪型:深い青のマッシュヘア

瞳の色:ラピスラズリ

特技:ギャンブル(特にポーカー)、酒の早飲み

得意スキル系統:攻撃系、防御系、幻惑系

ポジション:タンク(時々シロウと変わる)

出身:クラハマ


紹介:クラハマという街に住んでいたが、両親に就活しろと言われ、軽いノリで世界を救う使命を背負った青年。

 彼には才能が有り、何をやってもある程度上達する器用さを持っているが、それ故に必死で努力する人間が自分よりも劣っていると感じる事が多く、という事は自分に対してもそう思う誰かが居るんじゃないかと考えているせいで、イマイチ物事に対して真剣になれない。

 しかし、勇者パーティという『他の何物にも代えがたい称号』を実は誇りに思っており、初めて出会ったタイプの人間であるシロウには強い憧れを抱いている。因みに、キータの事は性格の合う友達程度に捉えている。(キータも似たような感情を抱いている)

 一生に一度のバカヅキの日に、運だけでポーカーで貴族を破産させたことがある。しかし、その時に手に入れた金は、全て両親にプレゼントした。



名前:モモコ

性別:女

年齢:17歳

身長:152cm

体重:41kg

髪型:淡いピンクの丸みを帯びたミディアム

瞳の色:アップルグリーン

特技:オカリナ演奏、デジャ・ヴュ(プロレス技)

得意スキル系統:攻撃系(それ以外ほとんど使えない)

ポジション:アタッカー(時々シロウと変わる)

出身:サマーフロート(滅びた)


紹介:戦闘のエキスパート。悪魔であるデビルカカリチョーに、通常の武器でダメージを与えられるとんでもない戦闘力の持ち主であるが、性格に相当難のある曲者。魔物や悪魔を見ると我を忘れて一人で暴走してしまう為、天才でありながらもどんなパーティにも受け入れられなかった。

 顔は、年ごろにしてはやや幼く、体もぺったんこ。何気に本人は気にしているらしく、それを弄られると結構怒る。普段からツンツンとした態度だが、それは今まで誰にも頼ってこなかった生き方の現れである。実は、誰かに褒められたいと思っている。

 故郷を悪魔のダンジョン建設の際に滅ぼされ、その恨みを強く持っている。しかし、被害者たちは行方不明であって、死体は見つかっていない。

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