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41.作戦発案

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 まず俺は、問題を解決するために情報収集をすることにした。

 ここで情報を集めておけば、チャームが解呪された時にすぐ情報の整理ができると踏んだからだ。

 俺が今取ろうとしている行動は、まず酒場で北の魔女について詳しい情報を集めるということ。

 そして、それを行うためにはこの世界にギルドのようなものが存在しているか、そしてあるならばそこに所属する人達は平均的にいつからいつまで外に出ているのか、いつ頃に戻ってくるのかという情報が必要だ。



「ケーナちゃん、この世界には何でも屋みたいな、荒仕事を受ける人たちが所属している施設みたいなのってあるのか?」


 俺の質問に考えるようにケーナちゃんは逡巡しながら口を開いた。


「えっと……、一応あります。ただ、そこに入会している人たちは基本が法律に触れるか触れないかのことを行ったとか、大罪を犯した人間を処分したりとかっていう人たちが大半なので、あまりいい印象を持っている人たちは少ないといいますか……」


 なるほど。

 ということはならず者の集団が集まる施設はあるわけだ。

 ……ということは、まずそこに行くことで情報は得られそうだ。


「そういえばケーナちゃんは今日何するんだったっけか?」

「そうですね……、今日から二日間は職業研修をやることになっています」

「わかった。それじゃあ俺はその間部屋にいるから」


 ……いくら情報のためとはいえ、先日同じような状況で仲違いしたばかりなのに同じことをしている自分が恨めしい。


「わかりました。それじゃあ、朝食が終わった後ロビーに集合なので、今日はもう一度会えるのは夕方ごろになりそうですね」

「ああ、だな」

「それじゃあ、私はロビーに向かいます」

「それじゃあ、後で」

「はい。また後で」


 寂しそうにこちらを見ながらケーナちゃんはダイニングを後にする。


「行ったな」


 ……さて、俺も行動を開始するとしようか。

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