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プロローグ

この物語はフィクションです。クラブの実体は、現実のそれとは異なります。実在する団体、個人とは一切関係ありません。

フロアの壁に持たれかかったミツルは

ここにいる奴らをマシンガンか何かで全員撃ち殺してやりたいと思った。


奇声を発しながら踊り狂う女。


ナンパをしている男。


抱き合いキスをするカップル。


外国人。


気取った奴ら。


こっちを見てニヤつくジャンキー.....


もし本当にここにいる馬鹿な奴らを全員撃ち殺すんだとしたら

その馬鹿な奴らと何ら違わず見えるだろう自分も

撃ち殺すことになるんだろう。



.....まったく意味不明でふざけた妄想。



ミツルは気取って笑った。



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