表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

家族と2人の少女

少女と娘

作者: 海記 龍

あらすじに書いてあることしか言えませんね…。

ある朝のことです。


本当の両親に、小さい赤ちゃんが生まれました。

その子は、その子の親と娘が名前を決めました。


数年後の、ある朝のことです。


数年前に生まれて、娘や両親に大切に育てられてきた少女は、だんだんと娘に似てきました。

両親は、毎日少女の顔を見ると、少しつらそうな顔をします。娘は、その理由を分かっているので、こちらもつらそうな顔をしてしまいます。

そんな家族を見て、少女はとたんに泣き出してしまいます。毎日こうです。

ですが、こんな時は娘が。昔、自分が幼かったころに買ってもらった、ファンタジーの本を差し出します。少女もこの本が大好きで、泣いていてもこの本を見せるとすぐに泣きやみます。

好みまでもが娘に似てきました。


ある朝のことです。


娘は、いつものように少女と遊んでいました。

少女は、歩く練習中に、すぐそばにあった机の角に頭を強く打ってしまい、倒れました。

娘は驚いて、すぐに両親たちを呼びました。

少女の父親が救急車を呼び、すぐに病院へ運ばれました。母親が一緒に病院へ行きました。



しばらくして、病院から連絡が入りました。

すぐに全員で駆けつけると、点滴のチューブにつながれながらも、元気そうに笑う少女の姿がありました。

待っている間に娘は、「自分のせいだ」と責任を感じていましたが、その笑顔を見ると、ほっと胸をなでおろしました。

医師の説明によると、幼児の頭蓋骨は柔らかく、簡単に骨折することはないらしく、全員安心しました。

次の日、もう一度検査があり、異常がなくなったのでチューブもとれ、無事に家に帰れました。


その次の日の、ある朝のことです。


3日前には頭を打って倒れたというのに、とても元気に遊んでいる少女を見て、娘は涙が出ました。

心配そうに駆け寄って来る少女の頭を撫でてあげました。



その家族は、ずっと仲良く暮らしていました。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

途中のけがは、自分でもほとんどよくわかってないので、違くても何も言わないでください…。

感想などもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 良かった・・・・ハッピーエンドですね! 途中、少女が死んでしまわないかドキドキしました 自分的には少女が娘に成り代わったりしないか心配でしたけれど・・・ 龍さん、続きの短編小説を書いて…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ