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色々練習シリーズ

窮鼠猫を甘噛み

作者: 冬華。

 先にシリーズのを読むと人物像的にも読みやすい作品です。

 ノリで書いてます。

 今回はチェック甘いかもです。誤字脱字はごめんなさい。こちらで見つけ次第潰します。この作品は妄想過多です。


一応適当に見に来た人用に人物の名前補足

 すみれ=(すみれ)=ともえさん

 お兄ちゃん=しぃくん=詩歌(しいか)

  

でわ、気軽にどうぞ!


「なぁ…詩歌? なんでこの状態になったか説明してくれないか…? 」

「え…? まぁしょうがないんじゃないかな。主人公補正だろ? 」

「…こんな怖い補正ならお前にくれてやりたいわ! 」

「補正は欲しくないが、雛歌(すうか)だけなら貰ってやんよ! 」

「やだよ。お兄ちゃん怖いもん。」

「雛ちゃん…言い方考えないと詩歌落ち込んじゃうから、もっとオブラートに包んであげようね。」

「で、鎬くん。追い詰められましたけど、観念します? 」

「すみれ? そんな笑顔で両手ワキワキされてると降参もしづらいんだけど…」


 現在、俺、鈴基(すずもと) (しのぎ)は窮地に瀕している。

 いや…見る人から見れば「リア充氏ねっ! 」って感じなんだろうが俺にとって見れば「これは酷い」の一言に尽きる。

 状況で言えば、怖い。男が女の子に襲われるなんて夢にも思わないがこれは怖すぎる…

 俺は部屋の隅に追いやられ、出口は親友の詩歌がガード、右手側には恋人のすみれ、左手側には親友の妹の雛ちゃん。どうしてこうなったっ!

 逃げ場が無さ過ぎる。なんでこうなったんだよ、ちっくしょぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!




 事の発端は2時間ほど前に遡ります。




「なぁ鎬、今日帰ってから暇か?」

「なんだよ藪から棒に…いつも通りだよ。すみれと用事が無ければ暇だって知ってるだろ? 」

「いやさぁ…ちょっとヴァーミリオンで詰まってさ。手伝ってくんね? 」

「なんでラスボスすら…まぁいいけどさ。でも寄生プレイ、ダメ、絶対。」

「ちぇ…てかアレラスボスなの?! ネタバレすんなよー…」

「いや、一緒に始めたのに遅すぎんだよ。」


 ~~~~ムダ話な為省略~~~~


「すずちゃんとしぃちゃんは仲良いねー。帰ってる最中ずっと話が途切れないよー。」

「B子、会話に入れなかったからってそんな変な話題で入ってくんなよ…」

 学校から家の距離はA子、すみれ、B子、詩歌、俺の順に近い。つまり俺が一番遠い…

 B子が話しかけてきたのは、すみれが家に帰った後。ここに居るのは三人である。

 今回。俺は詩歌と話しており、すみれはA子の相談に乗っていた。だからB子は帰路の間暇だったのである。

「毎回一緒に帰ってるんだから、たまには暇でも良いだろ…」

「いやー…。話してないと暇で聞き耳立ててるんだけどねー。暇には変わりないよねー。」

「おーい、B子。分かれ道通り過ぎてっぞー? 」

「え? マジでー? かなり前じゃんー。もっと早く言ってよ、しぃちゃんのいじわるー。」

 B子は身を翻して交差点まで戻っていった…

 通り過ぎたのって話しかけられる前だったんだが、どんだけ集中して人の話聞いてんだよ…


 話がB子によってぶった切られたので暫しの沈黙が訪れる…

「「・・・」」

「鎬さ、窮鼠猫を噛むってことわざ知ってるよな? 」

「あれだろ。追い詰められたら、強い敵でも倒せるとかそんなかんじの。」

「そうそう。じゃあさ、窮鼠猫を甘噛みってなんだろうな…? 」

「は? どうした、ここにはツッコミは居ないぞ? ツッコミ待ちなら他でやってくれ。」

「いや、昨日雛歌がな。あっ…もう分かれ道だから遊ぶ時に詳しく話すわ。さっさと来いよ。」

「そのタイミングで打ち切るなよ! 理由だけでも良いから喋れよ! 」

「ダメだ。メンドい。だからダッシュで帰ってすぐにうち集合な。」

「結局お前ん家でやんじゃねーかよ…了解、すぐ行くから充電確認しとけよ。」



 ~少年疾走中~



 分かれ道から俺の家まで走って15分。

 私服に着替えて、遊びに使うゲームやお金を確認するのに10分

 俺の家から詩歌の家まで自転車で10分

 合計35分。事前準備さえ出来ればもう少し楽なんだが俺の親友はいつも急だからしょうがない。


「で、人がせっかく頑張って来たってのに。お前は何をぬかしやがった? 」

「え? スリープモードで待機させてたから充電無くなってたって言ったんだけど…? 」

 …こいつは自分から誘っといて、それは無いだろ。せめて寝るときは充電しろよ…

「…俺はどうしてればいいんだ? 今回はストーリー進めるだけだと思って金しか持ってきてねーぞ? 」

 こいつの無茶ぶりはいつもである。

 初日の出見に行こうと朝の3時に誘われたり、唐突に登山がしたいと50キロも離れてる山まで自転車で行ったり、このゲームするからお前も一緒にやろうぜ、で買わされたり…

 まぁ慣れっこだ。だてに9年一緒じゃない。


「んと…充電器は雛歌が管理してるから本体は雛歌の部屋に置くとして…。今回は俺の部屋でくつろいでくれてればいいや。CDでも聞いててくれよ。」

 久々に無茶ぶりが来なかったな…

 この前なんて左手ずっとグッパッってしてろ(無理だったが)なんてのもあったしな…

 気を取り直して詩歌の部屋に行きますか…CDってことは部屋の奥に散乱してるのから探せと…

「了解。CDはいつもの場所? 」

「そうそう、自分で探せ。俺は雛歌と充電器の交渉をしなきゃならんから。」



 詩歌の部屋でゴm…ガラクタの中からCDを探す作業中です…

 なんでケースあるのに中身が見つからないんだろうな…?

 数分CD探しに悪戦苦闘し、自分のウォークマンのを聴こうと諦めた時、後ろからドアの開く音が聞こえたので詩歌に苦情を言おうとした。

「おい、詩歌。お前はもっと几帳面じゃなかっ……………」

 少し目の前の状況が把握出来なくなった…

 詩歌が居るのは当然である。なんとか妹の雛歌が居るのも許そう。だが何故俺の彼女である、すみれまでが居るのか!

 意味が分からない。ただその言葉に尽きる…


「鎬…すまん。充電はちゃんとしとくから許せ。窮鼠猫を甘噛みについては分かるだろうよ。」

 何故今その言葉が出てくるのか…

 というかあいつは俺を売ったってことは文面で分かった。後で覚悟しとけよ…

「雛ちゃん? これはどういうことなのかな? 俺は今すごく意味不なんだ…言うなれば、求めるは説明! って感じだよ…」

「えぇ~…きっと楽しいから大丈夫だよきっと! 窮鼠猫を甘噛みをやってみるだけだから。うん、きっとしのなら大丈夫。しのだから私達も平気。」


 雛ちゃんのノリですみれまで頷いてしまっている…

 だが乗せられたらイケナイという気配がしてきている…断固拒否すべきだ。

「まぁ待て。落ち着け。話せば分かる。まず話し合おう。」

「ダメなんだよ。これわ決定事項なんだから! 菫さんだって納得してくれてる事なんだからね! 観念しなさい! 」

「えっと…はい。鎬くん観念してください…」

 ぁあ…なんか和んでしまった…。ダメだな。『可愛い子に弱い』に定評がありすぎる…


 あえて今言っておくと

 すみれは黒髪ロングで身長は低め( 目測は160 )凹凸はないに近いあるだ。

 雛ちゃんは地毛の茶髪をポニテに身長はすみれより多少高い( 目測164? )。凹凸? 絶壁と言えば皆さんなら分かってくれるだろう…

 2人とも綺麗より可愛いに分類される。クラスの可愛い子でお互い5本の指には入るだろう…

 そんな2人がさ。おそらく打ち合わせしていたんだろうポーズをお互いとっているわけですよ。

 片や、ない胸を張りつつ自慢げに。片や、恥ずかしそうに顔を赤くして俯きながら。

 この状態耐えられないだろ…

 と、いうわけで。


「はいよ。降参、降参。俺はどうすればいいんだ? 」

 素っ気無く返すのは俺のささやかな抵抗である。

「しのわ追い詰められる役をやってくれるだけでいいんだよ! 」

「窮鼠猫を甘噛みのネズミをやってくれるかな…? 」

「そうか…あんな高い声で『ハハッ』なんて言えるかなぁ…」

「鎬! それ以上はNGだ、自重するんだ! 」

「じゃあ、お兄ちゃんわドアを見張ってね。」

 まぁ追い詰められるだけなら…やってもいいかな? なんて思った時期もありました

 そして冒頭の場面に戻る。



「なんでガチで追い込んでるの?! ネズミ役すれば良いんじゃないの?! しかもすみれキャラ変わってるし! 怖いよ、目が怖いって2人とも! 」

「だから鎬くんは窮鼠なんですから、猫である私達のどちらかを甘噛みすれば良いんですよ? 」

「そうだよしの。諦めて一矢報いる為に『ハムッ』ってするだけなんだよ! なんでしないのさ! 」

 そう言いながらも2人はじりじりと俺との距離を詰めていく…

「2人は知らないだろ! 猫はネズミを襲うものなんだよ! それに対して甘噛みなんてしたら死亡フラグじゃないか! しかもこの状態で出来るかっ! 」

 角に身を寄せ周りのガラクタで障壁をつくりながらも言い返す、が。


「分かったよ。もうしょうがないな~…」

「やっと分かってくr…「お兄ちゃん、ちょっと外でドアを押さえといてくれるかな? 」…はっ? 」

「…そういうことですか。もう、鎬くんったら恥ずかしがりやなんですから。」

「鎬…頑張れ。こういうの頑張れるのはお前しか居ないと僕は信じてる。」

 親友は俺を残して安置に逃げた…


 作戦を立ててこれを乗り切ろうと思う…

 まず欠陥は俺を力ずくで押さえ込むための人数を割ったということ。

 次に相手が女子であること

 最後に2人とも俺の中では結構付き合いのある人であるということである。


 狙うは、すみれ。まず作戦に必要な事項を聞いておこう

「甘噛みは俺の考えてる甘噛みで良いんだよな? 別に噛まなくったって良いよな? 」

「うん、しのわ抵抗すれば良いんだよ。あとは私達が襲ってあげるから♪ 」

 これは…失敗出来なくなったな。襲ってって言葉で2人とも目の色が変わったから…

 よし! 作戦の決行だ!


 俺は右手側に居るすみれの方向へほぼ1歩で近づく。

 そしてすみれの頭を両手でガッチリ動けないように捕獲し、目を合わせる。

 目を合わせたまま、徐々に顔を近づけていく…

 既にすみれの顔は普通の色が見つからないほど真っ赤に染まっていたが気にせず近づく。

 そして、顔の距離が10センチを切ろうとしたとき、すみれが目を回して俺にもたれかかるように倒れた。

「すみれは、こういうのに慣れてないからな。こうなると思ったよ…」

 正直ならなかったら最後まで近づいていただろう…

 まさに自爆! 笑い話では済まない。


「ま、まさかの甘噛みだよ…わ、私にそれをやるなら最後までするのを覚悟するんだね! 」

 動揺丸出しのセリフである…

 多少の自棄があったが大方俺の勝ちで終わりそうだ。

 俺はすみれを床に優しく寝かし、雛ちゃんに対して余裕を残して聞く

「雛ちゃんはどうされたいの? して欲しいならしてあげるけど、すみれみたいに真っ赤になって終わりでしょ? 」

「そ、そそそ、そんなことないもん! 大丈夫だもん! 」

 雛ちゃんは叫ぶように主張する。


「じゃあ雛ちゃん、そこまで言うなら目を瞑ってごらんよ。まぁそんな勇気ないだろうけど。」

 あえての挑発、おとなしくさせるための布石。通らなかったらすみれみたいに力技しかない。

「あるもん! そんなこと余裕しゃっくしゃくだもん! ほら! いつ来たっていいんだよ! 」

 その口調の時点で余裕がないことは全部エブリシングお見通しだ!


 静かに雛ちゃんの横側に移動する。

 そして急に抱き上げる。俗に言う『お姫様だっこ』の状態でである。

「えっ…?な、ちょ…。ぇ、ぁぅぅ…」

 最初に少し暴れたが徐々に静かになる。若干ポワー…という空気すら出している。

「鎮圧完了っ!ってか? 」

 すみれと雛ちゃんの様子をみて思わず口に出してしまった…


「詩歌。鎮圧したからもうドア押さえてなくて良いぞ~? 」

「早いな…流石鎬だな。僕はお前のこと信じてたぞ! 」

「それよか充電はどうよ。時間的に2時間しか出来ないだろ? もう良いんじゃないか? 」

「多分な。じゃあ雛歌は僕が持つよ。鎬はともえさんを運んでやれ。」

「おう。気が効くな。渡すけど雛ちゃんに変なことすんなよ? 」

「大丈夫だ。意識の無い雛歌にはしない。」

 つまり意識あったらするってことだよな…?気にしたら負けか…


 そして俺は詩歌の充電ギリギリまでゲームをし。

 1時間後くらいに起きてきた2人に怒られ。

 すみれを家に送り届けた後、帰宅し1日を終えた。



 後日

 『窮鼠猫を甘噛み』という言葉が一部で広まり

 

 追い詰められたネズミが猫に甘噛みをするがそのまま猫にヤられてしまう派閥と

 追い詰められたネズミが猫に甘噛みをし、猫をヤってしまう派閥が出来たとか出来ないとか。


ここまでよんでくださってありがとうございます。

今回は、ギャグにも走れず、甘くもならず。残念な作品になりましら・・・

今度からもっと頑張りたいです。


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