メスのカマキリは交尾中にオスを喰う
彼が私を押し倒す。
興奮した赤い顔。浮かび上がった血管。
カマと脚を失ってもたくましく太い身体。
彼との交尾は何度目かしら?
愛していても本能に逆らえない私は交尾中に彼を食べてしまう。
キスの度に唇を喰い、擦り付けられる度に身体を喰う。
でも彼との卵を私が宿すことはない。
欲しい。彼との卵が。
彼のカマと脚を喰ったメスは産卵したのかしら?
そんな事を考えていたら私は嫉妬でいつも以上に彼に噛みつき彼を切り裂いた。
私はカマキリにペニスを擦り付けるのをやめられない。
尿道を食われ、鋭いカマが私の血管を切り裂いても射精は止まらない。
ペニスが機能しなくなる日まで私は彼に射精するのをやめない。
彼を目覚めさせてしまった責任は取るつもりだ。