メイドとお嬢様
猫
異世界ならではのコンビが見れる異世界漫才グランプリィィイ!
本日のゲストはお嬢様とメイドの主従コンビのメイドインお嬢様ァァァァア!
テッテッーン♪テッテッーン♪テッテッーン♪
「ごきげんよう皆様」
「わたしが淑女で令嬢のお嬢様」
「わたくしがメイドでございます」
「「二人合わせてメイドインお嬢様ですよろしくお願いいたします!」
「私たちメイドとお嬢様珍しいコンビなのよ」
「お嬢様が友達いないので」
「うるさい死ね首にするわよ」
「やめてくださいぃっ!てこんな風に仲良く差せてもらってるんですけど」
「あのね私庶民のデートしてみたいのよ」
「急にどうしたのかなって思いますけど、庶民のデートかお嬢様なのに知っているんですか?
メイドのわたしくしはメイドですし庶民なので知っていますが……」
「まかせてお嬢様よ」
「どんな根拠ですか……」
「こけこっこーぉぉぉチュンチュンチュンチュン、ホゥホゥホッホォー!!
うぅーんあの人まだかしらぁ?」
「早起き!早朝の効果音3点盛」
「庶民は鶏が鳴く頃に活動するって聞いたのよ詳しいでしょ」
「庶民もデートは普通に昼からですよ
お嬢様の庶民のデートはなにをするんですか?」
「庶民のデートは町で狩り食いするって聞いたのよでも町なら人しかいないわよね庶民なら狩っていいのかしら」
「ハンターかっ!!買い食いですよ!」
「カニ食い?」
「無言になるわ1番デートに向いてないです!」
「買い食いって言うのはお店を歩いてまわりながら買い物をしてその場で食べるのですよ」
「その程度私ならできるわお嬢様ですし、やってみましょう
パンパン!セバスチャン露天から食べ物を買ってきてそれと紅茶を入れてちょうだい!」
「やっとまともに始まりましたね……外出てないですっ!あぁあっセバスチャンいっちゃったじゃないですかぁ」
「セバスチャンご苦労様下がっていいわよ」
「セバスチャンとても早いですねすごい有能な方なのですか、それで何かって来たんですか?」
「カニよ」
「高速の無能!
買い食いは自分で見て歩きながら食べるのですよ」
「下品な!」
「急に突き放す!
自分からからやりたいって言ってたのに」
「そんな下品なことは私できないの
散歩でもしましょうか」
「まあ、貴族も庶民もしそうな
デートは散歩位ですかね
どこか行きたい所はございますが?」
「あれ見に行きたいのよ
なんとかサンって言うんだけど」
「山ですか?どこだろう?」
「そう!リヴァイアサン」
「伝説の怪物!【仮に出ると】してなにするんですか」
「狩り食いよ」
「上位ハンター!!人からリヴァイアサンはランク上げすぎです!やめましょう!」
「貴方だって【狩りに出る】って言ったじゃない二人でいきましょうよ」
「【仮に出るっ】て言ったのですよ!
お嬢様とメイドで行くんですか?
せめて騎士を!」
「お嬢様と冥土に逝くせめて塩?」
「何でそんなに後ろ向きなんですか!!」
「冥土なんて一人で行けば」
「嫌ですよちゃんとピクニックとかいきましょう!お弁当持って日傘とティーセットと……他に何かございますか?」
「そうね、おおきな爆弾かしら」
「まだ狩り食いする気じゃないですかピクニック場に何が出るのですか!?」
「うさぎよ」
「オーバーキル!爆弾つかう相手じゃないです!」
「獅子はうさぎを狩るにも全力を尽くすのよ
やってしまいなさいセバスチャン!」
「他人任せ!出たなカニ買ってきた高速の男」
「なんてこと!!」
「どうしましたお嬢様!!」
「セバスチャンが殺られたわ」
「殺られるのも高速!獅子殺られたじゃないですか!うさぎにやられる執事頼りないですね!」
「セバスチャンは騎士よ!」
「もはや職務放棄」
「うさぎに勝てないならもっと弱いものを狩りましょうよ」
「そんな生物1つしか知らないわ、しかもピクニック場にいるのよ」
「なんてご都合展開ならそれ倒しましょうよ!」
「セバスチャンよ」
「オーバーキルです!すでに瀕死です」
「ならアグネ◯・チャン」
「誰!?」
「それならマ◯ケル・チャン」
「だから誰!?たぶんアグ◯スよりマイナー」
「だったらジャッキー・チ◯ンね」
「知らない人ですが強者の空気感!」
「そうね世界最強よ」
「そこまで狩り食いしたいなら
せめて私じゃなくて強い人と行って下さいよ!
デートの相手に当てとかもちゃんとあるんですか?」
「ジャッキー・チ◯ンよ」
「なら安心ですね」
「「どうもありがとうございましたー!」」
犬