魔王とスライム、笑えるかは別として完成度高めです
芸人っておもしそうですよね
異世界ならではのコンビが見れる異世界漫才グランプリィィイ!
本日のゲストは魔王とスライムの主従コンビのなろうズだァァァァア!
テッテッーン♪テッテッーン♪テッテッーン♪
「どうも! 」
「魔王だ! 」
「スライムです! 」
「二人合わせて、なろうズです」
「魔王様、魔王様」
「なんだスライムよ」
「僕好感度をあげたい」
「なぜだ?そもそもスライムは好感度はなかなかだぞ? 」
「あのねスライムってどれくらい殺されてると思います? 」
「そうよな、はじめの村でたくさん殺されるから1000といったところか?」
「うぅん、違います、ドラゴン◯エストシリーズだけで累計7600万も売れてるんです、仮に一人一匹しか、殺さないとしてもほぼ一億、何匹も殺されるし、いろんな作品に出てるから何十億、もしかしたら人類の数くらい殺されてるかもです」
「それは……すまぬことをしたな」
「だから、僕は好感度を上げて同族を守りたいんです。」
「そうか、殺されるのも私の責任、一肌脱いでやろう」
「ありがとうございます! お願いします」
「だが、好感度を上げる計画は、あるのか? 」
「はい! あの鬼人の好感度すらも上げた名作泣いた赤鬼作戦です」
「泣いた赤鬼? 聞いたことがないな」
「人間に嫌われている赤鬼は、友達の青鬼に相談して、青鬼に村で暴れてもらいます。それを赤鬼が止めて赤鬼は人間と仲良くなるのです」
「なるほど私自ら、青鬼をやると言うことだな? 」
「いいえ魔王様、話はまだ続きますその後青鬼は赤鬼と仲良くしている所を、見られる訳にはいかないので旅に出ます。それを置き手紙で知る赤鬼は泣くじゃくるのです」
「ほぅ、いい話ではないか」
「この方法は、人間からの好感度を上げて、友達のを思って泣ける事で更に上がります。
青鬼は赤鬼と話を聞いた人々から好感度が上がる、というわけです」
「なるほどどちらも好感度が上がり損はないと言う事か、だが念のため、シミュレーションはしておこう。」
「わかりました! 僕から青鬼やるので、魔王様赤鬼お願いします! 」
「了解した! 」
「はっはっはっは! 村人よスライムが人の村を襲いに来たぞ! 」
バシュ!
「魔王! 僕、殺られました」
「確かに、スライムでは厳しいか、変われ」
「私は、魔王この星を統べるものひれ伏せ! 」
キャァァァ魔王よ!
勇者だ! 勇者だを呼べ!
それから教会の人達、それに騎士団も呼ぶんだ!
「その程度で私が滅びるかぁ! 」
どうするんだ! チクショォ王国魔法団もよべ!
「ほれスライムチャンスだぞ」
「どこがですか!! 僕が行ったって何もできないですし、増援だと思われて終わりです! 」
「そうか、ならば私の臣下を暴れさせて、私とスライムで倒そうではないか! 」
「名案ですね! やってみましょう! 」
「我レ、アークデーモン、人コロス」
うぁぁぁ伝説の悪魔だ、もう無理だ
「下がれ! 魔王自ら、この出来損ない私が滅ぼしてやろう」
「僕も加わりますスライムです! 」
まっ魔王だと? まさか助けてくれるのか。
そんなはずない、相手は魔王よ
そうだ! これも魔王の仕業だ
「あれ? 僕の存在消えてません? 」
「食らえ!ダァークネスファイアァァァ」
「グォォォオオオ 我ホロビルノカ? ウ、ウゴゴゴゴォォォ 」
うぉおおおおお! 魔王! 魔王! 魔王! 魔王!
「静まれ! 私は魔王! この世界を統べるも者、力を持って統べるか、頭脳を持って統べるか、さてどちらかな? 」
キュン! 私、魔王に着いてく!
私たちの村の救世主じゃ
「なろうの冒頭じゃないですか! 僕全然目立ってないし」
「確かに、このやり方だとスライムが目立たぬの、良し、次はスライムに魔法をかけて強くするから、すぐ現れるのだぞ」
「わかりました! お願いします! 」
「はっはっはっは! 魔王自らこの町を壊しに来てやった、村人よ宴だ、血の狂乱だ! 叫べ! 踊れ! そして死ね! 」
「やめるんだ魔王! 村人に手を出せば、僕はどんな手を使ってもお前を殺す」
「はっ! スライム風情が笑わせる! いや、お前ただのスライムではないな? 」
「それが分かるなんてね、一筋縄ではいかないか」
「よかろう! 私自ら、相手をしてやろう! 」
「だから、なろうの冒頭じゃないですか! 」
「なんださっきから、なろう、なろううるさいの! 」
「だって、ただのスライムの僕にはなろうは荷が重くて……」
「ふむ、ならお前には、なろうから、人から好かれるヒントをやろう」
「強いスライム以外にあるんですか!? 」
「人間の下水処理だ 」
「いや、よくあるけど! もういいです! 」
「どうもありがとうございました」
構成作家もよき