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女勇者:真美子  作者: コクテン8
3決戦へ
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68 魔王レオナス倒し、神のもとへ

私は少し遅く目覚めた。


ベットはシングルだったわ。こんな部屋だったかしら?


最近疲れているのね。ここのところ、戦闘やレベル上げばかりだったもの。


そして、今日はいよいよ。魔王を倒しに行くんだわ。


沢山努力してきたものを出し切るの、負けないわ。


勝って神様に望みを叶えて貰うんだから。


そう、勝って”日本”に帰るんだから。


私は昨日設置した転移ゲート魔法陣で、ひとり、魔王の待つ城へ向かったのよ。




そして、私は魔王の城で魔王と向かい合っている。


魔王の名前はレオナスLV6660よ。玉座にドカッと座っているわ。


対して私はLV8014、この間魔将軍3人倒したけどあまりレベル上がらなかったの。


「勇者よ、よく来た。どうだ?ワシの片腕にならないか?」

「嫌よ。」

「そう言わずに、片腕となれば、世界の全部をやろう。」


え、普通半分じゃないの?でも、


「要らないわ。」

「そう言わずに、な、なあ。」


なんか情けない魔王ね。


「さあ、勝負よ。」

「いや、その、レベルで負けてるし、ワシが勝てる見込みないんだけど。」

「そうね。でも、貴方を倒して、”魔神の欠片”を手に入れたいのよ。」

「そうか、仕方がない。いでよ。我が僕たちよ。」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!


大きな魔法陣が3つ現れて、何かが這い出て来ようとしたわ。


私は、それが魔法陣から出現する、前に人造聖剣で魔法陣を切りまくった。

そして、魔法陣は消滅し、出てきた足とかも細切れになって床に落ちた。


「な、そんな魔神が出てくるまで待つのが礼儀であろう。女勇者よ。ち、ちょっとまて!」


無理ね。


シュン!


ぼとん。


私は、瞬歩で近づき魔王の首を落とした。


そして、魔王の体から欠片の様なものが光って現れた。


これが”魔神の欠片”ね。


私はそれを手に取った。


そして、私は神様のいるあの真っ白い空間に転移した。



◆◇


目の前には神様がいた。


「よくミッションをクリアしましたね、真美子さん。」

「はい。頑張りました。」

「それでは、願いを叶えてあげます。どんな願いがお望みかな?」

「はい。日本・・」


あた、頭がちょっと痛いわ、

あれ?何で私日本に帰りたいの?もうあれから4年から5年経つのよ。


帰っても、もうクラスの友達はいないし、学校だってこの年じゃね。

そうね、違う願いがいいわ。どうしよう。そうよ。私の願いって”不老”じゃなかった?


「間違えました。願いは”不老”がいいです。」

「それだけが望みですか?今回のミッションならもっと望みを追加しますよ。」


え、ほんと?それじゃ。うーんと。

と考えていると神様がまた話してきた。


「願いを決めかねている所、いいですか?」

「はい、なんでしょうか?」

「”不老”になってあの世界に残るのですか?それともどこかに行きたいですか?」


え、そう言えばそうよ。なんで私は”不老”になりたいの?確かに不老になれば、いつまでも若いから女としては最高よ。

でも、私1人で”不老”じゃ、あれ?他に誰かいたような、痛い。ちょっと頭痛がする。

ふう、頭痛がおさまったわ。


そういえば、何処か別の異世界に探しに行かなくちゃいけないような。

それにあの世界に何か忘れ事したような。


「えっと、あの世界には残りませんが、忘れ事したので少しだけ行きたいです。」

「そう、ちなみに、貴女どこかで頭とか打っていないですか?」

「え?どうしてですか?」

「私は、貴女の表層意識だけは考えが読めるのです。だから何故か貴女の思考が、不安定のように思われるからです。」


え、私の今考えてる事ばれちゃっているの?

でも、確かに自分でも良くわからないわ。


「真美子さん、もしかすると、今回のミッションで大切な人でも亡くしてしまって、そのショックで記憶も混乱しているのではありませんか?」


そうなのかな。


「私には、分からないです。」


「その亡くなった人が分かれば、ミッションの褒美として会わせてあげるんですが、わからないようですね、残念です。後、貴女の脳をいじって思い出させると言う手もありますけど、どうしますか?」


そうね。私の大切な人か、あの世界に戻れば分かるかも。それに、脳をいじるって嫌よ。自分で思い出して探すわ。


「神様。それでは、”不老”、”次元空間転移”、あと広範囲で探知できる能力が欲しいです。」


あれ?”次元空間転移”ってなんですぐ出てきたんだろう?あ、あれだ吹雪裕也が持ってたんだわ。たぶん。


「わかりました。それでは、”不老”、”次元空間転移”、”広範囲生物探知”を与えましょう。」


そして、私の体が光ったと思ったら、ステータスに”不老”、”次元空間転移”、”広範囲生物探知”が増えていたわ。


「それから、真美子さん、あの勇者ミッションへ一旦真美子さんを戻します。だけど、10年以内に”次元空間転移”で他の異世界に移ってください。」

「どうしてですか?」

「次のミッションの準備をするためです。絶対10年以内に”次元空間転移”で別の異世界に行ってください。そうしないと命の保証は出来ません。」


え、なにそれ怖い。でも、”次元空間転移”で別の異世界で移ればいいのよね。


「わかりました。後、能力の使い方って教えてもらえませんか?」

「使い方はステータスの取説を見てください。」

「はい。これですね。」


取説あったわ。


「最後に注意事項として、他の異世界に行った時、そのミッションの妨害をしない事、特に勇者や魔王、正義の味方、悪役のボスなどを殺さない事。」

「それって、どうやって見分けるのですか?」

「”広範囲生物探知”で見分けることが可能です。取説を見て活用してください。」

「もし、間違えて妨害してしまった時はどうなりますか?」

「罰を与えるか消去します。」


消去って怖いわ。


「はい。分かりました。」

「それでは、勇者ミッションの世界へ転移させます。今後、神はミッションから離れた貴女に感知しません。注意事項のルールに従って生活してください。」

「はい。」


そして、私は光に包まれた。


意識が無くなったの。





意識を取り戻した時は、私は、魔王城の魔王の玉座の前にいたわ。


魔王の死体も無かったの。


私はステータスを確認した。


LV8014変わらないわ。


そして、”不老”、”次元空間転移”、”広範囲生物探知”が増えていたわ。


夢じゃなかったのね。


この世界での私の”忘れ事”って何かしら?


分からないけど、何か引っかかるのよ。


とりあえず、宿屋に戻って考えましょう。



私は転移ゲート魔法陣を使い中央国家の宿屋に戻った。



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