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女勇者:真美子  作者: コクテン8
1女勇者への道
44/74

43 戦闘の後処理。


<吹雪裕也視点へ>


戦いは、そのピンクビキニの光り輝く女性が勝った。

とても凄い戦いだった。スピードも速すぎてオレにはところどころ見えなかった。


気が付くと、近くに女魔族ハムラーカが苦しそうにしていた。聖闘気の傷は魔族に致命傷だからだ。

オレは、女魔族ハムラーカの首をはねてやった。


そして、ピンクビキニの光り輝く女性を見たら、その隣にテツさんが立っていた。

テツさんはその女性にマントを掛けてあげた。しばらくすると、そのマントの中から真美子さんが出てきた。


なるほど、あの女性は真美子さんだったんだ。

しかし、凄い強かった。おかげで助かった。ビキニ姿も良かった。

なんか真美子さんいいな。強いし、結構可愛いし、恋人いるんだろうか?


そうだ、この後テツさんに聞いてみよう。

だって、テツさんって真美子さんのお兄さんだよね、似てないけど。

兄に気に入られれば、会える機会が増えるはずだ。



◇◇


<真美子視点へ>


魔族との戦いが終わった。


「真美子さんってすごく強いんですね。」


と吹雪裕也が近づいてきて言った。

私は吹雪裕也を見た。吹雪裕也は全身傷だらけで、ふらふらしていた。


「大丈夫。傷。」

「ええ、大丈夫です。魔腐闘気は、”勇者の息吹”を使えば3日くらいで取れるのでその時、本格的に回復魔法で治します。今は効きが悪いので怪我だらけですが。」

「そうなの、”勇者の息吹”ってどうやって使うの?」

「それは勇者しか使えません。勇者の腕輪に青い宝石に魔力を注ぎ1日1時間、瞑想するのです。」

「へえ、今度やってみるわね。」

「え?もしかして、真美子さんって勇者?」


やっぱり、クラスメイトだという事も分からないのね。


吹雪裕也は結構性格がよさそうなので、私は話しをてみた。


「ええ、そうよ。私は貴方のクラスメイトの山根真美子よ。」


吹雪裕也は目を見開いて大きくした。


「え、そんな。じゃあ、オレを恨んでるんじゃないのか、どうして助けてくれたんだ?」

「貴方が勇者として正義を貫いているからよ。」

「そ、そうか。」


そして、吹雪裕也はすこし考え込んでから話しだした。


「それじゃ、その隣のテツさんはお兄さんではなかったのですか?」

「いいえ。違うわ。夫婦よ。」

「そう、真美子は俺のだ。やらないからな。」


とテツさんは口を挟んできたわ。結構独占欲が強いのね。


「そ、そうなのですか。残念です。」


と吹雪裕也はしょぼくれた顔になったの。どうしてかしら?


「それじゃ裕也。これからお願いがある。いいか?」

「え、はい、何でしょうかテツさん。」

「俺たちは目立ちたくない。特に真美子は国のお抱えの勇者とかにはなりたくない。」

「そう、そう。」


私は隣で相槌をしたわ。


「だから、魔族を最後に仕留めたのは裕也って事にしてほしい。そして俺と真美子は戦わなかったと。」

「え、でも報酬も出るんですよ。」

「それも、裕也がもらってくれ。」

「そうそう。」


吹雪裕也は困ったような顔をしていたが、私が相槌をしたら仕方がないというような顔になったわ。


「分かりました。そうします。」

「それじゃな。裕也。」

「さよなら、裕也さん。」

「はい。」


と私とテツさんは転移で宿屋に帰った。


宿屋に帰って、私は”勇者の息吹”を使ってみた。


体が光に包まれて、いい気分。


傷の痛みが和らいだわ。


それを見ていたテツさんは言った。


「真美子。大丈夫だ。”勇者の息吹”なんか使わなくてもオレが治すから。」


でもあの作業って大変よね。あ、そうかテツさん私の体に触りたいんだわ。すこし意地悪しちゃおう。


「でも、大変じゃないあの作業。”勇者の息吹”を使うわよ。」

「いや、それじゃ3日くらいかかるって言ってたじゃないか。」

「でも、私のは軽いから一晩で大丈夫かも知れないわよ。」

「そうか、嫌なら仕方がないな。」


あ、むくれちゃった。


「テツさんがどうしてもって言うんなら、いいわよ。」

「ああ、どうしてもだ。」

「それじゃ、お願い。」


と私は、服を脱いでベットに横になったわ。

そして、まな板の上の鯉になってあげたのよ。




治療が終わったので、私はテツさんに、剣のヒビについて相談した。


「テツさん、さっきの戦いで、覇者の剣ロドリゲベルクⅡがヒビだらけよ。どうしよう。」

「そうだな。そろそろ、聖剣とか手にいてる頃かな?聖剣の在りか知ってる?真美子。」


聖剣か、聖剣て言ったら黄金に輝く綺麗な剣よね。欲しいかも。


「ううん、知らないわ。愛美なら知ってるかも。」

「そうだな。明日聞いてみよう。とりあえず、この覇者の剣ロドリゲベルクⅢを使っていてくれ。覇者の剣ロドリゲベルクⅠAとⅠBは通信用で必要だから今後はなるべく使わない様にね。」


え、それ、すごい剣じゃないの?


「わかったわ。でもテツさんは何の剣を使うの?」

「俺は、この間ダンジョンで見つけた満田ニュウムの流月剣を使うよ。」


確か、テツさんが満田ニュウムの流月剣は、覇者の剣ロドリゲベルクⅡより性能が悪いって言ってたわよね。


「でも覇者の剣ロドリゲベルクⅡより、質が落ちなるんじゃなかった?」

「これからは真美子が戦わなくちゃいけないから、真美子の武装を強化するよ。」


それって、テツさん戦わないのかな。私1人だけ戦うの?いえ、私がメインで戦うって事よね、きっと。


「え、そうなの?」

「だって、魔王倒しに行くんだよね。」


そうよね。最終的に魔王はこの手で倒さないと神様から報酬が貰えないわよ。


「ええ、そうよ。分かったわ。」


そのあと、2人でシンシーアの領地に転移して、温泉に入って、その後お食事をしたわ。




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