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女勇者:真美子  作者: コクテン8
1女勇者への道
42/74

41 魔族が攻めて来た 2


中の運営委員の会議室に私たちは案内された。


そのこには、ロックジャガー他数名の実力者しかいなかった。


当たり前よね。中級魔族じゃ。普通は太刀打ちできないものね。


私達は、吹雪裕也の付き人扱いで入っていたわ。

そして、戦況を聞いたら、ものすごく悪い状況だったの。


中央国家自慢の対魔族兵器”聖なる鉄槌ロドリゲベルク砲Ⅰ”があるの。

その”聖なる鉄槌ロドリゲベルク砲Ⅰ”は魔導士30人近くが魔力を注入して発射する武器なのよ。当たれば中級魔族も1撃らしいわ。

でも、その専属魔導士30人が、秘密裏に潜入してきた下級魔族に皆殺しにされたの。もう撃つことが出来ないわ。


それで、今は城の上級騎士LV1000前後が数十人と騎士団長LV1300が戦っている最中なのよ。

遠見のアイテムで確認した魔族の詳細は以下の通りよ。


魔族ガベガラナル LV不明

女魔族マハイナ LV1392  女魔族ハムラーカ LV1381

女魔族ナナイ LV583 女魔族アキナ LV602 女魔族リサイラ LV599 女魔族マヤ LV621


結構中級魔族が強いわね。


そして、ドアが勢い良く開けられ、国家の役人が入ってきた。


「大変です。上級騎士達と騎士団長が敗れました。それで・・・・・・」


と国家の役人の話が始まった。内容はまとめると次の通りだったの。


①騎士たちで女魔族マヤLV621と女魔族ナナイLV583は倒した。

②魔族カベガラナルLV不明は防御魔法のみで戦闘に参加しなかった。

③初めは優勢だったが、騎士たちは男だったので、女魔族の特殊な誘惑魔法にかかり次々と倒されていった。

④勝利した魔族は、国を植民地化し、生贄を毎月要求している。

⑤残る国の戦力はこの大会に参加している実力者のみになった。


という事よ。

しかし、女魔族の誘惑って、対策して無かったのかしら。



ここにいるののは、


ロックジャガー LV1241

タイガーロンツ LV1128

アイナローザン LV833

ほか数名の付き人 LV600前後


がこの国のお抱え実力者。


そして、吹雪裕也LV718と私とテツさん。


魔族ガベガラナルLV不明が気になるけど、女魔族の誘惑対策さえ取れれば勝てる相手ね。


ロックジャガーをリーダーにして作戦会議が行われたわ。


全員、女魔族の特殊な誘惑魔法を防ぐアイテムを着用。(さっき届いたわ。)

魔族カベガラナルは防御魔法のみなので、戦力とみなさない。放置。

女魔族マハイナにはロックジャガーが戦う。

女魔族ハムラーカにはタイガーロンツとアイナローザンで戦う。

女魔族アキナと女魔族リサイラは残り全員で戦い、勝った後はその他の戦闘のサポートをする。


私とテツさんは、危なくなったら逃げること。

となったわ。


まあ、私とテツさんは参加者じゃないし、レベルも認識阻害で明かしてないからこうなったの。

それから、愛美達は、転移で小国に帰ったわ。自国で対策会議みたい。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


そして、戦いが始まってしばらくたった、中央国家の南門の荒原では。


「ぐっ、放せ!」

「ふっ、いいじゃないか。俺と行こうぜあの世って処に。」


ドカアアアアアンンンンン!


と、大きな花火が空に鳴り響いた。


今目の前で、女魔族マハイナとロックジャガーが弾け飛んだの。

ロックジャガーが満身創痍でもう助からないので、自爆攻撃を仕掛けたのよ。


あと少し待ってくれれば、テツさんが動いたのに。


そう、一応他の人の目があるので私達は見ているだけにしていたの。

でも、テツさんは魔族ガベガラナルを警戒していて、本当に動けないみたい。

魔族ガベガラナルって強いのかしら。


そして、戦況は思わしくなかったわ。魔族ガベガラナルが時々魔法障壁で女魔族を助けるので、タイガーロンツとアイナローザンは女魔族ハムラーカにはに敗れて殺されてしまったの。


女魔族アキナと女魔族リサイラは、何かのアイテムを多様していたので中々強く、吹雪裕也を除く全員が殺されてしまったわ。

でも、吹雪裕也がその魔族2体を殺してくれたの。


残るは、魔族ガベガラナル、女魔族ハムラーカ。

こちらは、吹雪裕也と私達になったわ。


「テツさんと真美子さん、オレが囮になりますので逃げてください。」


と何とも、立派な言葉を吹雪裕也から頂いたわ。とてもクラス転移をやらかした人物とはもう思えない。


「いや、裕也、真美子も戦う。一緒に生き残ろう。」


えっと、テツさん、”真美子も戦う”ってテツさんは?まさか私だけ戦わせて、”真美子のいい実戦特訓になる”とか言わないでよ。


「え、でもあの2体は強いですよ。女魔族ハムラーカは何とかなりそうですけど。」

「ほう、裕也は、女魔族ハムラーカに勝てるのか?」

「ええ、たぶん。奥の手を使います。」


え、女魔族ハムラーカってLV1381よ。大丈夫なの?


「それじゃ、俺と真美子で魔族ガベガラナルを牽制しておくから、倒してくれ。」

「え、わかりました。行ってきます。」


と吹雪裕也は行ってしまった。


そして、魔族の前に立った吹雪裕也が言った。


「女魔族ハムラーカ、オレと一騎打ちしないか?」



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