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女勇者:真美子  作者: コクテン8
1女勇者への道
37/74

36 プール

今日は、約束のプールの日。


テツさんとプールの入り口に立っているわ。


実は数日前、冒険してビキニを買ったの。

ムダ毛処理もばっちりなのよ。


私とテツさんは、それぞれ女子更衣室と男子の更衣室に入っていった。



女子更衣室に入って、私は水着に着替えたわ。

私の買ったビキニはピンク色、そうテツさんの好きな色よ。


本当はフリルがついてる方が恥ずかしくないんだけど、よく考えたらプールに入ると、周りにも水着の女の子がいるのよね。

フリル付きだとテツさんは最初しか見てくれないと思うの。そして、他の女性を眺めるのが目に見えているわ。


だから、シンプルなデザインのを買ったのよ。


最近はレベル上げで動き回っているので、腰とかお腹とか、とてもしまっているの。だからビキニでも自慢できるお腹周りなのよ。

あとは胸が愛美くらいあればいいんだけど。


あ、でも、周りに他の男性もいるから、腰に柄のある布を巻いていくわ。確かどこかではやった水着スタイルだったわよね。




ドアを開けて、プールサイドに向かったわ。


テツさんを見つけて声を掛けようとしたら、そこには愛美とアンとミミが居たのよ。


なんてことよ。二人だけで楽しく過ごすはずなのに、どうしてよ。


しかもテツさんがデレデレと愛美達を凝視しているわ。きぃー!


「あら、真美子さん。奇遇ね。」

「おう、真美子ようやく来たか。アタイも水着買ったんだぜ。」

「そうにゃ。真美子がプール行くって聞いたから、朝から愛美さん達と待ち構えてたにゃん。」

「あら、アン、ミミここに来たのは、武闘大会の視察じゃない。別に待ち構えてたわけじゃなくてよ。」


何が最初に奇遇とか言っておいて、ミミさんが全部ばらしてるじゃない。


という事は、私がこの間レベル上げの時に、テツさんと話していた内容が聞こえちゃったのね。

たぶん地獄耳のミミね。今度から気を付けないといけないわ。


愛美を見ると、白のビキニで生地の厚さがギリギリじゃない。胸のぽっちが出てるわよ。

ああ、テツさんそこをじろじろ見てるわ。くっ、凄い兵器ね。


アンはワンピースだけど、飾りが何もないわ。薄い水色だけどあそこが食い込んでる。生地の厚さも愛美さんと同じギリギリよ。

テツさんも愛美の胸から視線を逸らすとき、アンのそこをチラチラ見てるわ。ああ、ワンピースでもそんな武器があったのね。


ミミは、まるでスクール水着よ。紺色ワンピース型水着、でも布が薄くない?胸もあそこも形がハッキリ出ちゃってるわ。

テツさんもさすがに申し訳なさそうにチラチラ見ているの。さすがに私はあそこまで出来ないわ、脱帽よ。


「テツさん。いつまで愛美と話してるのよ。さ、行きましょう。」

「え、真美子、せっかくお友達が来てるんだ。一緒に遊んだほうが楽しいよ。」


何言ってるのよ。そんなイケメンが言う事言っても似合わないわよ。


「テツさんは、誰とプールに来たの?」

「それは、真美子とだよ。」

「それじゃ、行きましょう。」

「うーん、真美子が、日焼け止め塗らしてくれるんなら、行くよ。」

「え、それ嫌だって言ったわよ。人前で恥ずかしいもの。」


とそこに愛美が割って話してきた。


「あら、テツ様、日焼け止め塗るの得意なのでしょうか?」

「ああ、得意かな。」

「それでは、わたくしもお願いできないでしょうか?」

「ミミもお願いだにゃ。」

「アタイもお願いだ。」

「お、いいよ。いてて。」

「テツさん!」


私はテツさんの腕をつまんでいたわ。


「冗談だよ、真美子。」

「冗談に聞こえなかったわ。」

「それじゃ、愛美さん、アンさん、ミミさん、またお昼とかにでも。」

「テツ!」

「はいはい。」


愛美達は手を振って、近くの日よけ傘の中に入っていったわ。

私とテツさんは、反対側のプールサイドに行ったの。


「テツさん。何か言うことないの?」

「え何を?」

「もう、愛美とかアンとかミミはじろじろ見てたのに!」

「ああ、水着のことか。」

「そうよ。わたしのはあまり見てくれないじゃないの?」

「見て欲しかったのか?」


あ、そんなこと言われると、私が見せたがりみたいじゃない。


「もう、いいわよ。」


と私はそっぽを向いた。

そしたら、テツさんが私を抱き寄せた。

そして、腰の布を取ったのよ。


「腰布をしてたから、恥ずかしいのかと思って見ない様にしてたんだよ。」


と耳元でささやいたの。

やだ、なんか顔がほってちゃう。


「ヒュー!ヒュー!見せつけるねぇ!」「いいぞ!」「ヒュー!ヒュー!」・・・


とか周りからいろいろ聞こえてきちゃったので、私はテツさんから離れたわ。

テツさんは何事もなかったかのように、私の手を引いてプールに入ったの。


「さ、真美子。」

「は、はい。」


2人でプールをゆっくり泳いだわ。

その間、テツさんは私を見てくれていた。

これで、水着を褒めてくれればもっといいのに。

でも、贅沢は言わないでおきましょ。


そして、このプールの名物の大型滑り台に行ったわ。そこで私とテツさんは滑ったの。


私が前でテツさん後よ。滑り台は途中でグルングルン回ったわ。

日本に居た頃だったら、泣いちゃってたけど。

この世界で鍛えられたので、全然平気だったわ。


バシャーン! 


水しぶきを上げて私は水に落ちた。立ちあがろうとしたら、顔から肩まで水面に出た所でテツさん止められたの。


「え?テツさんなんで?」

「うーんと、そうだな俺の背中にひっついて探すか?」

「え、何言ってるの?」

「水着取れてるよ。」

「えー!」


と私は胸を見た。とれてる。下は・・・大丈夫ね。

とりあえず、胸は手で隠すとしても、周りに人が一杯よ。恥ずかしい。

テツさんはキョロキョロ探してるわ。


どうしよう、この場所にとどまってるだけじゃ探しようがないわよね。


「テツさんあった?」

「いや、ない。」

「私が背中にひっついて探せば見つかる?」

「分からないが。本当は胸にひっついてほしい。」


何いってるのよ。それじゃ抱き合ってるんのをみんなに見せつける感じじゃない。

でもそうね、背中だと横のおっぱいも見えちゃうし。背中もまるだしだわ。

それに、愛美とかに目移りしない様に、抱き付いておきましょう。


「分かったわ。水にしゃがんで。」


私はテツさんの胸に胸を押し付けひっついたの。


「お!」

「もう。」

「じゃあ、歩いてここら辺探すから」

「はい。」


テツさんはわたしの胸が見えない様に抱えてくれたわ。

周りから、「ヒュー!ヒュー!」って言われ続けたけど、胸が見えるよりましだから。


なんかちょっと、硬いものが当たってるわ。


でも、ちょっといい気分。


なんか周りが気にならなくなちゃったわ。


あ、顔が上にある。唇も近い。


とテツさんの唇を見ていたら


「お!あった。」


あ、この時間はもう終わりなのね。


「水着あって、良かったわ。」


という事で、私は水中で水着を付けたわ。

そして、プールサイドに上がったのよ。




「テツさん、水着見つけてくれた御礼に、日焼け止め塗ってもいいわ。」

「え?本当?」

「ほんとうよ。だから、愛美とかには塗らないでよ。」

「うん、真美子にしか、塗らない。」


という事で私は、プールサイドで日焼け止めを塗られ始めたわ。


「それじゃ。紐も外すよ。真美子。」

「はい。テツさん。」


テツさんは私のビキニの紐を外す。

そして、いきなり「ぴちゃっ!」


「ひゃん!冷たいわ。」

「ごめん、じゃあ、温めて、はい。」


あ、今度は、人肌の温度よ。


「光の下で改めて見ると、真美子は肌がきれいだな。」

「え、いつもは肌、綺麗に見えないの?」

「いつもって?」

「いつもよ。その、治療とかしてる時はライトの魔法使ってるじゃない。」

「ああ、あの時は、違うこと考えてるから。」

「もう。」

「でも綺麗だよ。真美子。」





とそのあと愛美達とお昼を食べて、また泳いでから帰ったわ。


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