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女勇者:真美子  作者: コクテン8
1女勇者への道
18/74

17 魔法騎士育成学園入学から授業まで

今日は、ついに魔法騎士育成学園入学に入学の日。


私は、テツさんに見送られて、愛美さんと共に魔法騎士育成学園に向かった。


そうよ、ようやく魔法が習えるんだわ。

魔法を習得して、もう落ちこぼれ何て言わせないんだから。


と馬車に乗りながら私は考えていたの。


ガタン!ゴトン!


と馬車は進む。


・・・・・・


愛美さんが話しかけてきた。


「真美子さん、あれからどう?魔法騎士育成学園の特待生の肩書きとして、何か抜き出た技能とか身に付けました?」

「技能ですか?剣術をLV69と基本レベルLV398まで上げました。」

「え?うそ!あなた、この間の護衛の任務では、LV180前後でしたわよね。」


と愛美さんは目を見開いて私を凝視した。


あれ、言っちゃマズかったかなぁ?テツさんから比べると私なんか低レベルなのだけれど、そういえばこの国ってLV400位が高レベル者だったわよね。感覚がマヒしてたみたい。

まあ、普段は認識阻害アイテムでバレないけど、学園じゃLV測定あるし、いずれバレるわよね。


「はい。あれからレベル上げしましたから。」

「ど、どうやってそこまで急激にレベルアップが出来きるようになるのです?」


あ、そうか、私が高レベルなのだからではなくて、急激なレベルアップをしたから驚いているのね。


「それは、テツさんに連れらえて”勇者試練のダンジョン”でレベルアップをしましたから。」

「そう、テツさんと、そう言えばテツさんのレベルはおいくつなのかしら?」


これは言ってはいけないわよね。


「えーと、すみません。秘密です。テツさんからそう言うように言われています。」

「それは残念だわ。でも、真美子さんがそれだけのレベルを手に入れられたのなら、魔法騎士育成学園の特待生としては十分な証明になるわ。」


・・・・・


と話をしていたら、馬車が魔法騎士育成学へ到着した。



そして、理事長室で挨拶をしたり、クラスで挨拶したりし、珍しがられて質問攻めにされて色々大変だったわ。


私のクラスは、愛美さんと同じTクラス。

男子4人、女子2人そして愛美さんと私。

Tクラスは実践向き人材を集めたクラスで、各個人のレベルも高かったわ。





今日は学園生活3日目。


今は魔法実習の時間よ。


私を含めたクラスのみんなは、学園の校庭の端の魔法防壁を張れる区画に移動したの。


そこは、魔法の試射が出来る場所なのよ。


前回の私は”ファイアーボール”が出来なくて困ったけど、愛美さんに相談したら本を見ながらでもいいという事なので、今日は本を用意してきたの。


私が本の呪文をよみながら練習しているとクラスのイケメン男子生徒が近寄ってきた。


「真美子さん。攻撃魔法が苦手のようですね。コツとか教えしましょうか?」


と、昨日剣の打ち合いの授業で気絶させてしまったオルテガムさんが、私に話しかけてきたわ。

え?普通は恥をかかせられたら恨むか寄ってこないわよね。何か裏があるとかかしら?

私は真偽眼を発動させた。


「はい。それはとてもありがたいです。けれどオルテガムさん、私に攻撃魔法を教えてくれるのはどうしてですか?」

「そ、それは、真美子さんはクラスメイトだし、困っているからだよ。」


真偽眼は正を示した。

オルテガムさん、なんか赤くなってない?イケメンだから可愛く見えるけど。


「親切なのね。ありがとう。そういえば、昨日は剣のうち合いで気絶させてしまって御免なさい。」

「ああ、その事か、全然気にしてないよ。それに、半分意識はあったし。」


真偽眼は正を示した。

オルテガムさんは本当に気にしてないらしいわ。イケメンでサッパリした性格、これはモテるわね。


って、え?”半分意識があった。”の?昨日、私が気絶させた時、オルテガムさんを抱き寄せて息があるか確かめたのよね。

やだ、あの時焦って、私の胸とかをオルテガムさんの体に押し付けちゃったのよ。あれ、覚えてるの?


「えーっと、昨日私が、オルテガムさんの気絶したかどうか確認した時、オルテガムさん意識あったのですか?」

「え?あ、意識は少しだけだからあまり覚えてないよ。」


真偽眼が嘘と示す。

な、恥ずかしい。でも、これって、オルテガムさんは私の胸でイチコロだったとか?そんなことないわよね。でも、恨まれてないだけ良かったわ。


私はオルテガムさんを改めて見た。背は175センチくらい。髪の毛はちょっとロングだけど甘いマスクのイケメンだから似合ってる。服も結構豪華な刺繍がついている。どこかの貴族かしら?テツさんが居なかったらたぶん惚れちゃってる。

まあ、オルテガムさんはよく居る、女の子なら誰にでも優しいイケメンさんなんだろうね。こんな素敵な人なら彼女いるハズよ。


「そ、それじゃ。魔法のコツを教えてください。」

「それじゃ、僕が見本を見せるから真似してみて。」

「はい。」


・・・・・・・・


とオルテガムさんは一生懸命になって、私に教えてくれた。


魔法の呪文の短縮とかイメージ方法とか。


おかげで、今まで言いにくかった魔法の呪文を、イメージと呪文短縮で”ファイアボール”が出せるようになったわ。


テツさんが呪文短縮まで教えてくれれば、もっと早く攻撃魔法が出来たのに。

でもテツさんって呪文唱えてるの聞いたことないわ。すべて無詠唱?まさかね。


そして、私は魔法の試射用の的に”ファイアボール”を撃ってみたの。


”ファイアボール”


ゴォオオオオ!


バーンン!


と今まで、攻撃魔法が撃て無かったなど嘘のように、結構な威力の”ファイアボール”が的に当たったのよ。


「やったー!」


とつい、私はジャンプしてしまったわ。

そして、思わずオルテガムさんの両手を握って、上下にぶんぶん振り回し。「ありがとう。」と言ってしまったのよ。

はっ!っとしてすぐ手を離したけどね。


そしたら、オルテガムさんは、ニッコリ笑って


「真美子さんの役に立ててよかったよ。」


と言った。真偽眼は正だったわ。

オルテガムさんのほほが、少し赤くなってるように見えたけど気のせいよね。


そして授業が終わるころ、愛美さんが私のところにやって来た。


「あら、真美子さんモテるのね。」

「え?モテる?」


あれ、モテてるの私。と思っていたら、オルテガムさんが話してきた。


「あ、真美子さんお昼はどうするんですか?よかったら僕と一緒に食べませんか?」

「えーと、愛美さんと食べる約束をしているので、ごめんなさいね。」

「あら、わたくしならオルテガムさんと真美子さんと一緒にお昼でも良くてよ。」


と愛美さんが割って話して来たら、オルテガムさんはちょっと顔をしかめてしまい。


「い、いえ、真美子さん、それじゃまた誘うから。じゃあ。」


とオルテガムさんが行ってしまった。


あれ?もしかして、私に気があるの?

でも、気があるなら愛美さんと3人でも、一緒にお昼をするって言うわよね。


「あら、オルテガムさんまだ、私が振ったこと根に持っているのかしら?」

「え?愛美さんオルテガムさんを振ったのですか?イケメンよ。」

「ええ、そうよ。だってわたくしは、弱い男は嫌いだもの。イケメンじゃこの世界、生き残れないわ。イケメンなんか沢山いるものね。」


確かにそうよね。この世界イケメンだけじゃ足りないわ。でもオルテガムさんレベルそんなに低いのかしら?


「そうね、イケメンじゃ生き残れないわね。ちなみに、オルテガムさんのレベルいくつですか?」

「オルテガムさんはLV221だわよ。わたくしより弱いの方では無理だわ。」


愛美さんより強い男性なんて、1人を除いてこの国に居ないわよ。無茶言ってるわね。


「でも、これから強くなる場合があるかも。」

「そうね、強くなったら考えてあげなくもないわ。」

「基準が、強さなんですね。」

「ええ、今は強さね。でも、真美子さんはいいわよね。テツさん凄く強いものね。わたくしに譲ってくださらない?イケメンなら沢山紹介してあげるわよ。」

「遠了しておきます。」

「あら、そう。真美子さんも強い殿方がいいのね。」


あ、そう言えば私テツさんのどこが好きなの?やっぱり強さなのかしら?


「え?まあ、そうかな?」

「それでは真美子さん、オルテガムさんがテツさんより強くなったらどうしますか?」


それでも、私はテツさんがいいわ。


「たとえ、テツさん以上の強い殿方が居ても、私はテツさんを選びます。」

「あら、そう、やけちゃうわね。どんなところが好きなの?」


どんな所だろう?


「うーん、やさしいし、強いし、背中も胸も大きいし、いつも助けてくれるし、き、キスもとろけるし・・・・」


あ、私何言ってるの。やだ。


「あら、テツさんキスお上手なの?」

「いえ、そのさっきのは話忘れてください。愛美さん。」

「いいわね。一回だけテツさん貸してくださらない?」


私は真偽眼を発動させた。


「本気ですか?まなみさん。」

「冗談よ。さ、お昼に行きましょう。」


真偽眼が”冗談”を嘘と判断していた。

これは、気を付けないといけないわ。



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