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女勇者:真美子  作者: コクテン8
1女勇者への道
14/74

13 女生徒の護衛終了および、愛美さん達の傷痕の治療

女子生徒の実地訓練を兼ねた旅行の護衛は、無事に終わった。


ジョセファーナとマリアンとキャサリーリがテツさんと話したがっていたけど、上手くかわして私とテツさんは帰ったの。


もう、なんでイケメンじゃない30代以上のテツさんがもてるのよ。もう。



今日は、愛美さん達の傷痕の治療を約束していたので、テツさんと一緒に、愛美さんの住んでいる屋敷に行ったの。


愛美さんの屋敷はもう豪邸と言っていいほど大きく。メイドや執事もいるのよ。さすがLV312、国から優遇されてるわ。


玄関の魔法の呼びリンを鳴らしたら、執事が出て来て中に案内されたの。


中庭には噴水があり、その下の池には魚が泳いでいる。

建物の廊下には、美術品が並んでいたわ。


そして、メイドさんに迎えられながら、私とテツさんは応接室に入ったの。


そこには、愛美さんとアンさんとミミさんが何故かドレスを着て待っていたわ。


なにそれ、私だけ冒険者の服装よ。事前に言ってよ。もしかして、お食事会とかあるの?


「ようこそ、テツさん、真美子さん。この書類と報酬を。」


と書類と封筒、そして、報酬が入った袋を私とテツさんに差し出したわ。

その書類は、約束の”魔法騎士育成学園に入学する為の入学金とその後の学費”の免除を記した書類よ。国の特待生になるの。

だけど、実力が伴わないので入学前の1ケ月間、みっちりとテツさんとレベルアップをする予定なのよ。


「確かに貰いました。しかし、今回の報酬多いような気がしますが。」

「いいのですのよ。テツさんは、それだけの働きをして頂いたもの。」

「それではありがたく頂きます。」


とテツさんは、報酬を受け取った。


「あの、テツさん、傷痕の治療ですが、今から出来ますでしょうか?」

「その件ですか。いいですよ。愛美さん。傷痕の場所は何処ですか?」

「あ、はい。左わき腹にありまして。ちょっとまってください。今脱ぎますから。」


愛美さんはドレスの肩ひもに手を掛けたわ。


あ、そうすると、私以外の女性の体をテツさんが見るのね。やだな。


「愛美さん、そのままでも大丈夫ですよ。ちょっと失礼。」


テツさんは愛美さんを引き寄せた。


「あっ!」


と言いながら愛美さんはテツさんにもたれ掛かる。


な、ダメよ。テツさん私の前で、なに他の女をその胸にもたれ掛からせてるのよ。


私は、一歩前に出て止めさせようとしたが


テツさんは愛美さんのドレスの肩ひもを直し、愛美さんを自分の体から離した。


「え?」


そして、愛美さんの左わき腹に軽く手を当てた。


「あん!」


テツさんの手の周りが光りだす。数秒して、


「はい、終わりました。愛美さん。」

「え?もう終わったのですか?」

「はい。」


あれ?テツさん、最近は傷痕が良く消えるようにって言って、私の時服を脱がせなかったけ?

それに城の治療魔導士だって服を脱がせてたわよね。


愛美さんは後を向き、ドレスをたくし上げて傷痕を見ていたわ。


「本当よ。傷痕が無くなったわ。ありがとうテツさん!」


と愛美さんはテツさんに抱き付いたの。


「ちょっと、愛美さん離れて!」


と私は、大きな声を出した。


もう、テツさん、デレデレいて!後でお尻つねっちゃうから。


「あら、わたくしとしたことが恥ずかしい。」


と愛美さんは、離れて赤くなったわ。


えーと、テツさんと愛美さんのフラグ立ってないわよね。


「それじゃ次の方。」

「アタイだ。アタイは全身だけど全部脱ぐかい?」

「うーん、脱いだ方が分かりやすいけど。そのままでいいよ。後で消えて無い傷痕があったら言ってくれ。」


と、テツさんはアンさんに両手を向けた。テツさんの手が光る。


「あっ!」


とアンさんは、声をもらし熱っぽく色っぽい顔をしたの。

アンさんの体がうっすら光る。


「あん!」

「ふう。」


とアンさんは膝を曲げて座り込み。テツさんは疲れたように、うっすら汗をかいていた。


「はい、それじゃ次の方。」

「あたしにゃ。」

「あたしも全身にゃ。サービスで脱いでもいいにゃ。」


と言われ、テツさんはちらっと私の方を向く。


「だめよ。」


と私は短く言う。

テツさんは残念そうにミミさんに向き直って


「そのままでいいよ。後で消えて無い傷痕があったら言ってくれ。」


と、テツさんはミミさんに両手を向けた。テツさんの手が光る。


「にゃあっ!あん。」


とミミさんは、声をもらし熱っぽく色っぽい顔をした。舌なめずりもしている。

ミミさんの体がうっすら光る。


「にゃあん!」

「ふう。」


ミミさんは膝を曲げて四つん這いになった。テツさんは疲れたように、汗をかいていたわ。


アンさんとミミさんは、はしたなく服をまくって傷を確認していたのよ。


「すげえ!あの傷痕も治ってるよ。」

「ほんとにゃあんにゃ傷痕やこんにゃ傷痕も治ってるにゃ。」


・・・・・・


終わった後、愛美さん達が、テツさんに話しかけてきたわ。


「すごかったですわ。御礼はこのお金と、あと何かお望みの物があれば用意します。どうしましょうか?」

「お金だけいいよ。」

「でもそれでは、わたくしの気がすみません。」

「それじゃ、魔法騎士育成学園で真美子の学園生活を助けてくれ。」

「・・・わかりましたわ。」


と残念そうに愛美さんはテツさんから離れた。

そうよ、テツさん、変な報酬はいらないわ。


「アタイの御礼は、どうする?」

「え?もうお金は貰ってるから、アンさんから頂けないよ。」

「それとは別でだよ。全身の傷痕治療なんて城の治療魔導士とかにやらせたら、いやらしく全身触られまくりで大変なんだぜ。」

「え?そうだったのか。触っても問題なかったのか!いてっ!」


私はテツさんのお尻をつまんであげた。


「真美子、冗談だよ。」

「冗談は私だけにしてよ。」

「え?あっそうか。ああ。」


そうよ、私のケガの治療の時は、テツさんは私の服とか脱がせて、ゆっくり触りながら治療するんだもの。


でも、私だけにならいいわ。


「と、言うわけで、アンさんとミミさんの別報酬はいいから。」

「えー!それは無いにゃん。だったら、後でおごりで飲みに連れて行くにゃん。」

「わかった。」

「テツさん。駄目よ。」

「いいだろそれくらい。真美子も一緒に連れて行くから。」

「それならいいわ。」

「にゃ、真美子も一緒にゃのきゃ。」

「ん、そう、一緒という条件でね。」

「わかったにゃ。」


そして、私とテツさんは宿屋に帰ったのよ。


それにしても、あの3人ドレスだったわね。愛美さんは分かるとしても、あとの2人って・・・・、やっぱりテツさん狙いじゃないの?




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