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ホワイトノスタルジア−君想うのに、前世はいらない−  作者: 末摘


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プロローグ

雪の降る真っ白な世界の中で、僕は短い人生を終えた。


たったひとりの愛する人を残して。


この世に、”愛”以上に強いものはあるのだろうか。

"君に、会いたい。"

もう一度、君と出会って人生をやり直したい。


死んだ後、天国か地獄かも分からない狭間で祈った願いが叶い、前とは時代も見た目も変わり果ててしまった今世に、僕はまた生まれ変わった。


ただ君のことが今世で生まれる前からずっと、好き。

たったそれだけで僕は、死んでも生まれ変わっても、君を探し続けた。


いつか、あの日の雪が溶けるように、君の記憶が僕の中から消えても。


きっと僕はまた、君に恋をするんだよ。

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