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潔癖過ぎて、女性に触れられない僕は変ですか?

作者: 七瀬





”潔癖過ぎて女性に触れられない僕は変ですか?“





僕は子供の頃から、”異常なほど潔癖症で何かに触れる事が凄く怖い!“

触るモノが全て汚く見えて、、、。

僕は父親の血を強く引いたのか?“

父親も何かを触る時には絶対に手袋をしてじゃないと触れない人だった。

だから僕は父親に抱きしめられた事も手を繋いでもらった記憶がない!

父親は母親でさえ、ベタベタ触る事もなかったし。

僕が物心つく頃から、父親と母親は既に別々の部屋で寝ていた。

僕はいつも母親の横に布団を引いて寝ていたのだけど、、、。

母親以外の人と一緒に寝る事が大人になった今でも僕は出来ないでいる。





・・・今凄く想うのは? 父親は既に亡くなってしまったのだが、

”父は本当に母を心から愛していたのだろうかという事だ!“

今、僕が父親が亡くなった歳になり凄く思う事だからだ。

未だに独身で、まともに女性に触れる事も出来ずこのまま一人で

居るのかと不安に感じてならない!




『ねえ、母さん!』

『どうしたの頼人。』

『”父さんは母さんとどうして付き合ったの?“』

『・・・確か? お互いの共通の友達が居て、それで付き合ったと

思うけど?』

『母さんは父さんのどこに惹かれたの?』

『うーん、真面目な所かな? どうしてそんな事、聞くの?』

『・・・い、いや? なんか気になってさ。』

『”父さん、凄く潔癖症だったじゃない!“』

『・・・ううん、』

『付き合って3年ぐらいは父さん、母さんに何もしてこなかったのよ。』

『・・・だ、だろうな、』

『でも、それでも母さんを心から愛してるって言ってくれたの!

だから母さんは父さんを信じて別れなかったのよ。』

『・・・ううん、』

『もう父さんは亡くなってしまったから本当のところは母さんには

分からないけど、今も母さんは父さんを愛しているわ。』

『・・・母さん、』

『”だから頼人も母さんみたいな女性と出逢えるわよ、きっとね!“』

『・・・父さんみたいに?』

『そうね!』

『ありがとう、今日! 来れて良かったよ。』

『うん。』






・・・なんか少しだけだが、心がスッと心の中の錘が取れた気がした。

父親は僕の勘だけど? ちゃんと母を愛していたんだと思う。

”異常なほどの潔癖症だけど、“ 

父は父なりに、母親を愛していたのだろう。



僕もいつか母親のような女性に出逢えると信じている!

どんなに潔癖症でも女性を愛せない訳じゃないからだ。

いつか父親のようにステキな女性に出逢えるんだと今の僕は前向きに、

少しでも潔癖症を克服できるように努力を重ねている。

汚れたコップの淵を触るとか、排水溝の中を素手で触るとか、

勿論! 触った後は何度も何度もキレイに洗うのだが、、、。

それでも汚いモノへの挑戦を僕は決してやめないようにしている。

手袋をしないで一度は触ってみるとか、

小さな挑戦ではあるが、きっとこれが積み重なって普通の生活が出来る

ようになると信じている。

これを克服する事で、女性にも触れる事に抵抗がない人間になれるといいな。

好きな女性ひととスキンシップが取れないなんて、生きてて損をしている

と思うから、、、。

僕は最低でも好きな女性だけには触れれるようにしたいんだ!



そのうち、本当に好きな女性が僕にも出来るかな?

心から愛せる女性に触れれる男でありたい!

今はこれが目標になったよ。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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