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きりきり

何ものにもなれないから

何も知らずに生きたいの


きれいなものが見たいから

きれいなものを知りたくない


生きてるだけでつらいのに

生きてるだけでつらくない


一生懸命結ばれて

一生懸命ほどかない


優しい心は雪の中

白に染まって全く見えない


優しい心は冷たい水

凍ってしまって冷えていかない


誰か助けて求めても

誰か助けて落ちていく


嫌われものの冷たい子


空っぽの水に落ちていく


解説:ひとりの友人を思って書いた詩です。彼の心がわかると傲慢な了見かもしれませんが、彼の人生が豊かであることを祈ります。

「きりきり」という題は、氷をイメージして付けました。

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