表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ベットの下の人

作者: やまだ

 「えぇ、勿論最初は驚きましたよ」

 ベットの下に人がいるなんて、思わないじゃないですか。偶にふと「いないかな~」って不安になることはあっても実際にいることなんて普通ないと思うんです私。

 「わっ!ってなりました」

 だけと、数十秒たつと人間なれるものでして。

 「あの~?」って声をかけたんです。

 勿論、不安でしたよ。ただ、やっぱり出てほしいので……。

 そう言っても、なんにも言わないんです。

 ずーっと、黙ったままで、ほとんど瞬きもせずに。いやー困りました。

 「ちなみに、いつからいるんですか?」

 「……」

 何も答えてはくれません。

 ずーっと目はあってるんですけどね。

 「ちなみに、今日朝帰りだそうですよ」

 瞬きの少ない目が暗闇の中でも少し、見開いたのが見えました。

 ようやく反応をいただけました。

 フローリングの床に横向きで寝続けるのは以外に疲れるものです。そそくさと出ていく彼を見つつ、私も、のそのそと部屋の天井が見える場所まで移動します。

 いや~ベットの下に、2人もいたらびっくりするでしょうね。

読んでいただきありがとうございました。


今日の夜は、絶対にベットを下をのぞかないでくださいね。

良い夜を。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ