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第二話 初接触

巡視船しきしま 船橋

レーダー担当「北方の艦隊から軽巡洋艦級と駆逐艦級が1隻ずつこちらに移動しています。どうしますか…?」

船長「恐らく日本軍の船だ。近づいて意図を確かめる。」

乗組員「了解しました‼︎」

ー25分後ー

見張り「2隻の不審船を確認‼︎発光信号で、こちらアブクマ。そちらとの会談を始める為に参った。これより接舷する。」

船長「そうか…よし‼︎事故が起こらないようよく見張っておけ‼︎」

見張り「了解‼︎」

航海長「いよいよですか…」

船長「失礼の無いように行くぞ。」

航海長「分かっています…しかし自分も行くのですか?」

船長「当然だろ。何で残る気なんだ?」

航海長「それは怖いか…いや、行きます‼︎こんな事でビビってたら、密漁船を捕まえる事何て到底出来ません‼︎」

船長「よく言った‼︎それでこそ海上保安官だ。頼むぞ、中村三等海上保安官‼︎」

航海長「分かりました‼︎」


巡洋艦阿武隈

阿武隈艦長「阿武隈より少し小さい船ですが…武装が見当たりませんね。どういう事なのでしょうか?」

南雲忠一「分かりませんが…沿岸警備隊と書いて有りましたし、恐らく哨戒任務のみに焦点を置いているのでしょう。しかし、後ろの方は飛行甲板の様な物が有ります。オートジャイロを運用出来るのでは?」

阿武隈艦長「成程…ありがとうございます。山本長官。しかし…機関銃とオートジャイロだけで哨戒任務が務まるのでしょうか…」

南雲忠一「もしかしたら…平和な世界の船なのかもしれませんね。」

阿武隈艦長「そんなまさか…」


阿武隈副艦長「失礼します。しきしまの船長と航海長をお連れしまいました。」

阿武隈の副艦長が、2人を連れてノックをする。


南雲忠一「分かりました。部屋に入れて下さい。」

副艦長「分かりました。では私はこれで失礼します。」

南雲忠一「さて…あなた方がしきしまの艦長と副艦長ですか?」

船長「はい、日本国海上保安庁PLH31。巡視船しきしま船長の山本洋介です。階級は二等海上保安官で、そちらでは大佐に該当します。そしてこちらが航海長の中村です。」

航海長「只今紹介された中村 文です。階級は三等海上保安官で、中佐に値します。」

南雲忠一「ありがとうございます。私の名前は南雲忠一で、第一航空艦隊の司令官をしております。階級は中将を頂いております」

船長「中将⁉︎失礼しました‼︎」

南雲忠一「いえいえ、大丈夫ですよ。ところで単刀直入に聞きます。あなた方は何処の誰ですか?」

船長「……信じて貰えないかもしれませんが、私たちは恐らく未来から来ました。」

南雲忠一「確かに信じれませんね…何か、証拠等があれば良いのですが…」

船長「証拠…ですか。それなら、こちらをご覧ください。」

そう言って、船長が取り出したのは現代文明の要、スマートフォンで有る。

南雲忠一「これは…?」

船長「これは、スマートフォンと言い、我々がいた21世紀では誰もが持っていた物です。これ1つに時計や無線、ラジオ等の機能が詰まっております。」

船長が実際に実演してみると、南雲長官も、

南雲忠一「ふむ…それは興味深いですね…未来から来たと言っても納得出来ます。」

船長「ありがとうございます。さて…私達は偶然か必然かは分かりませんが、この世界にやって来ました。」

南雲忠一「ほぅ…来たくてやって来た訳では無いと…」

船長「はい。ですが…この時代に来た私達には大きな技術のアドバンステージが有ります。だからこそ、その力で日本を守るのが海上保安官としての義務だと考えております。そして、その為に1つ…天皇陛下に会いたいのです。」

南雲忠一「なっ‼︎」


阿武隈艦長「ふざけるな‼︎突然やって来て未来から来た等と言い…天皇陛下に会いたいだと⁉︎」


船長「信じてください‼︎確かに怪しいかもしれませんが‼︎…でも‼︎」

南雲忠一「落ち着きなさい。とりあいず、我々と一緒に日本へ戻りましょう。」

阿武隈艦長「しかし…」

船長「ありがとうございます。」

次回は、5月6日投稿の予定です。

編集記録

2023年9月25日

山本五十六を南雲忠一に書き換えました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 架空戦記に文句を言ってもしょうがないけど真珠湾攻撃の時山本五十六はハワイに行ってないし連合艦隊司令長官が大佐って言うのはないと思う。
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