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第十話 ミッドウェー海戦1 新たな空母達

大日本帝国海軍の艦隊がハワイ攻略と米空母の殲滅の為に太平洋を進んでいた。

その内容は1航戦の加賀、赤城、2航戦の飛龍、蒼龍、6航戦の雀翔、瑞勇、そして護衛の駆逐艦達である。

史実ではこの機動部隊は、空母4隻と重巡1隻の喪失、重巡と駆逐艦が1隻ずつ損傷という大敗北を喫した。

しかし、ここでは違う。

まず、軍艦が史実よりも多い。

史実の編成に加えて鹵獲したホーネットとエンタープライズを日本人が使いやすい様に改造した雀翔と瑞勇の6航戦。

さらに大日本帝国澪軍の巡視船しきしまが参加している。

山本船長が考えていると航海長が

「たしか史実では明後日からミッドウェー海戦が始まりましたよね。」

と話しかけてくる。

船長「ああ、しかしドーリットル空襲の様に早くなっているかもしれない。珊瑚海海戦も史実とは違い翔鶴が生き残ったんだろう?」

航海長「まぁ大破ですけど…アメリカにいる工作員からの報告ではヨークタウンが修理されているとの事ですし…」

船長「その報告は受けている。さらにアメリカは新造空母2隻をこちらに送ってきているらしい。」

航海長「そうですか…私も、しきしまもそうですがこの戦いが初めての本格的な戦いですね。」

船長「大丈夫だ。訓練通りやれば勝てるさ。」

航海長「そうですよね。ありがとうございます。」


一方アメリカは、ヨークタウン、レキシントン、エンタープライズ、アスプレーションの4隻の艦隊をミッドウェー島近海に派遣していた。

史実ではヨークタウン、エンタープライズ、ホーネットの3隻がミッドウェー海戦に参加したがエンタープライズとホーネットがドーリットル空襲時に鹵獲された為、新しく建造されたエンタープライズとアスプレーション、珊瑚海海戦を生き残ったヨークタウンとレキシントンが参加している。

史実から1隻多くなったので強くなったと考える方もいるかもしれないがエンタープライズとアスプレーションは訓練が終わっておらず未熟な乗員が多い為史実と同等かそれ以下の戦力となっている。

フレッチャー少将「ヨークタウンとレキシントンの他には新兵達か…」

副官「しかもエンタープライズは日本に鹵獲された艦名を引き継いでいます。日本で言うと縁起が悪い…でしょうか?」

フレッチャー少将「ああ、あの2隻はいないものと考えて作戦を立てるべきかもしれない。」

副官「でも少なくとも1隻分の価値はあるはずです。」

フレッチャー少将「あれば良いがな…」


アスプレーション艦橋

アスプレーションの艦橋では、艦長のバーナード・ディロン大佐と副艦長のローゼベルト・オヘア中佐が話していた。

ローゼベルト「ヨークタウンとレキシントンの奴らには腹が立ちます‼︎」

バーナード「落ち着け、気持ちは分かるが私たちが戦うべきは日本の奴等だ。フレッチャー少将達では無い。」

ローゼベルト「しかし、奴らは私達の事を『戦争のおかげで昇進出来た新兵』だの『世間知らずの坊ちゃん』だの言っているんですよ。」

バーナード「だからこそ、日本との戦いで結果を見せつけてやるんだ。」

ローゼベルト「……はい。」


ローゼベルトの気持ちはエンタープライズとアスプレーションのほぼ全ての乗員の気持ちを代弁していた。

そしてその気持ちが特に強いとはエンタープライズの航空隊隊長、ジェイソン・サリヴァンである。

さて、何故最後にエンタープライズとアスプレーションの乗組員のヨークタウンとレキシントンへの怒りが書かれたのでしょうか?

次回から戦闘ですね。


批判や間違いの指摘でも成長のきっかけになりますので書いて頂けるとありがたいです。

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