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優者な勇者?  作者: ユエ
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おはよ~ごじゃりまする~


はい!そんなわけで本日は魔法を試していこうと思います。イェーイ


生活魔法ってくらいなんだから。光は必要だと思うので、ライトの魔法を使ってみましょう~


ふむふむ、まずは魔法のイメージが大切です。何の魔法を使うかによって変わってくるのできちんとイメージできなければ失敗します。そして体の中のグルグルーってなってる魔力を感じグーっと集めてバーッと放出します。


えーっと・・・・・・グルグルーでグーっとバーってなんですか?


おかしいなぁ・・・途中まではいい感じで説明されていたはずなんだけど・・・本屋のお姉さんもこれが一番分かりやすいって言ってたはずだし・・・・


もしかして、売れないから売りつけられたのでは!!!


いやいや、人を疑う前に理解をしようと頑張ってみようではないか!この世界の人は使えて当たり前だから体感する辺りは適当に書いてあるのかもしれないしね!


そうだよ。きっとそうに違いない!これは私への試練だと思えば良いのだよ!


レッツ・チャレンジ!



グルグルーーをグーーッでバーー!!!


・・・

・・・・

・・・・・


って出来るかこんなもん!!!!!!



よし!魔法のイメージくらいなら何とか出来ると思うんだよ!前の世界には色々あったし、それを元にイメージすれば大丈夫だと思うんだ!



ライトだから、懐中電灯、蛍光灯、街灯、ネオン、イルミネーション、何かどんどん違う方向にいった気がする・・・・・まぁいいや、豆電球は小さすぎるし、何があったかなぁ


小さい子が遊ぶようなボールくらいで光ってるのが理想的だよね。


う~む・・・・・・・ってそのままイメージするか



皆の夢を守る為に戦う人が書いてあるボールをイメージして、それが光ってる感じだね


両手を出して、その上にある感じでやってみよう


ん~~・・・・・・ライト・・・


出来た。ねぇ出来ちゃったよ。え?こんな感じで良いの?マジで?嘘じゃないよね?って目の前にあるんだから本当なんだろうけど。本当にこんなんで出来るなんて思わなかったわ。


で、どうやって消すの?念じてみる?消えろー消えろー。


お、出来た意外と簡単にいけるかも。やったね!


他のも試してから、行動開始しますかね





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ふむ、生活魔法はイメージすれば意外と出来る事が判明した。と言うことでご飯食べて薬草採取でもいきますかね。


皆さんは食事中に読書なんて行儀の悪い事したらダメですよ?気づいたら本に夢中になってご飯が冷めてたなんてことになりかねないですからね~


お肉の汁がついて慌てて拭いたり、飲み物を飲んでる時に咽て本については慌てて拭いたり、お肉を持ちながら本に集中してお肉を落として食べれなくなったりしても大変ですからね~・・・・・



さ~て、頑張って薬草取ってご飯を買うぞ~!そして次こそ食事処で食べるんだ!


も~り~、も~り~、薬草探しに森に入って、魔物に襲われ素材取り


あれ?目的変わってね?ま、まあ良いのです。素材を売ったお金は老後の資金にする予定だから問題無


つか、魔物多いんだけど、どう言う事?さっきからずっと戦いっぱなしなんですけど~せめて素材を回収する時間くらいはくれても良いと思うのよ?これじゃ薬草が踏みつぶされちゃうじゃん!


私のご飯代に何してくれとんじゃ~~~~~!


それにしても、何でこんなに戦えるのかしら?運動から離れて早十数年体育会系女子ではあったけど、こんなに反射神経良かったかしら?動けてるから気にしたこと無かったけど不思議な事もあるもんだ


それにしても、このナイフ素晴らしい切れ味ね。もう一本くらい買っておけば良かったかしら。


そう言えば武器屋に持っていけば研いだりメンテナンス的な事してくれるかな?切れ味落ちたら戦いに支障を来すものね。まぁ今は他のもあるから大丈夫だけど、折角気に入って買ったものだから大事にしたいよね。


私って基本食べ物に執着ないから食べれれば何でもいいけどさ、そろそろ違う味の物も食べたいなって思うわけですよ。鶏ガラスープとかコンソメってこっちではないから、作れないかな?コンソメはよく分からないけど鶏ガラは鳥のガラがあれば何とかなりそうじゃない?ラーメンのスープ作る感じでさ。作った事無いけど


あ~、それにしてもそろそろ終わりにしてくれないかしらねぇ・・・・・・・


何か奥にでっかいボス的なのいるから、あれ倒したら散るかしら?散ってくれれば良いなぁと思いながら行ってみますかね。流石にこれ以上はお腹が空くわ


ちょっと雑魚が多いけどご飯の為に頑張ります!


ごっはっん!ごっはっん!ごっはっんっを、食べさせろ~~~~~!


何か私のナイフに光が灯って刀身が伸びてる気がするけど、まぁ今はどうでも良いか。


あのでっかい奴、翼があって悪魔みたいな奴だな。あれ良い値段で売れるかな?他の雑魚に比べてカッコイイ感じもするし僕とかに出来たら面白そうなのに残念だ。


「ほう、一人でここまで来る人間がいるとは。この私が特別に相手をしてやろうではないか」


何か一人で言ってるわね。って言うか魔物って喋れるのね初めて知ったわ。どうでも良いけど


「あなたがこの魔物の集団を指揮してるの?あなたを倒せば散るかしら?」


「ふっ、この私を倒すと。フフフ、そうだな倒すことが出来るのなら魔物の進行は止まるだろうが。私を倒すなど不可能だと思うがな」


ふむ、それなら私のご飯の為に死んで頂こうかしらね。有無を言わせず、勿論一撃ですけどね


さ~て、ご飯を食べに帰ろうかしらね。素材どうしようかしら冒険者ギルドで依頼でも出してみようかしら。そしたら私が後片付けしなくてすむから助かるしね


とりあえず街に向かいながら薬草採取をしないとね!依頼のお金でご飯を食べるって決めてるし頑張らなきゃ!


それにしても、かなり荒らされてしまったわね・・・薬草あるかしら・・・・



ふんふふ~ん♪薬草の沢山ある場所を発見したから今日のご飯は少し豪華にでっきるかも~♪



この間は、摩訶不思議な現象が起きて西門に向かってたはずが北門にきてたからね。門番さんにギルドの場所を教えてもらって向かうです


うん、あの門番さんは親切丁寧に教えてくれるから良いね。今度デートにでも誘ってみようかしら。そしたらこの街にどんな所があって、どうやって行くか覚えれるかもしれないしね


兎に角ギルドで依頼を出して素材回収をお願いしないとね。早めに回収してもらって、それをギルドに買い取りしてもらって、ご飯食べて寝る準備しなきゃ。日が暮れてきたからね~まったく何時間戦ってたのかしら・・・・・


まぁ良いわ、兎に角やることやらないとね


「すみません。依頼を出したいんですけど」


「はい、では依頼内容と報酬、何人くらいを希望するかをこの紙に書いて頂けますか?」


そう言われて受付の人と報酬額の相談をしながら依頼書を書いていったんだけど、量が量だからちょっと多めに人数と報酬を用意した。本当にこれで良いのか聞かれたが、これでお願いして回収された素材はギルドで買い取りをお願いして。素材の代金を受け取れるように手配してもらった。


面倒な事は全部任せてお金だけを頂く。うん、なかなか素晴らしい考えだ。回収と素材の計算で日数がかかるって事だから、数日はゆっくり本を読むことにしようかな。美味しいご飯も食べ歩きたいしね


誰かをデートに誘わないといけないかもしれないわね。ギルドで美味しいご飯を出してくれるところを聞いたから、そこでナンパしようかね


えーっと、あ、ここねドルトン亭。きっとドルトンさんが店主さんなのかもしれないわね


「いらっしゃいませ」


あら、可愛い声のお出迎えだわ


「こちらへどうぞ。ご注文は如何しますか?」


「おススメをお願い出来るかしら」


「畏まりました」


うん、元気で可愛いから、この子をデートに誘ってみようかしら。色々欲しい物もあるし、こういうのは女同士が一番なのよね。


「お待たせいたしました」


「ありがとう。ねぇ、私初めてこの街に来たんだけど、良かったら今度街を案内とかしてもらえないかしら?」


「この街は初めてなんですか。宿はもうお決まりですか?」


「いいえ」


「ここは宿もしてますがご利用致しますか?」


「あら、商売上手ね。じゃあお願いしようかしら。それで、今度私とデートしない?」


「うふふ、良いですよ。宿の手続きもしておきますね」


よっしゃ~。ナンパ成功!まぁ女同士だしね。宿に泊まれば空いてる時間にデートも出来そうだし必要経費よね。


美味しいご飯も食べれるし、久しぶりのベッドで寝るのもいい感じだわ。


それにしても今日はやけに疲れたわ。お風呂入りたい。この宿ってお風呂あるのかしら?せめて水浴びしたいけど、もう眠いから明日にしよ・・・・


おやすみなさい

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