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優者な勇者?  作者: ユエ
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調べものをするために、本のある場所へ行って読んでま~す。字を読める事に驚きましたね。そう言えばここの文字しらねぇじゃん!とか思ってたんだけど、


いや、言葉がいけたならもしかしたら字もいけるんじゃね?な~んて感じで本を手に取ったら読めちゃったわけですよ。これぞ、ご都合主義!やっほ~い


草って見分けつかなかったりするから、メモしないと覚えられないよ。つか、この植物図鑑欲しいな・・・本屋にあったら買ってみるか。だったらここで図鑑見てないで本屋行けよ!って話だよね。さっさと場所聞いて行くかな。


えーっと、さっき対応してくれたおじさんが空いてそうだから聞いてみるか。


「すみません。本屋さんって何処にありますかね?」


「本屋?ここを出て右に行ってみな。西門の辺りにあったはずだ。」


「そうですか、ありがとうございました。」


西門がどこかわからないけど、歩いてればわかるでしょ。


にっしも~んにっしも~んど~こで~すか~♪ど~うし~てわ~たし~はま~いご~なの~♪はっ!違うよ?迷子じゃないよ?ちょっと寄り道してるだけなんだからね!アクセサリーが素敵だな~とか、あんなことろに素敵な服が!とか、そう言えばちょっとお腹すいたかな?なんて考えながら寄り道してただけなんだよ!本当だよ?だから~迷子じゃないの!


本屋に向かわないとね~確かこっちだったはずなんだよね~初めての大きな街って色々行きたくなるから困っちゃうわ。


・・・・・


・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・


どれくらい歩いたんだろう・・・いやだな~西門ってこんなに遠かったのか~、おっちゃん先に言っておいておくれよ~


日が沈みかけてるな~今日はこのまま外に出て木の上で寝るか。宿探すの面倒だし・・・


門から出る時に心配されたけど、何とか押し切って出てきたぜい。ご飯は食べたから後は寝床の準備ね。


今日は何だか色々と疲れたわ。さっさと寝て明日また本屋をさがしましょうかね。おやすみ~






おはよ~ん。何か夜何か来た気がしたけど、きにしな~い。だって私は木の上で寝てるから気づかれないも~ん。


さ~て、今日こそは本屋さんで本を買うど~。そして、次の街まで行くのですよ。門番さんに挨拶して本屋さんの場所聞いて行けばばっちりですね!


「おはようございます。すみません、ここは何門ですか?」


「おう、おはよう。ここは北門だぞ。それがどうかしたのか?」


「あ、いえ、何でも、ないです・・・あ、それでですね。本屋さんへ行きたいのですが、どこにあるか教えてもらえますか?」


「本屋ならここをまっすぐ行って、一つ目の通りを左に曲がったら直ぐにあるぞ。本の看板があるからわかると思うが、もしわからなかったら一緒に行ってやるから戻っておいで。」


う~ん、イケメンのおじ様素敵です。あれは絶対にモテ男さんでしょうね!もしくは、考えたくないけど・・・私を子ども扱いしているか・・・・有り得ないと思うでしょ?私もそう思うんだけどね。でもね、私の身長152cmなんですよ。ここの人たち背が高いんですよ。そして私、童顔らしく、33歳にもかかわらず20代前半に見られる事が多々あったわけで・・・そう考えるとですよ。海外の人が日本人を若く見てしまうような現象が現れているのではと推測されますね。


え?話を逸らした?いやいや話は逸らしてないよ?おじ様は素敵だなって話だものね!べ、別に西門に行ってるはずが北門に来てたって話は終わった事なんだよ!そうなんだよ!昨日の事だもんね!


ほらほら、そんな事より本屋さんに着いたよ!


欲しいのは、植物図鑑と魔物図鑑と魔法の本ね。店番してるのはおじいさんかおばあさんのイメージだよね~。もしくは、初老の人かだね。そこで期待を裏切るマニアチックな女性の店員さん!


どんな本を探してるか言ったら、何冊か出してきて熱く語っていらっしゃいました。とても為になるお話を聞かせて頂きましたのでお腹がすいてまいりましたでございますですよ。ウフフフフ・・・・・朝昼兼用のご飯決定ですかね。


それからも話を聞きながら吟味し、何とか数冊の本を買えました!やった~!何だろうこの達成感!あれ?日が傾きだしてる気がするわ。きっと気のせいよね。さぁご飯を食べに参りましょう!!


少し歩いていたら、食堂を発見!ごっはん~ごっはん~た~べた~いな~♪いやいや、今から食べるんだよ!な~んてな。


カウンター席に座っておススメを頼んでルンルン気分で待ってたら、ドーン!とでっかいお肉さん。まぁお腹すいてるから食べれるとは思うけどさ、おススメ頼んだ私が悪いんだけどさ、また肉っすか!最近肉しか食べてないなぁ・・・・少量でも野菜があるのはありがたいけど、パン硬いっす。


これは飲み物ないと無理だわ。って事でどんな物かわからない飲み物を頼んで頂きます。



まぁ美味しかったよ?肉!って感じで。ほら、肉にも種類によって味が違うじゃない。そんな感じだよ。どんな感じだよ!って突っ込みはいらないよ?私にもよくわからんからな!あえて言うなら鶏肉と豚肉の違いだよ。いつも食べてるのが豚で、今回が鳥みたいな?まぁそんな感じさ!


んじゃま、外行って本を読みながら薬草でも探してみようかな。


やっくそ~う♪・・・・・何か歌ってばかりだから今回は止めておこうかな。うん、馬鹿っぽいしな!否定はしないがこれ以上は奇異の目で見られる気がしてくるから気を付けよう!


ふむふむ、本を読んでると知らずに食べてたのが薬草だったことにビックリだよ。まぁそんな事もあるよね~、だって知らずに食べてたのが毒草って書いてあったんだもん。いや~無知って凄いね!怖い事でも平気で出来ちゃう。アハハハハ~


とりあえず寝床の準備して本を読むことにしよう。薬草採取は明日だね。


植物図鑑も大事だけど、興味を引くのはやっぱり魔法の本ですよ!魔法への憧れは地球人なら持っているはずだ!何故なら!小説、漫画、アニメ、童話、下手すりゃドラマにだって魔法使いを出しているくらいだからね!これで私も魔法少女!ではないけど魔法使いになれる!・・・かも。


そう、まだ可能性でしかないのだ・・・・使った事が無いのに、使えると思うほど若くないからね・・・・頑張って本読んで感覚を掴まないと出来ないだろうし、こればっかりはゆっくりやっていくしかないよね。


とりあえずはどんな種類の魔法があるかってのを把握しなきゃ


生活魔法

火魔法

水魔法

土魔法

風魔法

光魔法

闇魔法


この7種類の魔法があると言われているのね。人それぞれ属性があって扱える魔法も違ってくると。生活魔法だけは全ての人が扱えるわけね。それはそれは助かりますなぁ。生活に必要な魔法が使えるなら、ライターの寿命が延びるし、水にも困らないだろうし、体も綺麗にする事が出来るんじゃない?これは色々試してみないといけませんねぇ


属性魔法の方は後回しだね。今困ってるわけじゃないし、何かに応用出来るならこっちも試してみないといけないだろうけどね。


あ、ちなみに宿で寝る気は全くないからね!そりゃベッドで寝たいとか、しっかり体を休めるにはとか、色々あるだろうけど正直怖いのさ。人が!前の世界でも怖かったけど、別の世界ってなると常識なんかも違うだろうし分からない事ってやっぱり怖いんだよね。だから宿には泊まらない!



まぁそんなわけで今日はもう寝ようかな、おやすみ~


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