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優者な勇者?  作者: ユエ
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あれからどれくらい経っただろうか・・・


あまりにも楽しくて時間を忘れて魔法や薬作りをしていたのさ


たまに、あの面白い店に行きたくなったんだけど。それより少しでも色々やりたくて店主を屋敷に呼び出したりして買い物したりもしてたかな


シルビアとクリフは一緒に剣術を教えてもらっては森に行って狩りで対決してたらしいよ


みんなの家の方も巣立って行く子がいたり、新しく入ってくる子がいたりで元気にやってるらしい


病院の方も病人を収容じゃなくて・・・病人を受け入れては私が練習で作った薬何かで治したり、治癒魔法の練習台じゃなくて・・・治癒魔法で出来る限り治していったりしてた


屋敷でも執事やメイドがしっかりしてきていたし、みんな成長していってるな~って実感だよ


そうそう、自分も薬や魔法を覚えたいって子もいてね。一緒に楽しみながらやってたわけね


で、魔法もある程度覚えたし使えるようになったし、薬も作れるようになったし器具なんかも集めて自分用のもあるし、そろそろ次の旅に出ようかな~って思ってるわけよ


だから、朝食の時に聞いてみたんだけど・・・


「ねぇ、私って家に引きこもってどれくらい経った?」


「3年くらいじゃないですか?夢中になりすぎですよ、ご主人様」


「そうですね。3年くらいになると思います。シルビア、主様は一つの事に熱中するところも素晴らしいんじゃないか」


「あ~、そう。取りあえずシルビア、そろそろご主人様止めようか。クリフも主様止めてくれてもいいんじゃない?」


いつもこれを言うと無視するんだよな・・・・


何か口癖のようにご主人様と主様が定着してるんだよね、あの二人。はぁ~、そろそろ私が諦めるかな・・・



とまぁそんな訳で3年経ってるんだってさ


つーことで、そろそろ旅に出るかな


「あのさ、そろそろ旅に出ようと思うからさ。君達どうする?別に残っても良いんだけど」


「「行きます」」


「あ、そう。了解。じゃあ、旅の準備してね。」


ん?執事さんとメイドさんが慌てだしたわ


「ひ、ヒビキ様。我々はどうなるのでしょうか!?」


「今まで通りで良いよ。執事やメイドの中に貴族の所に奉公に行きたいってのがいたら紹介状書いて行かしてやっても良いし。君がこの屋敷の主として頑張ってよ」


「し、しかしですね・・・」


うむ、不安なのかね?まぁもう帰ってくる気ないけどね。そうだ!お金で爵位買えたりするって小説で読んだことあるけどこの世界ではどうなのかね?買える?


えーと・・クラウド君だっけ?クライド?ああ、失礼、クラッド君ね。爵位持ってたりしないよね?ない?じゃあ、君に爵位を買ってここの主をしてもらおう。そうしよう。それが良い


それから、みんなの家と病院と祈りの間ね。あれには教会も領主も手を出せないようにって契約書があるから大事に保管しててね


あ~、それと、出来る事なら全てを今のまま維持してあげて欲しいのだよ。折角手に職を持つことが出来る場所があるんだから、その場所をなくさないで上げて欲しい


お金の事は気にしなくて良いよ。今まで通り商業ギルドから払ってもらえるようにするからさ


後は・・・・・爵位の購入費と餞別に、これを上げよう。これは何かって?あ~何かね魔妖珠って言うんだってさ。1つで一生遊んで暮らせるくらいのお金にはなるらしいよ。幾つ入ってるか分かんないけど、爵位持つなら資金いるでしょ。って事で後は宜しく!頑張ってね~


はい。丸投げ成功!


って事でスーを肩に乗せて、シルビアとクリフをお供に旅にでるのでした。ちゃんちゃん


一応色んな所に挨拶は済ませたからね。別に内緒で出るわけじゃないから。行きつけのお店にだって顔出さないと心配させちゃうからね。だから大丈夫だよ?




あ!クリフって料理作れたりする?少しは出来る?良かった!本当に良かった!どうしたのかって?シルビアの料理は・・・地獄だ・・・・あの子に料理を作らせると・・・大量の肉しか出てこないんだよ!クリフ!君だけが頼りだ!いや、まぁ私も作れるんだけどね。作らしてくれるのかい?ダメ?だろ?だからクリフが頼りなんだよ。まだ理解できないだろうけど、旅が進むにつれて理解してくるさ・・・



さ~て、さっさと森に入るぞ~


そして、迷子になりながら楽しむぞ~。って迷子じゃないから!ただ、ちょ~っと道を見失うだけで方向は何となくわかるから大丈夫なんだよ!


クリフは今回が初めてだからちょっと心配だけど、すぐに慣れるよ。数ヵ月森の中なんてよくある事だから。こう言うのは楽しむのが一番だよ!私なんてすごく楽しいよ


今回からは特に魔法や薬を作れるからね。もう楽しみで楽しみで仕方ないのだよ


うふふふふ・・・夢の大釜混ぜ混ぜまでもう少しよ


でも、別の国とかも行ってみたいよねぇ。その為に冒険者になったってのもあるし、別に10年くらい彷徨っても、将来魔女の館的なのを作って住み着ければ、そこで20年でも30年でも引きこもれば良いだけだしね


やっべ!地図欲しい、全国地図どっちに行ったらどこの国があるとか知りたいわ


まぁ覚えてたら次の街で手に入れるかな・・・覚えていたら・・・ね・・・・






ゴリゴリ、グツグツ、ポコポコ、ウフ、ウフフフフ・・・


え?怖い?止めてくれって言われても、魔法薬を作る時はやっぱりこれでしょ!


こう言うのは楽しまないと損だよ?折角楽しい時間なのに、止めてと言われて止められますか!!


って事で、ウフフ、ウフフフフフ・・・・


ん?狩りに行ってくる?良いよ、行っておいで。私は一人でも平気だから、気にせず行くが良い!ハッハッハッハッハ


二人は何故この楽しさが分からないのか・・・まぁ趣味は人それぞれだから仕方ないよな


それに引き換えスーは、いつも隣でぽよぽよ可愛いなぁ・・・たまに魔法薬をか薬草を食べちゃう時もあるけど許しちゃうぞ。コノヤロー


そう言えば、最近スーの色が変わった気がするんだけど・・・・気のせいだよね?最初は緑っぽかったような・・・あれ?街にいた時はピンクっぽかった気も・・・ん?今は黄色い?あっれ?・・・・考えてもわからんな!放置だ放置!


って魔物図鑑あるじゃん!スライム、スライム~っと・・・・・スライム:最弱の魔物。動きは遅く捕まえる事は容易だが、酸により溶かされるので要注意。緑色をしており見つけにくい。進化過程により色が変わる


うん、それで?黄色は何?・・・・発見されているスライムの中には赤、青、紫、がおり、極稀に黒いスライムを見た者がいると言われている


だから、黄色はどうなんだ!って言ってんのよ!・・・・進化の過程は定かではない。よってそれぞれに能力が違うものの、弱いことに変わりはない


だ~か~ら~。黄色くなったんだってば~!使えねぇなコラ!



図鑑に八つ当たりしても仕方ないよね・・・・書いた奴思いっきり殴りたいけど我慢だよね・・・・うむ、落ち着こう


はい、ゆっくり息を吸い込んで~吐いて~吸って~吐いて~。よ~し落ち着いたぞ


つまりは、うちのスーちゃんは特別って事だよね!そういう事にしておこう!私の精神衛生上それが最善だと言っている。何が?私の心が!



さてと、続きをしますかね


ゴリゴリゴリ、ゴリゴリゴリ、この磨り潰す作業って何でこんなに楽しいんだろう?ただゴリゴリしてるだけなのに、不思議だ


グツグツ煮込む時も段々粘りが出てくるから楽しいし


煮込んだ奴に魔力水を入れてコポコポやってても色が変わってきて楽しい


こんな楽しい事をしていると時間が経つのを忘れるんだよ!だからね!ご飯が出来たのはわかったから、邪魔しないでよぉ・・・・折角だから最後まで完成させたいんだよぉ・・・・・


妥協するにも切りの良い所まで待って欲しいのに・・・ご主人様とか主様って呼んでるくせに私の意見はガン無視ですかい・・・


いいもん。ご飯を早く食べて完成させるんだから!


コラ!シルビア。肉ばかりじゃなくて野菜も食べなさい!クリフは野菜ばかりじゃなくて肉も食べなさい!そんなんじゃ大きくなれませんよ!


全くお子様たちは困った子達だ・・・

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