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プロローグ

まあ、やれることはやったと思う。


心残りも後悔も沢山あるけど、自分のこの選択には満足度してる。


もう出来ることは無いってくらい頑張った。うん、あたし偉い。




・・・・・・いや、出来ることはまだあった。



目を開けると顔が見えた。


笑っているところも嗤っているところも微笑っているところも何度も見たけど、泣いてるとこは初めて見た。


もう最後なのに新しい表情を見てしまったら未練がましく思ってしまう。


でも、その思いは叶わない。


もう少し見てたいけれど、その所為で間に合わないなんていったら困る。


だからとっととしよう。


贈り物を。





貴方に最期にこのコトバを・・・・・・。



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