第六話:制服の女
「きゃあぁぁぁ!!!!」
「廊下ヲ走ルナ。」
「だ、誰か助けて!!!!」
「ワアァァァ!!!!」
三人はまだ追いかけられていた。
半分担任の姿をした人体模型。
それは歩いているはずなのにだんだん走っている三人に近づいてくる。
三人が体力の限界を感じた時、廊下に後ろを向いている長い黒髪の女がいた。
制服を着ている事から中学生か高校生だという事が分かる。
少なくともこの小学校の生徒ではない。
しかし追い詰められていた三人にはどうでもよかった。
意味や根拠もなく
(助かった。)
と三人同時に思った。
そしてその女に抱きつくように飛び付いた。
「な!なんなのよアンタたち!!」
女はいきなり飛び付いた三人に向かって言った。
「あ、ああ、あ、あそこに人体模型がお、お、お追いかけてきて!!」
すがるように大木は言った。
しかし女は平然として
「…いないじゃない。」
と言う。
三人は信じられないと言うかのように後ろを見た。
本当に人体模型はいない。
どこに行ったのやら。
三人はホッとして胸をなでおろした。
「それよりアンタたちちょっと来なさい。」
「え?」
「いいから。」
有無を言わさぬその女の言葉に、三人は少し怖がりながらもついていった。
「さぁここよ。この中で待ってなさい。」
「え、ここは……」
三人が連れていかれたのは音楽室だった。
「いいから!待ってるものがいるのよ!」
三人は女の底知れぬ迫力に負け、中に入った。
女はそれを確認してから去っていった。
女は校内を歩きながらつぶやく。
「……つったく、私は小学生のガキなんかに興味ないのに。アイツが来るべきだわ。」
女の去った5分後ぐらいに、二人の悲鳴が聞こえた。
しかし時計は相変わらず四時四十四分を示している。
「やっぱ小学生はしたっぱに任せるべきだわ。」
その女は悲鳴を聞きつまらなそうに言った後に、そこから消えた。
なんだかここの所ペースが落ちている闇太郎でせ。実は昨日11時間も寝ちゃいました(笑)けっこうすっきりしました♪さて今回の話ですが、あの女が花子さんだということは分かりましたでしょうか?一応前回にも出てきた花子さんです。「キャラ変わってないか?」みたいな事がありましたらすいませんm(__)m自分の中では同じなんですが……(汗)まぁとにかくこれからもよろしくお願いします。




