ドキドキは奇妙な出来事には勝てない
今更ですが僕の作品は短めにして早く読めるようにしています。ですがさすがに今回は短すぎるので明日も出したいと思います。
追記 11日15時に出します。
Twitter始めたのでフォローよろしくお願いします。
御田楽似で出てきます。
そして3時間目体育。花と踊れるよっしゃあ!
2人で踊るダンスって社交ダンス?まぁ社交ダンスじゃなくてもいいでしょ。
「おーい花ー。やるぞー。」
「はーい。」
とことこ走る彼女。ずっと見ていたい。
「適当に社交ダンスっぽく踊っておくか。」
「それいただき!」
笑う彼女。それを何としても守らなければ。
何からだ?
・・・わからない。
「じゃあ踊ろうか。」
「うん。」
手を組み、ところどころ体が触れ合う。
ドキドキしているときに、不意に脳裏にワンシーンが浮かぶ。
またもやモザイクがかかっており、鮮明にはわからない。
だが俺には人生で最大の衝撃をもたらした。
俺はこのシーンを経験している。
そう確信した。
だがいつだ?16年生きてきたが、この場所に行ったことがない。どこか知らない。
そういえば花には何か浮かんだのか。
とそこで、俺が花の手を離して考えふけっていた事に気づく。
「健・・・?どうしたの?」
「いやなんでもない。踊ろう。」
そうして踊り出したが、俺は別のことを考えていた。花はさっき何も浮かんでこなかった様子だった。どういうことだろう。
まぁ今は何も考えずに花とのダンスを楽しもう。