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第四話:集結(自己紹介)



そして数日後、ベリッチの葬式が行われた。一人一人の話しに悲しみや感動を覚えるなか、一際目立つコメントをクライトンが言った(というよりは残した)。


クライトン

「彼が亡くなった今、僕に残されてるのはただ一つ、ベリッチの担当したまだ未解決と言われている大量殺人事件とベリッチ自身を殺害した者……そのドブ鼠どもをこの手で捕まえることです。」

真顔でそう言った。


クライトン

「以上です。」

その時一瞬会場がどよめいた。


マークリット警視正

「ほー!?」


ジェスラー警部

「彼はいったい何を言ってるんだ?」


チャイルド(巡査部長)

「オイ、オイこんな所で何んだってんだよ」


ホジック警視監

「対した若僧じゃ」


ベクター警視長

「………。」

そうそうたるメンバーが顔を揃えてそう言った。


そして葬式が終わり、数日後、会議が開かれた。


ウイリアムス警視監

「数日前の件で人が不足したため新しいメンバーを発表する。」

会場が少し静かになる。


ウイリアムス

「特別捜査部隊のメンバー、ルイス(警部)」


ルイス

「ハイ!」

彼は上からも信頼を得ている真面目でいいやつだ


ウイリアムス

「スティーブ(警部)」


スティーブ

「ウィ!」

落ち着きのないちょっぴりお調子者だ


ウイリアムス

「ナンシー(警部補)」


ナンシー

「あっハイ!」

まーまー普通の子だ。唯一の女性


ウイリアムス

「最後、隊長を任す、クライトン」


クライトン

「……、アア」

小さく息を吸ってそう言った。


スティーブ

「あんなまだ対した事もしてないやつの下で動く何てゴメンだぜ!」

小声で訴えた


ウイリアムス

「なんか言ったか?」


スティーブ

「フッ、なんでもね〜っすよ」


ウイリアムス

「じゃ、そういうことだ。後はよく話し会ってくれ。」


会議が終わり三人は無言でクライトンの周りに寄って来た。


スティーブ

「オイ、リーダーさんよ。これからどうすんだ?」


クライトン

「軽く自己紹介をしてもらう。少なくとも俺は君達を初めて見たからね」


クライトン

「俺の名前はマッフィニ・クライトン。歳は23歳だ。」


クライトン

「簡単でいいんでどんどん言っていってくれ。後なんか言いたければどうぞ」



クライトン

「右からどうぞ」


ルイス

「ルイス・アルバチョフ歳は25歳」


クライトン

「……、あっ」


クライトン

「次どうぞ」


ナンシー

「ナニー・シャーロン。歳は24歳です。」

「よろしくお願いします!」


クライトン

「………」

『ナニー・シャーロンでナンシーか。』


クライトン

「………あっ、よろしく」


クライトン

「ぐっ、どうぞ」

最後の彼は気付いたら自動販売機でコーヒーを買って飲んでいた。


スティーブ

「スティーブン・カスト」


クライトン

「歳は?」


スティーブ

「オメーみたいなボンボンには言わッ」


物凄い速さでクライトンは(スティーブ)に殴りかかろうとしていたが(スティーブ)はコーヒーを片手にした状態でもう一つの手で防ぎこう言った。


スティーブ

「お前なんかが俺に盾突くんじゃねーよ!」


スティーブ

「糞ガキが!」

スティーブはクライトンを片手で殴り飛ばした。


クライトン

「二度と俺の前で言う(ボンボン)んじゃねーぞ」

殴られ、手で血を拭きながらそう言った。


スティーブ

「ホーー、面白れー、じゃあ…」

ルイスが咄嗟にスティーブの口をふさいだ。


ルイス

「やめとけ!」


スティーブ

「生意気なヤローだぜ」

スティーブとルイスは会議室を去って行った。


ナンシー

「大丈夫?」


クライトン

「アー、ありがとう。」そして(クライトン)もまた苛立ちながら出て行った。


ナンシー

「ッフーーー。」

大きく息を吐いて心の中でこうつぶやいた

『これからどうなるのかな〜!?』

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