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03 ボス戦……の前の話

短めー

 ――ボス部屋の前に着く数日のうちのどれかの夜――


 「エリュちゃん。突然だけどそのマントローブ脱いでみて〜」

 と五杯目のお酒を飲んだアルラさんが言った。


 「え、嫌です。」


 勿論、見せる訳にはいかない。この髪の色は絶対に見せるなと言われていたから見せない。


 「即答っ。え~いいじゃ~ん、減る物じゃ無いんだし~ね?少しだけ、少しだけでいいからお願い!」


 「嫌なものは嫌なんです。あとお酒臭いです。」


 そう言って私は立ってアルラさんから遠ざかりまた座る。しかし、


 「ヘッヘッヘ。良いでは無いか〜良いでは無いか〜」


 と言って迫って来る。恐い。顔が酒で酔った中年男性並みに赤く恐い。


 「い、いやっ。来ないで…………」


 座っているため腰が抜けた状態の様に後ろに退く。

 しかし後ろに下がり過ぎて背中が壁に当たった。


 「フフフフ。これで逃げられないわよ〜」


 徐々にアルラさんが迫って来る。

 私の両端には最悪なことに岩があり完全に逃げ場を失っている。


{ああ。こんな時のために髪の毛染めれば良かった…………}


 しかも索敵のために今は人化は解いている。


 「うぅぅ…………」


 距離はあと1m。リーダーはこの状況をお酒の肴にして笑っている。


 残り73cm


 「さあ。見せなさい…………」


 近づいて来るにつれてお酒の匂いが強くなって来る


 残り64cm


 「さあさあ〜」


 恐い。やっぱり顔がある意味怖い。


 残り50cm 半分切った


 「もう逃げられないわよ〜」


 「本当に……来ないでください……お酒……臭いです……」


 あまりの臭さに目に潤いが増して来る。


 残り43cm


 「へへへへ〜」


 「  !」


 あまりの恐怖に声が出ない。


 残り31cm


 「誘っているのかな〜?その格好は〜?色っぽいね〜」


 「誘ってなんかいません………あと中年男性みたいです…………」


 言葉を発するが小さくてアルラさんの耳には届かない。


 残り25cmの所でアウタスさんがアルラさんを摘まみ上げる。


 「流石にその辺にしとけアルラ。」


 「ぶ〜。あともう少しだったのに〜ヒック」


{た、助かった…………}


 「ハッハッハッハッ。惜しかったなアルラ。前々から気になっていた事が知れなくて。wwwww」


 ダメだこのパーティ。

 でも自由で居心地が良い。亜人だってばれなければ良いのだけれど…………


 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―


 突然だけどここで亜人の種類紹介

1、妖精種

2、獣人種

3、魚人種

4、虫人種

5、竜人種、龍人種

6、魔人種

7、??種


 1の妖精種はエルフ、ドワーフなどのファンタジー定番の亜人。

 2の獣人種はワーモンスターやよくあるケモ耳のある人間のこと。

 3の魚人種はマーメイド、インスマウスなどでインスマウスの見た目は珍しい。

 4の虫人種は古代の書物に乗っていた存在で今は存在しない。また、どの書物にも存在したと書いてあるだけで、姿等の情報は皆無。

 5の龍人種・竜人種は両方とも同一の存在。書物によって字が違うため二つある。主に背中に龍の翼が生えていたり角が生えていたり身体のどこかに龍の鱗がある人間あること。

 6の魔人種は主に悪魔系が多いが人口的には少ない為見かける事は滅多に無い。

 7の??種は存在するが詳細が不明。見た目は人間にソックリだがどこかが違う……………………


 以上の7つがこの世界・・に存在する亜人の種類です。

次回も番外編みたいな奴です。


亜人の種類紹介が小説の中に書いた理由は、後書きだと読みにくいと思ったからです。すみませんm(_ _)m

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