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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
結愛、安海、顋・修学旅行編
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どうしたら女子にモテるのだぁ!!!by大坂←〇ッ〇ーの着ぐるみ着ればモテるぞ。by圭介←スレスレ!〇ィ〇〇ーはヤバいでしょ!by響←いやどんだけ伏せ字にすんの!?by圭介

修学旅行4日目。この日は皆大阪に向かった。

観光バスで神戸から大阪迄と極普通の道のりなのだが、ここでも修羅場は起こる。


「だから私は未だ圭ちゃんと一緒に座って無いんだから譲ろうよ!」


「だめ~、圭くんの隣は私だけなのだ~」


「落ち着くんじゃよしね、安海。ここはワシが座って仲介に入ろう」


キャラがいきなり変わった結愛。


「又やってんだ…」


流石の茜もこれには呆れる。


「とにかく二人は狡い!」


「ずるくないよ~ちゃんとジャンケンに勝ってるんだよ~」


「その通りじゃ、というかジャンケンで決めよう!」


「ジャンケンは負けるからアミダくじで!」


よしねは紙とペンを用意した。

其を圭介に渡した。


「圭ちゃん書いて!」


圭介は紙に3本の縦線を書いた。そして真ん中に当たりの印として二重丸を書いた。其を下の二重丸が見えないように折っていき、最終的には縦線はちょっとしか見えていなかった。


お気付きかも知れないが圭介は横線を書いていない。


「じゃあ書くよ!」


紙を貰いよしね達は名前を書いた。

右はよしね、真ん中に結愛、左は安海だ。

そしてくじを開いたよしねは縦線しか書かれていない事にキレた。


「何で横線書いてないのよぉお!!!」


「あはは~、これはやられた~」


笑う安海。キレるよしね。結愛は冷静さを保っている。


「やはりワシが座れば落ち着くのぉ」


完璧にキャラが変わった。

圭介の横に座る結愛、其を後ろから睨むよしねと、圭介の座る前の座席から睨む大坂。


「ハハハ、誰か助けて…」


圭介は弱々しく言った。











大阪では午前中にUSNで遊び、午後から自由行動になる。従って圭介達は午前中たっぷりとUSNを満喫しようとした。しかし、イベント有るところに修羅場有り。


「圭ちゃん!バックドラフト見に行こうよ!」


「圭く~ん、ゆっくりパレード見よう~」


「いや待て、小野田はワシとスパイスマンのアトラクションに行くんじゃ」


睨み合う三人。其処に更に二人の女性が現れた。


「いいえ、圭介は私と白亜パークのアトラクションに行くのよ」


「んいや、圭介は私にチュロスと其処に売ってあるエリモの中華マンとスルーピーのチョコとか買って来るんだよな!」


現れたのは零と響だった。零が来るのは何となく予想したが、響が来るのは予想外だった。

響の登場で確実に諭吉さんが消える。


「あー何しに来たんですかね響さん?」


圭介は響ににこやかに聞いた。


「何だ悪いか?」


「お前が要ると経済破綻すんだよ。俺の!」


「そんな簡単に破綻するならしてしまえ」


冷たく言う響。これはどうしようも無いと覚悟を決め財布の中身を見た。


「good-bye諭吉…」


圭介は決めた。


「よし!全員まとめて行くぞぉ!」


最早やけくそだった。

















響のせいで諭吉さんが5人消えた。それでもUSNは楽しかった。そして楽しみすぎた。

5人一斉に廻ったから時間が掛かった。特に白亜パークは待ち時間が30分掛かった。

そして元時刻は午後5時、午前中にUSNを出ようと計画していたのだが5時間も過ぎていた。


其に怒っていたのは大坂だった。大坂は修学旅行に行くなら必ず大阪城に行くと断言していたのだか、圭介達のせいでかなり時間をとった。


「急いで大阪城に向かいますよ!」


大坂は他の班員を連れて大阪城に向かった。其に何故か零と響が着いてきた。
















大阪城に着いた大坂達。しかし、大阪城の中には入ることは出来なかった。何故なら営業時間がとっくに終わっていた。


「親方様ぁ!!!」


大坂はその場で倒れた。


「おーいしっかりしろー、大坂ー」


圭介が叩いて起こそうとする。しかし、意識が帰って来ない。

そんなときとある女子達の班が来た。


「あなた達何やってるの?」


現れたのは風紀委員長、小笠原(おがさわら) (かえで)であった。

その彼女の後ろに何名かの女子がいた。

彼女は圭介を見て言った。


「あなたは何れだけ女の子囲めば気がすむのよ」


「ちょっと待て!誤解だ!」


慌てる圭介。


「てか小笠原さん達も何しにここに?」


「小笠原さん…?」


「いや楓…さん」


楓は小笠原と呼ばれるのが嫌いらしい。その理由は違う機会で。


「私達も大阪城に来たんだけど、営業時間終わってたなんて…」


同じ境遇だった。



















楓達と別れた圭介達の班もといい大坂の班は夕食は何を食べるか考えていた。


「やっぱり串カツじゃない?其かお好み焼きかたこ焼き…」


響が普通に会話に入ってくる。


「つーか響と零は自分の班に戻らないのか?」


圭介が響と零の方を見て言った。


「私の班員は全員イケメンビッグスリーの所よ」


「私の所もだ…」


響は少し呆れて言った。


「流石イケメンビッグスリーだな…女の子に囲まれるとはなぁ…普通に考えたら腹立つな」


其はお前にも言える。

そんなことを圭介に担がれていた大坂は考えた。

そしてそんな圭介を少し寂しげに見るよしね。正直嫉妬していた。


「折角の修学旅行なのに…マジック終わっちゃうよ…」


よしねは悲しい目で圭介を見た。その時よしねは誰かの視線を感じた。その視線をよしねは辺りを見回して探した。

そして誰かが見ていた。木の後ろに隠れていた。


男なのか女なのかはわからない。よしねはその人をじっと見る。そしていきなり怪しい人の目が黄色く光った。その時よしねは倒れた。息が出来ない程苦しい。

よしねが倒れた事に茜が気が付いた。茜はよしねに駆け寄る。よしねは痙攣していた。非常事態だった。


「よしねちゃんしっかりして!誰か救急車を!」


圭介や零、結愛がスマートフォンを取りだし救急車を呼ぶ。


「よしねちゃん、よしねちゃん!!!」


響は辺りを見回す。そして其処に見覚えの有る人物が木の後ろから現れた。気が付いたのは響だけ。

その人物は背中から二メートル程の大きな白い羽を生やし飛びさっっていった。


「もう来たのかサリエル!」


響は何故か怒りが込み上げてきた。





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