意外にも知らない事は沢山ある。by響←あーわかります!by小春←電子レンジで卵温めると爆発するとか?by綾子←どぉでもいいんだよ!!by圭介
旧校舎3階のとある教室にて悪魔研究部は集まった。
「おはよう。皆」
零が挨拶をする。
本来なら部長が言うのだけれども今回はそんな雰囲気ではない。
零は話を続ける
「今日集まったのは修行のためよ、これから言うことは修行のメニューだからちゃんと聞いてよ」
そして零は放課後の魔術師から貰った本を取りページをめくった。
「小春ちゃんと綾子は私のもとで修行、圭介と響は戦ってもらうわ。以上」
「えぇ!?何で俺が響と戦わなきゃいけないの!?」
大雑把な説明だったので圭介は理由を必要以上に聞いた。
「フルカスとの戦闘でわかったんだけどアナタ戦い方が厨二なのよ。だから響に教えてもらいなさい」
「確かに厨二(圭介)の戦い方ってださいな」
「ダサいって言うな!」
響が圭介を見て言う。
「あーわかるよ。圭介は基本的に右腕注意すれば私でも勝てそうだもん」
綾子まで言ってきた。
「わーたよ、わかりましたよ。そんなに言うなら悪魔化しないで勝ってやる」
圭介が少しキレた。
「上等だ!最近戦う奴が減ったからな。ボコボコにしてやる」
響が強めに言った。
「手加減しなくていいわよ響。じゃないと修行の意味がないから」
「えっ、少しは手加減を…えっ!?いや、ちょっと、イヤーーーー!!!」
響は圭介の服の襟を掴み引きずりながら何処かへ消えた。
圭介の悲鳴が廊下に響いた。
教室に残った綾子と小春は零の考えるメニューを実行する。
小春はまずメンタル面を鍛える。小春の扱うソロモンの指輪は魔力だけでなく精神も鍛えなければならない。
悪魔を服従されるだけの魔力と威勢がなければ使えない。
零は床に魔方陣を書きその中に小春を座らせた。
「この魔方陣はね、絶望、恐怖、悲しみ、怒りなどの負の感情が流れ込む魔方陣なの。だから余り使いたくは無いんだけど…」
零の顔は苦しそうだった。
それを察して小春は
「大丈夫です!絶対に耐えますよ!私も悪魔研究部の一員なんです。だから、私も戦えるようになんないと」
笑顔で零に言った。
零は心の中で複雑な思いがあった。
小春が入部したとき、私達が守るっと言ったのに今は小春の力が必要になるとは…。
小春がああ言ってくれるのは嬉しいが守れなかった事は情けない。
無論部長こと綾子はそんなことは考えないだろう。
綾子は悪魔を召喚させれるようにする。
そのワンステージとして悪魔召喚に必要な呪文を覚えなければならない。
簡単にいえばお経を完璧に覚えるよりも大変だ。
綾子はライトノベルから魔導書に変わった。
そして零は自分の修行を始めた。
圭介と響はグラウンドにて戦っていた。予想通り響が圭介をボコボコにしている。
「イッダーー!!ギブギブギブギブギブ!」
「いや、まだだ!まだいける!」
「いけるか馬鹿!!」
「なんだと…ふん!」
「イダイイダイ!ほねー骨折れる!」
圭介に関節技を決める響
響のストレスは解消された。
休憩時間。
「お前馬鹿だろ!何回もギブって言ってろ」
圭介が響を怒る。
「だって右腕と下半身に痛覚無いから…だったら痛覚有るところを攻めるでしょ!」
「それが馬鹿なの!普通はそんなことしません!」
響は圭介が怒ってるのが面白くて笑った。圭介はイラついた。
「処でさ圭介」
真剣な顔で圭介を見る響。
そして彼女は衝撃的発言をした。
「放課後の魔術師って…何?」
「はぁぁぁぁぁぁ!?」
部活に入った今までの中で一番驚いた。




