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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
三島 綾子 編
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契約内容は確りと見よう。そして、判子むやみに押さない!by圭介←お金は本当そうだよねby綾子

圭介は急いで放送室に行った。そこに眼鏡っ子も居た。


「何であんな事いってんだよ!!」


「あんな事って?」


「俺が悪魔召喚出来るとか、何か入部するとか、てか何でテメェ俺の名前知ってんだよ!」


「とか、とか、てかってうるさいわね!」


両者激しく言い争っている。


「あのね圭介君、まずは名前だけど、貴方の胸ポケットから生徒手帳を拝借したた。」


圭介は胸ポケットに手を当てた。ちなみに男子の制服は学ランで女子はブレザーである。


「本当だ無い。返せよ俺の生徒手帳!」


眼鏡っ子は生徒手帳を投げてきた。そして、放送室にある椅子に座り、


「それから入部の事は悪魔を召喚できるから、悪魔を召喚できる人がいるんだから宣伝位しなきゃ。」


笑いながら言ってきた。


「と言うわけで貴方の入部は決定よ。私は三島綾子。二年三組、悪魔研究部部長。貴方は副部長ね。」


「冗談じゃない!誰がそんな意味わかんねー部活に入るんだよ!」


そう言うと綾子は椅子から立ち、こちらに向かって来ながら、


「これは貴方の為でもあるの、もし入部してくれるなら貴方に取り付いている悪魔祓ってあげるわよ。」


「是非お願いします。」


圭助は斜め45°の角度でお辞儀した。そして、綾子はニコっと笑い


「誠意が足りないなぁ、土下座でもしてもらおうか」


「するか馬鹿!」


綾子はケラケラ笑って圭介に言った。


「ようこそ悪魔研究部へ。」


そして、右手を差し出してきた。言ってみればこれが2回目の悪魔の契約立ったのかもしれない。綾子はポケットから入部届けの紙を出し圭介はその紙に名前を書いた。


「今日の所は帰っていいよ、明日の放課後から部活をやります。お楽しみに!」


そう言って綾子は放送室を出た。


次の日、女子がやたらと俺の事を見てくる。

あの人、格好いいっという目では間違いなく見ていないとわかった。

むしろゴミを見る目で見ていた。学校の中に入っても冷たい視線は続いた。そして、廊下にある掲示板に貼ってある学校新聞にこう書かれていた。


『噂の転校生はやっぱり中二病だった!』


圭介はその場に立ち止まってしまった。声にも出ない声が出た。その日1日中冷たい視線を受け続けた。




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