学園祭マジック!!by大坂←学園祭と言う名の地獄だそうですby圭介←違うでしょ!byよしね
学園祭準備ほど面倒なものはない。そう思いつつも圭介と大坂はクラスの出し物の一つお店の看板を作っていた。
「わざわざ作るかね~」
圭介が愚痴をこぼした。
「我輩手が疲れたでござるよ…、あー、隣のクラスの男子が羨まし!」
大坂は3組を見た。3組の男子も外で何かを作っていた。今は休憩中だが女子生徒が気を使ってジュースを配っている。
「何でですかね…この差は」
「まともな男子が居ないってことだ」
そう言って圭介は看板に釘を打った。
「小野田殿あれを!」
大坂が指指した方を見ると大勢の女子が塊になっていた。その塊の中に三人の男子が居た。
「間違いない!天馬と風間と阿倍野ですよ!」
「誰?」
「覚えて無いんですか!」
大坂は後ろポケットから一枚の紙を出した。
明彩学園付き合いたい男子ランキング
1位 2年4組 天馬 翔
2位 2年4組 風間 海斗
3位 2年4組 阿倍野 光太
圭介はこれを見た瞬間苦い思い出を思い出した。
「これって俺が付き合いたくないランキングで1位とった時の…」
「そうです!」
圭介は胸を押さえた。
「とりあえず説明しましょう。あの金髪が天馬で、小麦色に焼けているのが風間、眼鏡かけていかにも頭良さそうに見えるのが阿倍野です!」
大坂が説明してくれていたのだが圭介は聞く耳をもたなかった。そして圭介はランキング用紙を破いた。
「小野田君ちょっと来て」
圭介に話しかけたのは同じクラスの女子だった。
「あぁわかった」
圭介は立ち上がり女子生徒に言われるがまま付いていった。大坂が悔しそうに見ていた。
圭介が連れてこられたのは自分の教室だった。
「今から寸法はかるから動かないでね」
「えっ?」
女子生徒は巻き尺を伸ばし圭介のありとあらゆる所をはかり、
「これなら明日にでも作れそうかな…あっもう良いよ。ありがとう」
圭介は大坂のいる廊下に戻った。
次の日、女子数名と圭介はある服に着替えていた。
女子はメイド服に圭介は執事の服に
「これ何…」
圭介は女子に聞いた。
「やっぱり男手も欲しいし、このクラスでマシな男子小野田君ぐらいしか居ないし」
圭介は少し嬉しかった。定着していた中二病がここまで薄れて居たことに
「確かに大坂より小野田君の方が顔はマシよね」
「そーよ!」
「あーこれが天馬様だったらな…」
圭介のテンションはかなり落ちた。
いよいよ明日学園祭だ。学校は最早学園祭一色、何処にも普段の姿を写し出して居ない。
そんな学校をゆっくり廻っている黒い影が居た。
「学園祭か…懐かしいもんだね」
そして黒い影は消えて言った。
「いよいよ明日ね…」
零はミス&ミスター明彩のポスターを見て言った。
「何着ていこうかしら」
そして静かに笑った。




