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俺はガチで中二病なんかじゃない!!  作者: のとに館長
学園祭編
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カーニバルとフェスティバルの違いってby綾子←カフェオレとカフェラテみたいな感じですよby小春←タイトル言う所だから日常会話やめて!by圭介

明彩学園伝説


後夜祭の花火を好きな人と見ると付き合える。



「へぇーへぇーへぇー」


「真面目に聞いて下さい小野田殿!!」


放課後2年2組の教室では彼女作ろう部が活動していた。総勢20名のモテない男子が集まっていた。


「良いか皆の衆!これは絶好の機会であーる!ここで彼女を作らなければいつ作る!」


「今でしょ」


「いや小野田殿、いちいち茶々入れんといて下さい。それに今でしょはもう古いでござる」


小野田殿と呼ばれている男子生徒はこの彼女作ろう部の部長 小野田(おのだ) 圭介(けいすけ)である。

そして、ハイテンションで厨二発言しているのは副部長 大坂(おおさか) 四郎(しろう)であーる。


此度(こたび)の戦、激しくなるぞ…。皆の衆!天馬や風間に負けるな!」


「おー!!」


「誰?」


圭介以外の部員は下心丸出しの狼だった。

圭介は思う。


『何でこんなことやってんだ…』


圭介はため息をついた。






同時刻、生徒会室では学園祭の出し物やイベントについて会議が行われていた。


「では今年もタピオカは禁止ということで」


零がメモをしていた。


その零の横に座っている女子生徒が


「じゃあ次はミス&ミスター明彩ね」


「その議題は明日にしませんか会長?」


「駄目だよ島田(しまだ)さん、今日出来ることは今日やらなきゃ」


零の横に座っていたのは生徒会会長 尾方(おがた) 冴美(さえみ)である。


冴美は立ち上がり自分の目の前に有るホワイトボードの前まで歩き、黒い水性ペンで


ミス&ミスター明彩応募方法


と書いた。


「さてこれをどうしよう?」


冴美はまるで悪代官のような顔をして零を見た。







次の日のLHRでクラスの空気がどよめいた。


「つまり今回のミス&ミスター明彩は立候補式と推薦式に別れています。ちなみに小野田君はすでに推薦されているので強制的に出場してもらいます。」


「はぁー!?」


圭介は理解が出来なかった。周りの女子もざわついた。


「誰が入れたの?」


クラス委員長に聞いたのは圭介の唯一の友人の一人 青葉 よしね だった。


「それについては不明です」


だが圭介の頭の中にはある人物像が浮かんだ。


「絶対アイツだ…」


圭介は倒れそうになった。


「では、他に立候補する女子は?」


誰も手は上げなかった。


「ではミス&ミスター明彩の議題は終わります。次は出しも」


「待たれよー!!」


クラス中に響いた。


「女子が立候補しないと言って話しを終わらせるなど聞き捨てならんな!」


大坂はその場で立ち上がり委員長を見た。そして痛々しい発言がクラスを襲った。


「そのミスター明彩、我も立候補しよう!」


長い沈黙は有ったものの委員長は紙に大坂の名前を書き、


「では出し物につい」


「我も立候補しよう!」


「うるせー!!」


大坂が立ち上がって言ったので、圭介は大坂の頭をおもいっきり殴った。






昼休み、大坂と圭介は弁当を広げて食事を始めた。


「いきなり殴るとは、小野田殿結構痛かったでござるよ」


「確かにやり過ぎた部分も有ったけど、お前正気か!?何でミスター明彩に出るなんて言ったんだよ!?」


「話せば長くなること…」


大坂が窓を見た。その姿がかなりウザかった。


「実は我輩、今恋をしているのでござるよ!」


圭介は吹いた。ご飯粒が鼻から出そうになった。

大坂の話は続く。


「もし我がこの大会で優勝すれば間違いなく女子にモテモテ!そうすれば茜殿の目もきっと変わるでござるよ!」


「茜殿?って茜の事か…お前の好きな人って茜の事!?」


「わぁー、声が大きいでごさるよ!」


大坂は圭介の口を押さえた。


「この前のデートで我は心を奪われたでござる…だから優勝して一緒に花火見てそしてあんなことや…グフフ、よだれが止まりませんな!」


「お前気持ち悪いぞ…」


圭介は今日大坂とは仲良くしない方が良いと考え始めた。


「つーかお前優勝出来んの?」


「少なからず小野田殿には勝てる自信があるでこざるよ!」


圭介はとてもイラついた。ケイスケ イズ ベリー イライラ





放課後圭介はいつも通り悪魔研究部に来た。

圭介は軽く挨拶をして部室に入った。


「圭介先輩、学園祭の出し物何にします?」


小春が不意に聞いてきたので、圭介はてっきり自分のクラスの出し物だと思い、


「メイド喫茶…」


「めめめメイド喫茶!?」


小春が余りにも驚いたので圭介はきょとんとした。

そして、いつも通りライトノベルを読んでいる部長がいきなり立ち上がり


「おい貴様…この私に接客業をやれだと…」


「最低だな厨二」


何故かいつも遅い響も部室に居た。だがそんな事今は関係無い。彼女らは今にも圭介に襲いかかりそうだった。


「ちょっと待てぇ!!何でお前らそんなに怒ってんの!?」


「「この変態!!」」


響と綾子のパンチをくらった圭介は廊下の窓の方までぶっ飛んだ。






「何だ!2組の出し物の話しだったの!」


「すみません。私がちゃんと言わなかったばかりに…」


「いいだろどうせ厨二も頭の中はメイドだらけ何だから」


圭介の疑いは晴れた。しかし、圭介の顔も腫れた。


「んな訳ねーだろ!」


圭介は響を睨んだ。


「それで悪魔研究部の出し物は何が良いですか?」


小春が笑みを浮かべて言う。


「やっぱ悪魔って書いてるぐらいだからそれに関係あるもので良いんじゃね?」


「だからそれが何か浮かばないんだよ。空気読め厨二」


響が圭介にきつく言った。


「だったらステンドグラスが良いんじゃね?ほら部室の窓に手作りステンドグラス張ればさ」


「それだけじゃ物足りないじゃん」


「確かに…オブジェでも作れれば良いんですけどね」


部員は悩んだ。時間を掛けずでも素晴らしい作品は無いのか…

そして部長が


「何か面倒だね…、やめるか」


皆その意見に納得した。

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