それぞれの日常by圭介←ねっどう思う?by綾子←勝手にしてくれby圭介
放課後の2年2組の教室にて11人の男達が集まった。男達のリーダーは黒板に立ち何かを書き始めた。
コツコツコツコツカタサーサーコツコツカタン
「えーこれより"彼女作ろう部"の部活動を始めます」
余りテンションが上がらないリーダー、もとより部長。黒板には
『彼女を作るために何をするか?』
と書かれていた。
彼女作ろう部部長 小野田 圭介は正直入部などしたくはなかった。しかし大坂 四郎の土下座の前では断れなかった。その甘さが今に至る。
「誰か意見ないのか~?」
圭介が部員に問いかけた。1人の部員が
「強くなれば彼女を作ることが出来ると思います」
手を挙げて言った。しかし圭介は
「バカヤロー!そんなの自己満足だ!強くなるだけじゃモテねーぞ!」
違う部員が
「格好良くなればモテます」
「どう格好良くするんだ!?」
部員が黙りこんだ。大坂が
「体を鍛えて格好良くするのでは?」
「体鍛える意外ねーのか!プロテインでも飲んでろ馬鹿ども!!」
圭介が一喝する。ちょっとテンションが上がってきている。
「いいか、モテるためにはまず外見を変えるんだよ!」
圭介が教卓を叩いて言った。
「まずは髪型を変えろ!そんな七三とか寝癖も今日で辞めるんだ!」
「どのように変えるでござる?」
「格好良く変えるんだよ!」
「「だから格好良くってどんなの!!」」
部員全員に突っ込まれた。圭介は携帯電話を取りだしWebを開き
「いいか、格好いい髪型って検索しろ、そしたら色々と出るだろ。そんなかから格好いいと思う髪型にしてこい!」
「イエッサー!!」
部員達は圭介に敬礼した。
生徒会部室にて
「と言うわけで、今回からミス&ミスター明彩を開催します」
副会長の島田 零はいつも通り冷静に言った。
今回で第 30回を迎える学園祭はいつも開催されるミス明彩の他にミスター明彩を決める事になった。出場者は特に制限も無い。自信がある人のみ出場可というルールにした。
「副会長は出場しないんですか?」
1人の生徒会役員が聞いてきた。
「そうね…、考え中ね」
そう言って資料などを片付け
「お先に失礼します」
と言って零は悪魔研究部に向かった。
独り部室に居る三島 綾子は昨日買ったばかりの本を見終わり
「あたしも小説書こうかな…」
と言って買ったばかりの本を本棚に入れた。




