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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

殺人鬼の憂鬱(二百文字小説)

作者: 神村 律子

 チェンソーの殺人鬼。


 彼は血を見るのが大好きで、誰彼構わずその凶器で斬り裂いた。


 犠牲者は雄叫びを上げ命乞いをするが、彼は聞かない。


 機械油と人間の脂が混じった筆舌に尽くし難い臭いが広がる。


 そして彼は返り血を浴び、狂喜する。


 ボロ雑巾のようになって倒れる死体。


 彼はそれを美しいと感じまた次の生け贄を探した。


 


 ある日、彼は気づいた。


 殺したはずの人間が翌日街を歩いている事に。


 その街がゾンビの街に変わっている事に。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白い。 [一言] センスが良い。
[一言] 前々から疑問だったんですよね。 ゾンビってのは、どこまで千切ったらゾンビではなくなるのか。頭が無くなったら死体になるのか、足だけになっても動き続けるのか、是非チェーンソーの彼には、その辺りの…
[一言]  おぉ! コレはまさしく切りたい放題! って違いますか?  さすがに、血を見るのが好きな殺人鬼でも、ゾンビはキツいですね。 簡単な一言感想でしたが、お邪魔しました。
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