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Ep.6

( *・ω・)ノヤァ( _ᐛ )ノユゥ(*゜▽゜)ノヨォ


どうもこんにちは、#モノと言います。

あんなに笑ったのは久しぶり

 突如僕の目の前に現れた日輪草(にちりんそう)と言う男は僕の事を雨守町(あめもりちょう)の生き残りと言った…

僕が雨守町出身だと知っているのは看護師の佐藤(さとう)さんと担当の先生だけで、ただでさえ話題になっている雨守町で生き残りが居たら、マスコミや専門家達が押し寄せてくるかもしれないと、病院側が配慮してくれたから、知る訳無いのに…


時「なっ…なんで僕が雨守(あめもり)出身だって…」

日「聞いたからだよ♪

  水芙蓉(みずふよう)さんと狐くんから♪」

時「みずふよう?きつ………ね…!?

  狐だって!?」


 僕の事を知っている狐は心当たりがある…

薄情にも僕の元にお見舞いに来ないアイツ(・・・)の事か?


時「その狐!何処(どこ)に居るんですか!

  教えてください!会わせてください!」

日「まあまあ♪落ち着いて♪

  その狐くんは今うちで預かってるからさ♪」

時「預かって…?」

日「雨守町で起こった出来事についてと梅雨狐(つゆぎつね)につ

  いてさ

  キミと狐くんは重要参考人だからね♪」


 日輪草は悪気の無い笑顔で僕に言い放つ…

僕は堪忍袋の緒が切れて、胸元に掴みかかり、体を揺らす…

 

時「ッ!!晴雨(はるさめ)に変な事をしたら許さない!

  晴雨に会わせろよ!」

日「会わせたいのは山々なんだけど…

  まだまだダメなんだ、ごめんね」

時「巫山戯(ふざけ)んな!!」


 僕は泣きながら日輪草の顔に殴りかかる…

しかし、日輪草がのらりくらりして顔に当たらないし涙のせいでよく見えない…


日「時雨(しぐれ)くん、落ち着いて」

時「グスッ…うぅ…

  なんで…なんでそんな意地悪するんだ……」

日「お兄さんもキミが寂しい思いをさせてるから、

  早く狐くんを解放してあげなって言ってるんだ

  けどねぇ…」

時「………けど?」

日「アイツ(・・・)がなんか腹立つって言うから、解

  放しないんだってさ〜♪アッハハハ♪」

時「………(怒)」


 僕は日輪草の腕を掴んで、部屋の外に追い出す事にした。


日「おや?時雨くん?」

時「二度と僕の前に現れるな不審者!

  人の友達を何だと思ってんだ!」

日「待ってくれ、話はまだ…」

時「黙れ!アンタと話すことなんて無い!」

日「あっ、じゃあ最後に!

  ベッドに置いた黄色の花の折り紙なんだけど…」

時「ッチ!(うるさ)い!」


 ドアを力強く閉めて、僕はベッドに戻る。

怒りに身を任せたまま、ベッドに放置された折り紙達をくしゃくしゃにしり、破ったりしてゴミ箱に捨てる。

そして冷静になって、涙を流す…


時「…………グスッ

  晴雨ぇ……青威くん……蓮實神主………」


 独りぼっちがこんなに辛いなんて初めて知った…

今思えば僕はずっと誰かて居たんだなぁ………


時「………はぁ」

「……時雨くん?」

時「!!」


 枕に顔を疼くめていたら、いつの間にか帰ってきていた輝元(てるもと)くんに声をかけられた…

泣いている所を見られた…いや、それよりも…


時「…いつから居たの?」

輝「さっきキミがお兄さん(?)を追い出した時には

  病室の外に居たよ…」

時「あぁ…そう…

  ………」

輝「…何かあった?」

時「別に……」

輝「そんな事言わないでよ!

  お話しようよ」

時「………」

輝「僕、キミと友達になりたいんだ

  入院してる間、仲良くしようよ!」


 …まぁ、輝元くんは信頼できそうだから良いか。

佐藤さんにも輝元くん(かれ)とは仲良くしてほしいって言われたし…

ずっと眠ってる生活より、楽しいかもしれないし。


|


「……んで?例の少年(ガキ)とは話せたのか?」

日「話せたぜー♪嫌われたけど♪」

「あぁ?」


 病院の待合室にある電話で時雨くんと接触出来た事を寺院に居る仲間に伝える。

時雨くんが独りで寂しいそうにしていた事と体調面についてを知らせる。


日「プンプンしてて泣きべそかいてた時雨くん、可

  愛かったぜ♪」

「いや…お前性格悪いぞ…」

日「だから言っただろー?狐くんを解放してあげた

  方が言いって」

「いや…あの管狐は何だか信用ならねぇんだよ…」

日「そりゃいきなり捕えられて、尋問されたら心開

  かないだろー?」

「いや…………確かにそうだけどよ…」

日「水芙蓉さんは?」

「あの人もお師匠様に色々聞かれてる

 …少年(ガキ)の所に行かせたいのは分かるが、

 雨守町の豪雨(今回の件)アイツ(・・・)の仕業かもしれ

 ないんだ

 念入りに調査を進めないといけないんだ」

日「堅苦しいな〜、お前の悪い所だぜ♪」

「いや…お前よりはマシな方だろ…」

日「とりあえず時雨くんは()に任せとけ♪」

「いや…やめとけy…」

日「じゃあなー♪」


 俺は電話を切って、外に出る。

今日は青空が広がっており、とても気分が良い♪


日「う〜ん、良い天気だ♪」

(ドンッ!)

日「お?」


 脇腹ら辺に何かがぶつかって来た…

確認してみると、眼鏡をかけた時雨くんぐらいの男の子が尻もちをついていた…


「あっ!すっ…すみません!」

日「ううん、こっちこそごめんね♪」


 俺は手を伸ばして、男の子を立ち上がらせる。

男の子の手はか細くて、爪先がボロボロになっている。


日「お見舞いかい?」

「あっ、…はっ…はい

 とっ…友達が事故に遭っちゃって…」

日「へぇ、お見舞いに来るなんて偉いねぇ♪」

「どっ…どうも…それじゃあ…」


 男の子はそそくさと行ってしまった。

平日の昼(・・・・)なのに、なんて健気なんだろう…


日「……………

  なんか…臭うな…」

─────────────────────

 捕まってからもう何日経ったんやろ…

僕はもう洗いざらい話したのに、尋問してくる野球帽の野郎から一向に解放されない…

術を使って逃げようにも、絡まってる(つた)のせいで逃げる事が出来ひん…


晴『お前、僕に何を求めてるんや?』

「だァかァらァ、梅雨狐の事ととその裏に居る黒幕

 の事を話せって言ってるんだよ!」

晴『だァかァらァ、知らん言うてるやろ!

  何回言ったら分かるんや!』


 こんな感じのやり取りが数日続く…

最初の頃は真面目に教えとったのに、この野球帽野郎(クソガキ)がわからず屋過ぎて話にならんのや…

蓮實の奴もしばらく見てへんし…


「なんで梅雨狐に従ってた癖に何も知らねぇんだ

 よ!使えねぇクソ狐だな!」

晴『従ってた…まぁ最初は素直に従ってたで』

「…?」

晴『でもアイツらの絆を見たら…なぁ

  …でもそれを抜きにしても僕は狐達の間では異

  端やったらしいで』

「いや…知らねぇよ」


 明確に梅雨狐や管狐(なかま)に嫌悪感を抱き始めた理由は忘れた。

まぁ、時雨や青威の様子を見て心を入れ替えた…のかもしれないな。


蓮「牽牛花(けんぎゅうか)くん」

牽「…!」


 僕達の元に蓮實の奴がやって来た。

蓮實はどうやらココの寺院出身らしく"水芙蓉"と言う名で活動してたらしく、お偉いさんの命令で雨守町にやって来たらしい。

なんで寺の僧侶が神社で神主をやってたんやとこの前聞いたら、なんか有耶無耶(うやむや)にされて、結局理由は分からんかった。


牽「水芙蓉さん…どうかしましたか?」

蓮「牽牛花くん、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)様が晴雨くんを解放して

  良いって…」

牽「あぁ?何でですか?」

蓮「さぁ…」

牽「はぁ…ほらよ」


 牽牛花(アイツ)が指を鳴らした瞬間、身体中に絡まっていた蔦が一瞬で無くなった…

捕まった時から思っていたけど…どういう原理なんや?


蓮「晴雨くん!」

晴『蓮實…』

蓮「あの…ごめんね」

晴『謝るんやったら、時雨に謝りや

  …まぁお前が最初から居たら、青威が梅雨狐に

  取り憑かれる事も無かったのに』

蓮「(グサッ!)」

晴『大雨で町が沈む事も無かったのに』

蓮「(グサッ!)」

晴『時雨が入院する必要も無かったのになぁ…』

蓮「(グサッ!)」

晴『大体なんで時雨と青威を置いて出かけるん?

  アイツら中学生やけどまだ未成年やで?

  しかもいじめられていて大人の助けが必要だっ

  て言っとるのに、お前何考えとるん?』

蓮「(グサグサグサッ!!!)」


 僕は蓮實に不満をぶつけて言ったら、蓮實は部屋の角で丸まってしもうた…なんか小さく見える…


蓮「返す言葉もございません…

  僕が不甲斐ないせいで時雨くん達を不幸にさせ

  てしまったんだよね…(小声)」

晴『なんて?聞こえんよ?』

牽「…実はアンタらに話して起きたい事があるん

  だ」

晴・蓮『…?」

牽「実は水芙蓉(あなた)の代わりに雨守町を護る役目を

  俺ともう一人がやるつもりだったんですよ」

晴・蓮『うん」

牽「でも………

  もう一人が間違えたんですよ

  …雨守町に行く電車を」

晴・蓮『…………」

─────────────────────

 さっきのイライラの解消する為に、僕は輝元くんとお話をする事にした。

輝元くんは僕のベッドの隣に座って目と目を合わせる…


時「…隣じゃなくて良くない?」

輝「良いじゃないか

  …嫌だった?」

時「あっ、いや…別に…」

輝「アハハ♪ありがとう♪」


|


時「…記憶喪失?」


 輝元くんと話を進めると、輝元くんは車の事故に遭って入院していると佐藤さんから聞いてはいたけど…


輝「そうみたいなんだ

  全く覚えて無いけど…」

時「(そりゃ記憶喪失だとそうだろうね…)」

輝「気がついた時にはもう病室(ココ)に居たんだ

  名前とか年齢とかは学生証があったから、すぐ

  に分かったけど…それ以外は…」

時「…じゃあ、いつもお見舞いに来てる女子達は?

  知らないの?」

輝「うん…クラスメイトらしいけどね」

時「………」


 輝元くん、女子に怒れない優しい奴なだけじゃ無かったんだ…

僕よりだいぶ悲惨な境遇でココに居るんだ…


時「…記憶、戻ると良いね」

輝「うん…そうだね…」

時「?

  戻りたくないの?」

輝「あぁいや…そうじゃなくて…

  …最近、夢を見るんだ」

時「夢?」

輝「うん…何だか凄い怖い夢…

  黒い何かに追われて、命を狙われるんだ…

  キミが来る前はこの病室は一人だったから、恥

  ずかしながら佐藤さんを呼んでたんだ」

時「へぇー」

輝「…って!僕の事だけじゃなくて、キミの事も教

  えてよ!」

時「えっ?僕の事?」

輝「そうだよ!佐藤さんも言ってたよ!

  "時雨くん(キミ)が中々心を開いてくれなくて困

  ってる"って!」

時「別に僕の事は…」

輝「言わなきゃ…こうだ!」

時「うわっ!?」


 輝元くんが押し倒して、脇やお腹をくすぐってくる…

くすぐったくて、笑って涙が出る…


時「うぐっ!wwははっ!やめっ!!www

  wwやめwwてっ!あはっ!ww!」

輝「ほらほらココが良いんだろ?

  ココを責めてやるよ!」

時「わぁー!!!」

「…二人とも?」

時・輝「!?」


 僕達がやり合っていたら、佐藤さんが入ってきていた…

今のやり取りを見られていたと思うと、僕と輝元くんは恥ずかしくなり、二人で仲良く座る…


佐「…うふふっ!

  二人ともいつからそんな仲良くなったの?」

時「あっ…いや…」

輝「えと…その…」

佐「うふふ♡

  二人が仲良くなって良かったー♡

  あっ、テルくん、検診の時間だよ」


 佐藤さんに呼ばれて輝元くんは自分のベッドに戻って行く。

…何だかあんなに笑ったのは久しぶりだな。

青威くんともあんな感じでくすぐりあってたな…


時「ふふっ……ん?」


 昔の事を思い出していたら、折り鶴が一匹落ちている事に気がついた。

輝元くんの近くにある千羽鶴から落ちた物だろうと思った僕は拾って輝元くんに渡そうとするが、輝元くんは佐藤さんと一緒に検診に行ってしまって、もう姿は無かった…


時「やれやれ…椅子に置いといてあげるか…」

「…あの」

時「!?」


 僕が立ち上がった瞬間、ドアの方から声が聞こえた…

確認してみると、僕と同い年ぐらいの眼鏡をかけた男の子が立っていた…


「あっ!おっ…驚かせてすみません…」

時「あっ…あぁ…いや…」

「あっ…あの、輝元くんって居ますか?」

時「輝元くん?

  彼なら、検診に行ったよ?」

「…そうですか、教えてくれてありがとうございま

 す」


 (分からないけど)輝元くんのお見舞いに来た男の子は頭を下げて、帰って行った。

輝元くんの検診はそんな時間が掛からないと思うから、座って待ってれば良いのに…


時「…ってそうだ、折り鶴

  ………ん?」


 折り鶴を置きに行こうとしたら、何か赤い線(・・・)が見えたので、僕は気になって折り鶴を開いてみる事にした。


時「…………

  なっ………何だよ………コレ………」


(以下、折り鶴に書かれていた文)


輝元死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね輝元死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね輝元死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね輝元が死んでくれたら良いのに死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね輝元死ね死ね生き返るな死ね消えろ消えろ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねまた事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ事故れ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね輝元死ね死ね死ね死ね死ね呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪咒呪消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺


               To be continued

Ep.6を閲覧して頂き、誠にありがとうございます!(´▽`)

時雨と晴雨で何やら色々起こっていますが…どうなる事やら(* ᐕ)?

一応物語は進んで(いると思い)ますので、気長にお待ちくださいましm(_ _)m


では(o・・o)/

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