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其ノ二
おかっぱ少女は売り場を超えて居住空間へ進みます。
無許可です。勝手知ったるという感じで、この家の住人の様に冷蔵庫を開けて、お茶をくんで飲んで、シンクにコップを置く。
急な角度の階段の手すりを使って2階部分へ上がって、この店の店主が未だ眠る部屋に入っていきます。
ここでも、壁をすり抜けて音もなく店主の枕元へ。
「おねーちゃ、朝。起きよ〜」
「う〜ん」
「おねーちゃ、小夜おねーちゃ、起きて」
「小枝ちゃん……」
「おねーちゃ!」
おかっぱ少女は売り場を超えて居住空間へ進みます。
無許可です。勝手知ったるという感じで、この家の住人の様に冷蔵庫を開けて、お茶をくんで飲んで、シンクにコップを置く。
急な角度の階段の手すりを使って2階部分へ上がって、この店の店主が未だ眠る部屋に入っていきます。
ここでも、壁をすり抜けて音もなく店主の枕元へ。
「おねーちゃ、朝。起きよ〜」
「う〜ん」
「おねーちゃ、小夜おねーちゃ、起きて」
「小枝ちゃん……」
「おねーちゃ!」
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