表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/14

思考と推測と5月病の怠惰

 指輪が欲しいのです。


 私もオトシゴロですからね。おしゃれしたいんです。自分でもどうかと思いますよ。

 服は面倒だな。ネイル難しそうだな。髪の毛? 知りませんよ。寝ぐせ無いからセーフです。云々。

 その末の、指輪いいなー。


 なんだこのガキ……って感じですよね、本当。




 幸い、人間の造形をしているので指輪を使用できます。

 指輪は、精神的支柱になり得たりテンション上げられたりするものだと認識してます。

 実用性を求めたいところですが、指輪に求めるものなのか。求められるのか。


 そもそも、実用的な指輪と言われても何も想像できないのです。

 誰か想像できる方いらっしゃいませんか?


 と、検索。


 ヒット無し。


 はい。

 そういうのは創作の世界でいいなーってするんですよね。現実世界で不思議な指輪は存在し得ないのです。


 ……今は。




 そう。科学さんがもっと進歩してくだされば話は別ですけど。


 がんばれ、科学者さん!


 Newton毎月購読して応援してます!


 わぁ、完璧な推測と人任せです。


 これぞ、天才の思考!





 推測と天才といえば。



 名探偵はかっこいいと思います。

 でも、なりたいとは決して思いません。


 考えることは好きですよ。趣味ですし、良い暇つぶしです。


 しかし、人の生死、ひいては自分の命がかけられたなら、わたしは全力で逃げ出します。


 生に執着している自覚はありませんが、好きこのんで自分の命かけられるほど覚悟を持った人間では無いんです。


 あの人たち、かっこいいと思われる代わりにかなりイカれたヤバい奴らでもありますからね。


 遠くで見てる分には構いませんが、近くにはちょっと居たくないです。


 ということで、ここで問題発生なのです。


 わたしからすると人間=名探偵が成立してしまいます。この定理、どうにかして壊せないでしょうか。



 さあ。

 壊して見せましょう、栗花落の名にかけて。

 かけられるほどの名前ではありませんが。


 どうしましょう。

 従兄のほうが適してますからお借りしましょうか。

 今度、許可を取っておきましょう。

 本日かける名前は、栗花落です。




 お待ちください。

 たった今しがた思ったのですが……


 推理、推論、推測


 推って、似たような言葉にばかり使われすぎてはいらっしゃいませんか?

 そう言う意味をもつ漢字だからですか? そうなのですか?

 日本語弱者なのであまり熟語が思いつかないのが原因でしょうか。

 こちらも近いうちに調べておきましょう。

 忘れないうちに。

 忘れないうちに。




 さて。


 人間=名探偵


 こちらが成立するのは、他でもありません。

 わたしが


 人間 =様々な分野でかっこいいと思われる代わりにかなりイカれたヤバい奴ら

 名探偵=かっこいいと思われる代わりにかなりイカれたヤバい奴ら

 以上より、人間=名探偵

 Q.E.D.


 と。このように認識しているためですね。

 そう、ひとえに。

 わたしの偏見らしいですね。

 整理してみるとなんだこれってなりますね。

 わたしでもなるのですから、きっとこの定理は壊せます。


 良い兆候ですね!!




 まあ、偏見が数分で解消されるとは思っておりません。

 ローマは一日にして成らずですからね。




 いつか、この定理が瓦解する論理に出会うことを楽しみにしていましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ